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AMD,Radeon SoftwareからAPUサポートを分離。APU用ドライバは年2回の更新に
これはAMDでドライバソフトウェアの開発に長年携わるTerry Makedon氏がTwitter上で明らかにしたものだ。それによると,APU用ドライバは年2回の更新になるとのこと。普通に考えれば「APU用ドライバ」はチップセットドライバも含むはずなので,Radeon Softwareはそういった「Radeon GPUと直接は関係のない要素」を切り離すことで,純然たるグラフィックスドライバとしての立ち位置を明確にするものと思われる。
@GFXChipTweeter client team decided to not include the APUs in our catalyst updates. They get updates 2 times a year
— Terry Makedon (@CatalystMaker) 2016年7月20日
現在のところ,APU用ドライバの名称や,今度どのような形でリリースになるのかといった詳細は明らかになっていないが,いずれMakedon氏らAMD関係者の口から発表になるだろう。
大勢には影響がないと思われるが,今後,それほど遠くないどこかのタイミングで,Radeon SoftwareをAPUの統合型GPU用としては導入できなくなるはずなので,APUユーザーはその点に注意が必要かもしれない。
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