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「Radeon Software Adrenalin 2020 Edition 20.1.4」が登場。「Warcraft III: Reforged」への最適化版
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印刷2020/01/28 19:43

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「Radeon Software Adrenalin 2020 Edition 20.1.4」が登場。「Warcraft III: Reforged」への最適化版

 北米時間2020年1月27日,AMDは,「Radeon Software Adrenalin 2020 Edition 20.1.4」(以下,Adrenalin 2020 20.1.4)をリリースした。

 2020年1月4本めとなる本バージョンは,いつもどおり,WHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)未通過の「Optional」(随意選択)版だ。
 大きな特徴は,名作RTS「Warcraft III」のリメイク版となる「Warcraft III: Reforged」への最適化にある。AMDによると,Radeon RX 5700 XTを搭載した環境で,Warcraft III: Reforgedを高画質よりに設定した場合,ひとつ前のバージョンである「Radeon Software Adrenalin 2020 Edition 20.1.3」(以下,Adrenalin 2020 20.1.3)に比べて,最大11%の性能向上が得られるとのことである。

 Adrenalin 2020 20.1.4ではそのほかにも,Epic Gamesが1月28日に発売したアドベンチャーゲーム「Journey to the Savage Planet」への対応も行われている。ただ,こちらは性能向上が謳われていないので,動作に問題がないことを確認したという理解でいいと思う。

 いつものように不具合の修正も行われているが,少し気になるのは新たな不具合として「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」が正常に動作しないという報告が上がっている点だ。
 筆者は2つ前のバージョンになるRadeon Software Adrenalin 2020 Edition 20.1.2で同ベンチマークのテストを行って問題がないことを確認しているので,おそらく本バージョンか,Adrenalin 2020 20.1.3で生じた問題ではないかと思う。幸いなことに「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ」本体での不具合は報告されていないが,このベンチマークは4Gamerでもよく利用しているので早急に修正されることを願いたい。

 なお,Microsoftのサポートが終了した64bit版Windows 7だが,Adrenalin 2020 20.1.4でもドライバパッケージの提供は続いており,不具合の修正も行われていた。いつまでWindows 7のサポートが続くのかは不明だが,Windows 7を使っているゲーマーは,早急に移行を検討したほうがいいのは間違いないだろう。

 AMDは,ゲーマーに対してOptional版ドライバの導入を推奨しているため,対象のGPUやAPUを使っているのであればAdrenalin 2020 20.1.4を導入してみるといい。ただ,毎度のことながら,ドライバソフトの導入は自己責任となるので,その点はご注意いただきたい。

→AMDのドライバダウンロードページ
https://www.amd.com/ja/support
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
https://www.4gamer.net/games/999/G999902/FC20110422001/

 いつもどおり,英文のリリースノートから,新機能を含めたポイントをまとめておこう。

#### 以下,英文リリースノートまとめ ###

●Adrenalin 2020 20.1.4の対応GPU
  • Radeon RX 5000シリーズ
  • Radeon VII
  • Radeon RX Vegaシリーズ
  • Radeon RX 600・500・400シリーズ
  • Radeon Pro Duo
  • Radeon R9 Furyシリーズ
  • Radeon R9 300・200シリーズ
  • Radeon R7 300・200シリーズ
  • Radeon R5 300・200シリーズ
  • Radeon HD 8500以上のRadeon HD 8000シリーズ
  • Radeon HD 7700以上のRadeon HD 7000シリーズ
  • Radeon RX 5000Mシリーズ
  • Radeon R9 M300・M200シリーズ
  • Radeon R7 M400・M300・M200シリーズ
  • Radeon R5 M300・M200シリーズ
  • Radeon HD 8500M以上のRadeon HD 8000Mシリーズ
  • Radeon HD 7700M以上のRadeon HD 7000Mシリーズ

●Adrenalin 2020 20.1.4の対応APU
  • Ryzen 3000Gシリーズ
  • Ryzen 2000Gシリーズ,Athlon 200GEシリーズ
  • Ryzen PRO 2000Gシリーズ,Athlon PRO 200GEシリーズ
  • A-Series APUs with Radeon Graphics
  • Pro A-Series APUs with Radeon Graphics
  • Ryzen Mobile Processors with Radeon Vega Graphics,Athlon Mobile Processors with Radeon Vega Graphics
  • Ryzen PRO Mobile Processors with Radeon Vega Graphics,Athlon PRO Mobile Processors with Radeon Vega Graphics
  • ノートPC向けFX-Series APUs with Radeon Graphics,A-Series APUs with Radeon Graphics
  • ノートPC向けA-Series PRO APUs with Radeon Graphics
  • Sempron Series APUs with Radeon R3 Graphics
  • E2-3000シリーズ以降のE-Series APUs with Radeon R2 Graphics
  • A4-5000番台のAMD A4-Series APU for Desktop
  • A4-5000番台のAMD A4-Series APU for Laptop
  • E2-3000シリーズ以降のE-Series APUs with Radeon R2 Graphics

●Adrenalin 2020 20.1.4が統合するコンポーネント(※比較対象はAdrenalin 2020 20.1.3)
  • Display Driver Package:19.50.17.01-200124a-351282E-RadeonSoftwareAdrenalin2020(←19.50.15.01-200117a1-351045E-RadeonSoftwareAdrenalin2020)
  • Radeon Settings:2020.0124.1427.26031(←2020.0117.1506.27190)
  • 2D Driver:8.1.1.1634
  • Direct3D:9.14.10.01432
  • OpenGL:26.20.11000.13587(←26.20.11000.13586)
  • OpenCL:記載なし
  • Mantle:記載なし
  • Mantle API:記載なし
  • Audio Driver:10.0.1.12
  • Vulkan Driver:2.0.127
  • Vulkan API:1.2.131

●Adrenalin 2020 20.1.4における最適化
  • 「Warcraft III: Reforged」への最適化

●Adrenalin 2020 20.1.4における新要素
  • 「Journey to the Savage Planet」に対応

●Adrenalin 2020 20.1.4で解決した問題
  • 「Red Dead Redemption 2」でVulkan APIを利用すると,地形の一部に正方形やブロック状のテクスチャが表示されることのあった問題
  • 「Image Sharpening」を有効にしてタスク切換えを行うと,一部のVulkan対応ゲームタイトルがクラッシュすることのあった問題
  • 一部の言語で,トーストメッセージ(短いダイアログメッセージなどのこと)で文字を表示しきれないことのあった問題
  • Radeon Softwareを開いた状態では,「Radeon ReLive」におけるデスクトップ録画の切り替えに失敗することがあった問題
  • 「Grand Theft Auto V」を実行中にRadeon Software Overlayを開き,タスクを切り替えると,システムがハングアップしたり画面が黒くなることのあった問題
  • Radeon ReLiveで録画したビデオクリップの終了近くで,音声が断続的に途切れることのあった問題
  • 一部のWindows 7搭載PCで,「Integer Scaling」(整数スケーリング)の設定が表示されないか,利用できないことのあった問題

●Adrenalin 2020 20.1.4における既知の問題
  • Radeon RX 5000シリーズで,一部のディスプレイをオーディオとともに利用しているとき,モードの切替(※おそらく解像度の変更と思われるが,詳細は未公開)を実行すると,ディスプレイ表示が失われることがある
  • 「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」(Final Fantasy XIV:Shadowbringers Benchmark)を実行するとシステムがクラッシュしたりハングアップすることがある
  • 解像度がディスプレイ本来の解像度より低く設定されている状態でInteger Scalingを有効にすると,一部のビデオコンテンツの表示にちらつきが生じることがある
  • WindowsでHDRが有効になっていると,複数のゲームのグラフィックスが極端に暗くなったり極端に明るくなることがある
  • 「Radeon Anti-Lag」のビープ音が有効,無効に関わらず,ホットキーに設定したキーを順に押すと鳴ってしまうことがある。
  • Radeon Software Overlayのホットキー通知が,Webブラウザで動画再生中や一部の動画再生アプリケーション起動中に表示されることがある
  • Radeon Softwareを開いたときに,ウインドウサイズに一貫性がなかったり,前回開いたときのウインドウサイズにならないことがある
  • Radeon RX 5700シリーズの一部で,ゲーム中やデスクトップ表示中に断続的に画面が黒くなることがある。バックグラウンドで実行しているWebブラウザやチャットアプリ「Discord」のハードウェアアクセラレーションを無効にすることで,この問題を一時的に回避できる
  • 関連タイトル:

    Radeon Software

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