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新ビジネスモデルを導入した経緯や狙いについては,10月30日の取材記事で紹介しているとおり。本稿では,新ビジネスモデルの鍵を握る要素,新課金モデル「ゲージ」について,現在分かる範囲で解説していこう。
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すでにお伝えしたように,11月20日からの「AION」「リネージュ2」におけるプレイ料金は,「30日プレイ相当で2000円」「90日プレイ相当で6000円」となっている。これらは厳密にいうと,「30ゲージ分のゲージカートリッジ」「90ゲージ分のゲージカートリッジ」をそれぞれ購入する,という意味合いになっている。
“ゲージカートリッジ”については,とりあえず,“プレイ可能な残り日数”を示すものだと理解しておくのがよいだろう。
カートリッジは,最初は空の状態で,1日につき1ゲージずつ,自動的に貯まっていく。そして購入したゲージが一杯になると,プレイは終了。再びプレイするには,新たなゲージカートリッジを購入する必要がある。表現は独特だが,ここまでの概念そのものは“月額課金”のビジネスモデルとさほど変わらないものだ。
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新課金モデル「ゲージ」の大きな特徴は,ゲージカートリッジ内のゲージが15単位(15,30,45,60,75,90)貯まった段階で,さまざまなゲーム内特典がもらえること。例えるならば「“スタンプ”が貯まるとご褒美がもらえる」ようなものである。
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そしてもう一つの大きな特徴だが,いわゆる課金アイテムに相当する“ゲージアイテム”が,新モデルでは気軽に入手可能である。ただしその代わり,入手するアイテムのグレードに応じて,いくつかのゲージを消費することになる。アイテムのグレードによって,1ゲージ分,3ゲージ分,5ゲージ分”などの違いがあるそうだ。
もし,ゲージアイテムを一切入手しなければ,2000円で30日間まるまるプレイできる。しかし,ゲージアイテムを入手するならば,アイテムのグレードに応じてプレイ可能な日数が減っていく。極端な例だが,30日分の課金を行なった直後に30ゲージ分のアイテムを入手した場合,プレイ期間はそこでで終了となるわけだ。
今回の発表会では,ゲージが貯まった際の特典アイテムや,ゲージアイテムの具体的なラインナップ(及びレート)が示されず,どれくらいの価値があるのかがはっきりしなかった。新課金モデル「ゲージ」の鍵を握るであろうこのバランスは,11月20日の実装直前まで,社内でじっくりと検討するとのこと。
また新課金モデル「ゲージ」の導入後も,ユーザーの動向を見ながら,ゲージアイテム/特典アイテムのラインナップを適宜変更していく予定だという。
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現時点で発表済みの情報では,ゲージアイテムの具体的な価値(および入手レート)が適切なのかは判断できない。とはいえ,ゲージアイテムを一切入手しなければ,従来よりもお得感のある2000円というプレイ料金で,30日間まるまる遊べる。加えて特典アイテムも定期的にもらえるわけで,プレイヤー視点で考えれば,どう転んでも悪い話にはならないだろう(ゲージアイテムの乱発が,ゲームバランスに悪影響を及ぼさないのであれば)。
また,特典アイテムがずば抜けて魅力的で,ゲージを早く貯めたいがために,ゲージアイテムをたくさん入手したくなる……という展開も,ないとは言い切れないだろう。このあたりは,新課金モデル「ゲージ」が,実際どのように運用され,プレイヤーに受け入れられるのかを,慎重に見守っていく必要がありそうだ。
考え方自体はシンプルだが,言葉にすると妙に分かりにくいかもしれない新課金モデル「ゲージ」。既存プレイヤーも,これに関してはいくつもの疑問を抱いていることだろう。エヌ・シー・ジャパンが「こちら」で公開しているFAQには,特典アイテムの配布方法や,まだ残っている無料期間の扱い,そして人によっては大分貯まっているであろう“予約決済”の扱いなどについて説明されているので,事前にしっかりと確認しておいてほしい。
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