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印刷2004/12/20 16:46

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発売目前「スター・ウォーズ ギャラクシーズ」体験会レポート

 「スター・ウォーズ ギャラクシーズ 完全日本語版」(以下,SWG)は,12月23日の正式サービス開始が目前に迫ったMMORPGだ。12月11日(土)に行われたプレス向け発表会に引き続き,12月19日(日)にも六本木のエレクトロニック・アーツ(以下,EA)本社でイベントが開催された。その模様をお伝えする。

 会場へと到着した参加者を待ち受けていたのは,11日のイベント同様,ストームトルーパー達によるセキュリティチェックであった。EAのオフィスへ入ろうとすると,前に立ちふさがって通してくれない。これは,現在帝国の厳戒態勢下にあるというゲーム内の設定を生かした演出である。SWGでは町中を歩いているとトルーパーに尋問されることがあり,危険な武器やスパイスなど禁制品の所持がバレるとマズいことになるのだ。
 このような演出があることは事前に予測していたが,実際に本物(?)のトルーパーに迫られると結構ビックリした半面,妙に嬉しかったりもした。安全が確認され次第,参加者は会場へと通されていたが,なかにはフォースを使いトルーパーの心を操って入場した人もいたかもしれない。ロビーにはやはりトルーパーやマンダロリアン・アーマーを着込んだボバ・フェット,3POドロイドなどが闊歩しており,スター・ウォーズらしい雰囲気を盛り上げるのに一役買っていた。

 受け付けを済ませ,マスター・ヨーダの頭部の付いたPEZ(首を倒すとキャンディが出てくるお菓子)を受け取り,会場へと進む。今回は参加者に実際にゲームをプレイしてもらう"体験会"となっているようで,室内にはデスクトップPCがずらりと8台並んでおり,そのすべてでSWGが立ち上がっていた。こっそりPCのスペックを確認したところ,CPUはPentium4/3.4GHz,メモリは1GB,ビデオカードはNVIDIA社のGeForce 6600GTを搭載したVRAM128MBのものであった。これならば,ストレスとは無縁のプレイを楽しめそうだ。

ご覧の通り,EAオフィス内はスター・ウォーズ一色に。体験会場の壁(右の写真参照)には,タトゥイーンの背景まで描かれていた


田中"教官"。「勝手に射撃するな」「誰だ座っているやつは」などと横柄な口調で教官ぶり(?)をアピールしていた。ところでEAの平岡氏が,教官にツッコミを入れると反逆罪になると話していたが,その平岡氏自身が「私に敬語を使わないでください」とツッコミを入れる場面も
 参加者が揃ったところで,体験会が始まった。まずはEAスタッフによるゲーム紹介。その内容は先日行われたものとほぼ同じなので,割愛する。
 SWGはルーク・スカイウォーカー達が(第一)デス・スターを破壊した直後の時期をゲームの舞台として設定している。当然この時期,帝国軍は反乱同盟軍の駆逐に注力しており,プレイヤーは志願兵としてゲームに参加できる。今回のイベントでも参加者は帝国の徴兵に応じた新兵として設定されており,実際にマシンを使って適正のテストを行う,という趣向になっていた。そのためマシンの中のプレイヤーキャラクターはすべてトルーパーの白いアーマーを装着していた。

 新兵達が席に着き,田中"教官"が室内に招き入れられたところで訓練は始まった。参加者達は3組に分けられ,それぞれ別の教程をこなす。
 1組めの内容は,宇宙戦闘機の操縦適正審査。タトゥイーンのスターポートに集められた新兵達は,教官の指示に従って各自TIEインターセプターに搭乗。宇宙空間に出た後にハイパードライブを使ってコレリアン・システムにジャンプ。そこで待ち受けていた反乱同盟側のファイターと交戦し,再びタトゥイーン付近へと帰還するという内容だった。
 2組めはタトゥイーンの都市ベスチンにおける地上哨戒任務。2か所のウェイポイントを回りスタート地点に戻るというシンプルな内容だったが,なぜか迷子が続出。「思ったより時間がかかって私も驚いた」という教官の最後のコメントが会場の笑いを誘っていた。
 3組めの内容はスピーダーバイクによるレースだった。ベスチンの町をぐるっと一周して,元いた場所に戻るコースだ。功を焦った新兵が合図の前にスタートしてしまい仕切り直しになるというハプニングもあったが(実は筆者もその内の一人),おおむねスムースに終了した。

下段は,星原氏が体験プレイ中にキャプチャーした画像。ちなみに星原氏は途中までトップを走っていたが,撮影画像の見栄えを良くするために,あえて順位を落としていた。最終的には微妙な順位だと思われたが,集計の問題か,なぜかこの組の1位に。ただ順位が良いほど良い賞品がもらえたわけじゃないので(順位の良い人からくじを引けた),ほかの参加者から苦情は出なかった


 すべての希望者がプレイを体験したところで,この"新兵訓練"は終了。今回は成績に応じて賞品が授与されるということで,会場にはそれを満載したワゴンが現れた。このワゴンには,古今のスター・ウォーズ関連フィギュアやプラモデルが山積みになっていた。こういったグッズに心をかき乱されやすい人の目には,まさに宝の山として映ったことだろう。
 順位の決め方については多少事前の仕込みが甘い部分もあったようで,結果的には普通の抽選会風になったが,参加した"新兵"達は"教官"から教程の終了証を与えられ,それぞれ賞品も手にして満足げであった。さらに参加者全員に,製品のプレミアム版である「コマンダーBOX」に同梱される「アートブック」などが配られた。筆者が訓練で受け取ったルーク・スカイウォーカーのフィギュアは,後日プレゼントページで放出する予定だ

 その後,SWG以外の,同社のスター・ウォーズ関連タイトルである「スター・ウォーズ バトルフロント」「スター・ウォーズ リパブリック コマンド」などのプロモーションムービーが上映され,体験会は終了となった。
 先日の発表会ほどの規模ではなかったが,スター・ウォーズ一色の雰囲気の中でプレイが体験でき,トルーパーに絡まれたり,3POを突っついたりすることもできた,さらに参加者にもれなくおみやげまでもらえるイベントである。一般参加者の満足度は,かなり高かったのではないだろうか。ごく個人的には,先日配られたという"意外においしい帝国ドリンク"というのが凄く気になっていたので,今回は振る舞われなかったのが,ちょっと残念。



イベント終了後には,EAスタッフもしっかり記念撮影を。中には"顔出しNG"なスタッフもいたので,サムネイルのみでご勘弁を
 ともあれ2週連続のプロモーションイベントからは,EAのこの作品にかける本気の度合いがうかがえる。SWGの"生活を楽しむ"という側面は,同社の看板タイトルである「ウルティマ オンライン」に通じるところがある。うまくコミュニティが育っていけば,SWGはウルティマ オンラインと並ぶ"新しい看板"になれるだろう。しかもSWGは,カジュアルなゲーマーにも人気の高い"原作もの"だ。そのポテンシャルゆえにプロモーションにも力が入るということなのだろう。
 果たしてSWGはどこまでの存在になれるのか。楽しみに状況を見守っていきたい。(星原昭典)

「スター・ウォーズ ギャラクシーズ 完全日本語版」
 →公式サイトは「こちら」
 →紹介ページは「こちら」

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  • 関連タイトル:

    スター・ウォーズ ギャラクシーズ

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