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ノートPC向けドライバはRelease 190を飛ばして195へ。「Notebook Driver 195.39 Beta」が公開される
というわけで,さっそく入手したい人というは,下に示したリンクからどうぞ。対応GPUと注意事項は,その下にそれぞれ箇条書きでまとめたとおりになる。
→Windows XP用Notebook Driver 195.39 Beta(116MB)
→32bit版Windows Vista/7用Notebook Driver 195.39 Beta(115MB)
→64bit版Windows Vista/7用Notebook Driver 195.39 Beta(143MB)
●Notebook Driver 195.39 Betaの対応GPU
- GeForce 8M/9M/100M/200MシリーズのノートPC向け製品
- DirectX 10以上をサポートしたQuadro NVSシリーズのノートPC向け製品
- DirectX 10以上をサポートしたQuadro FXシリーズのノートPC向け製品
●Notebook Driver 195.39 Betaに関する注意事項
- Intel製チップセットを搭載し,HybridPowerに対応したノートPC,Acer「Aspire 7530」,BenQ「Joybook S42」,Fujitsu Siemens「Amilo Xi 3650」,MSI「EX630」,Toshiba America「Qosmio X305-Q706」「Qosmio X305-Q708」には非対応
- ソニー「VAIO」シリーズのノートPCは非対応
- 富士通製ノートPCは非対応(※富士通シーメンス製品には対応)
- Lenovo「ThinkPad」シリーズのノートPCは非対応
- 本バージョンのリリース日以降に発表されたすべてのノートPCは非対応
- ドライバのアップデート前には,システムのバックアップを取ることを推奨
- Dell製ノートPC「Inspiron 420」「XPS M1330」「XPS 1530」「Latitude D630/D630c」のユーザーには,ドライバアップデートに先立って,NVIDIAから提供される「Recommended Software Update」の適用を強く推奨
ずいぶんざっくりしたドライバ名だと思ったかもしれない。「あれ,そんな名前だったっけ?」と疑問を感じた人もいるだろうが,どうやら,先の公式最新版「GeForce Driver Release 186.81 for Notebooks」の公開後,NVIDIAのドライバダウンロードページリニューアルに伴って,この呼び名に変わったようだ。
「GeForce Driver」なのに,ワークステーション向けGPUであるQuadroシリーズもサポートするのはおかしい,ということなのかもしれないが,もうちょっとなんとかならなかったのかとも思う。
それはさておき,一般PCユーザー向けのノートPC用ドライバとして,Release 190世代――正確にはRelease 190,191世代――を飛ばして,Release 186.81から大きなジャンプとなった今回のトピックは下記のとおり。リリースナンバーが同じこともあって,基本的には,「GeForce Driver 195.39 Beta」と同じなのだが,Release 190世代の特徴も,ノートPC版では今回が初めての実装となるため,11月2日の記事と比べると,項目数は多くなっている。
●GeForce Driver 195.39 Betaの主な新要素
- Windows 7用DirectComputeの新規サポート
- GeForce 8M以降におけるOpenCL 1.0の新規サポート
- GeForce 8M以降におけるOpenGL 3.2のサポート
- CUDA Toolkit 3.0のサポートとCUDAパフォーマンスの引き上げ
- 「PhysX System Software 9.09.0814」を統合
- 多数のNVIDIA SLI(以下,SLI)プロファイル追加(※デスクトップPC向けリリースに準ずるものと思われる)
- NVIDIAコントロールパネルのUIアップデート。また,PhysXの動作状況を示す「PhysX Indicator」をNVIDIAコントロールパネルの「3D Settings」プルダウンメニューに追加
- クローンモードによるデュアルディスプレイ構成時のハードウェアオーバーレイサポート追加(※従来は,ハードウェアオーバーレイが1ディスプレイしかサポートされていなかったとのこと)
また,デスクトップPC向けリリースと同じく,200以上のバグが潰されたと謳われているのも,Notebook Driver 195.39 Betaの特徴だ。200というのは,デスクトップPC向けドライバとノートPC向けドライバのバグフィックス数を足した数ではないかと思われるが,いずれにせよ,英文リリースノートの内容を下記のとおり和訳してみたので,興味のある人はチェックしてみてほしい。
●Notebook Driver 195.39 Betaで解決した問題(Windows XP)
- CRTディスプレイにのみ出力している状態から,CRTディスプレイをプライマリとしたクローンモードに切り替えると,ディスプレイ解像度が640×480ドットに切り替わってしまう問題
●Notebook Driver 195.39 Betaで解決した問題(32bit版Windows Vista)
- Quadro FX 3700M搭載環境で,ノートPCを閉じ,外部ディスプレイにのみ出力する,いわゆる“Lid-Closed”モードで,スリープから復帰させると,キーボードやマウスの反応が極めて鈍くなる問題
- Quadro FX 2700M搭載環境で,NVIDIAコントロールパネルの「Setup multiple displays」ページに,追加のディスプレイが(接続されていないにもかかわらず)表示される問題
- GeForce 9400M G搭載環境で,NVIDIAコントロールパネルから(2台の)ディスプレイを切り替え,その後,ホットキーを利用したディスプレイ切り替えを行うと,その初回,失敗する問題
- GeForce 9400M G搭載環境で,デュアルディスプレイをクローンモードで利用しているとき,ディスプレイごとに別の「Adjust Video Color Setting」が用意される問題
- GeForce 8700M GT搭載環境で,外部ディスプレイのホットプラグ/ホットアンプラグが正常に認識されず,NVIDIAコントロールパネルやデバイスマネージャの更新処理が必要になる問題
- GeForce 9500Mを搭載し,Hybrid SLIをサポートしたDell製ノートPC「Studio XPS 13」で,グラフィックスドライバを上書きインストールすると,片方のグラフィックス機能しか認識されず,Hybrid SLIも利用できない問題(※「片方のグラフィックス機能」が,チップセット側か単体GPU側かは明らかになっていない。原文は「[Hybrid SLI], Dell Studio XPS 13 (GeForce 9500M): After overinstalling the driver, only one adapter is listed in Device Manager and Hybrid SLI functionality is not available.」)
- GeForce 8800 GTXのSLI環境で,外部ディスプレイをホットプラグ/ホットアンプラグしても,「Set SLI Configuration」ページの表示内容がアップデートされない問題
●Notebook Driver 195.39 Betaで解決した問題(64bit版Windows Vista)
- GeForce 9400M G搭載環境で,NVIDIAコントロールパネルから(2台の)ディスプレイを切り替え,その後,ホットキーを利用したディスプレイ切り替えを行うと,その初回,失敗する問題
- GeForce 9500Mを搭載し,Hybrid SLIをサポートしたDell製ノートPC「Studio XPS 13」で,グラフィックスドライバを上書きインストールすると,片方のグラフィックス機能しか認識されず,Hybrid SLIも利用できない問題(※「片方のグラフィックス機能」が,チップセット側か単体GPU側かは明らかになっていない。原文は「[Hybrid SLI], Dell Studio XPS 13 (GeForce 9500M): After overinstalling the driver, only one adapter is listed in Device Manager and Hybrid SLI functionality is not available.」)
●Notebook Driver 195.39 Betaで解決した問題(32bit版Windows 7)
- GeForce 9400M G搭載環境で,NVIDIAコントロールパネルから(2台の)ディスプレイを切り替え,その後,ホットキーを利用したディスプレイ切り替えを行うと,その初回,失敗する問題
- GeForce 9500Mを搭載し,Hybrid SLIをサポートしたDell製ノートPC「Studio XPS 13」で,グラフィックスドライバを上書きインストールすると,片方のグラフィックス機能しか認識されず,Hybrid SLIも利用できない問題(※「片方のグラフィックス機能」が,チップセット側か単体GPU側かは明らかになっていない。原文は「[Hybrid SLI], Dell Studio XPS 13 (GeForce 9500M): After overinstalling the driver, only one adapter is listed in Device Manager and Hybrid SLI functionality is not available.」)
●Notebook Driver 195.39 Betaで解決した問題(64bit版Windows 7)
- GeForce 9500Mを搭載し,Hybrid SLIをサポートしたDell製ノートPC「Studio XPS 13」で,グラフィックスドライバを上書きインストールすると,片方のグラフィックス機能しか認識されず,Hybrid SLIも利用できない問題(※「片方のグラフィックス機能」が,チップセット側か単体GPU側かは明らかになっていない。原文は「[Hybrid SLI], Dell Studio XPS 13 (GeForce 9500M): After overinstalling the driver, only one adapter is listed in Device Manager and Hybrid SLI functionality is not available.」)
しばらくの間,機能面でデスクトップPC向けドライバに遅れを取っていたノートPC向けドライバが,2009年5月以来,約半年ぶりに追いついた――195.39 Betaの価値は,一にも二にもそこにあると述べていいだろう。
導入に先立って,PCのバックアップを取るよう勧められているなど,デスクトップPC向けドライバと比べると導入のハードルは高いノートPC向けドライバだけに,対応環境を持つすべての人に勧めることはできない。この点はくれぐれも注意してほしいが,ノートPCにおける機能面の拡充や,ゲームとの互換性向上を図りたいというのであれば,自己責任で試してみるだけの価値はありそうだ。
- 関連タイトル:
GeForce Driver
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