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Ryzen 7000の統合GPUに対応した「AMD Software Adrenalin 22.9.2」が登場
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印刷2022/09/28 16:14

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Ryzen 7000の統合GPUに対応した「AMD Software Adrenalin 22.9.2」が登場

画像集 No.001のサムネイル画像 / Ryzen 7000の統合GPUに対応した「AMD Software Adrenalin 22.9.2」が登場
 北米時間2022年9月27日,AMDは,Radeon GPUおよびAPU向けのドライバソフト「AMD Software Adrenalin Edition 22.9.2(以下,Adrenalin 22.9.2)をリリースした。
 本バージョンはWHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)未通過の「Optional」(随意選択)版で,日本では9月30日から店頭に並ぶZen 4世代の新型デスクトップPC向けプロセッサ「Ryzen 7000」シリーズに対応したドライバだ。

 従来のRyzen Desktopシリーズとは異なり,Ryzen 7000シリーズは,RDNA 2世代のGPU機能をI/Oダイに統合しており,単体GPUを使うことなく映像出力を行える。ただ,Ryzen 7000の解説記事にあるとおり,ゲームに使えるような性能のGPUではないが,Windowsデスクトップを利用する程度なら対応できるだろう。
 Ryzen 7000シリーズで自作したPCを,とりあえず起動させてみようというときには,Adrenalin 22.9.2をインストールすることでRyzen 7000シリーズの統合GPUが利用できるわけである。

 そのほか,Adrenalin 22.9.2では,27日に正式リリースされたサバイバルアドベンチャー「Grounded」への対応が記されている。とくに性能向上を謳ってはいないので,AMDが動作を確認したという認識でいいだろう。

 そのほかは前バージョンと大差ないようだが,AMDはゲーマーに対してOptional版ドライバの導入を推奨しているので,対象のGPUやAPUを使っているのであれば導入してみるといいだろう。

→AMDのドライバダウンロードページ
https://www.amd.com/ja/support
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
https://www.4gamer.net/games/999/G999902/FC20110422001/

 英文のリリースノートから,新機能を含めたポイントをまとめておこう。

### 以下,英文リリースノートまとめ ###

●Adrenalin 22.9.2の対応GPU
  • Radeon RX 6000シリーズ
  • Radeon RX 5000シリーズ
  • Radeon VII
  • Radeon RX Vegaシリーズ
  • Radeon RX 600・500・400シリーズ
  • Radeon Pro Duo
  • Radeon RX 6000Mシリーズ
  • Radeon RX 5000Mシリーズ
  • Radeon 600シリーズ(OEM向け)

●Adrenalin 22.9.2の対応APU
  • Ryzen 7000シリーズ(※厳密にはAPUではない)
  • Ryzen 6000シリーズ
  • Ryzen 5000Gシリーズ,Ryzen PRO 5000シリーズ
  • Ryzen 4000Gシリーズ,Ryzen PRO 4000シリーズ
  • Ryzen 3000シリーズ,Ryzen PRO 3000シリーズ
  • Ryzen 2000シリーズ,Ryzen PRO 2000シリーズ
  • Athlon PRO 200GEシリーズ
  • Ryzen Mobile Processors with Radeon Vega Graphics
  • Athlon Mobile Processors with Radeon Vega Graphics
  • Ryzen PRO Mobile Processors with Radeon Vega Graphics
  • Athlon PRO Mobile Processors with Radeon Vega Graphics
  • Radeon 600シリーズ(Ryzen 6000 APU)

●Adrenalin 22.9.2が統合するコンポーネント(※比較対象はAdrenalin 22.9.1)
  • Display Driver Version:22.20.19.15-220922a1-383925E-AMD-Software-Adrenalin-Edition(←22.20.19.11-220915a-383673E-AMD-Software-Adrenalin-Edition)
  • Radeon Settings:2022.0819.1259.1936
  • 2D Driver:8.1.1.1634
  • Direct3D:9.14.10.01523
  • OpenGL:22.08.1462311
  • OpenCL:31.0.12019.15004(←31.0.12019.11001)
  • AMD Windows Driver:31.0.12019.15004(←31.0.12019.11001)
  • Audio Driver:10.0.1.24
  • Vulkan Driver:2.0.233
  • Vulkan API:1.3.217

●Adrenalin 22.9.2おける最適化
  • 記載なし

●Adrenalin 22.9.2における新要素
  • Ryzen 7000シリーズの統合GPUに対応
  • Groundedに対応

●Adrenalin 22.9.2で解決した問題
  • 記載なし

●Adrenalin 22.9.2における既知の問題
  • 「仁王2」などのゲームでHDR設定を変更すると,「Radeon Super Resolution」(RSR)が起動しないことがある
  • Radeon RX 6800 XTなど一部のAMDグラフィックス製品で,Meta Quest 2使用時に「Oculus dashboard」のメニューやコントローラが跳ねたり,ぐらついて見えたりすることがある
  • Radeon(※RX?)570などのAMD製グラフィックス製品で,ゲーム終了後に「Performance Metric Overlay」のGPU使用率が100%に固定されてしまうことがある
  • ビデオ編集ソフト「VEGAS Pro」でタイムラインをプレビューすると,一部の色が反転して表示されることがある
  • Radeon RX 6700 XTなど一部のAMD製グラフィックス製品で,ゲームと動画再生のウインドウを切り替えると,一時的にディスプレイの表示が破綻することがある
  • Radeon RX 6000シリーズにおいて,Radeon Settingsのグローバル設定で垂直同期を「常にオフ」に設定すると,動画再生時にシステムの遅延(スタッタリング)やドライバのタイムアウトが生じることがある
  • Radeon RX 6000シリーズにおいて,ハードウェアアクセラレーションを使用してブラウザで動画を再生すると,フレーム落ちが発生することがある

  • 関連タイトル:

    AMD Software

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