チップチューンのライブイベント「Blip Festival」が10月20，21日に東京で開催

Blip Festival
配信元	Blip Festival Tokyo 実行委員会	配信日	2012/10/03

＜以下，メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています＞

「Blip Festival」（ブリップ・フェスティバル）は、80 年代〜90 年代のゲーム機やパソコンを駆使する音楽ジャンル「チップチューン」を扱った、世界最大のライブイベントです。

2006 年からニューヨークで毎年開催されており、2010 年には東京でも並行して開催されるようになりました。6 年にわたって世界各地で 11 回のフェスティバルが行われてきましたが、今年でその「Blip Festival」も終幕を迎えます。歴史の締めくくりとなる 2012 年の東京開催は、10 月 20 日（土）と 21 日（日）の二日間となります。

■公式サイト：http://tokyo.blipfestival.org/2012/

【主催】
8bit Peoples, Blip Festival Tokyo 実行委員会

【日時】
10 月 20 日（土）開場 16:30 開始 17:00 終演 22:00
10 月 21 日（日）開場 15:30 開始 16:00 終演 21:00

【開催会場】
Koenji High ：http://koenji-high.com/
東京都杉並区高円寺南 4-30-1
※オールスタンディング
※場内禁煙

【チケット】
◯前売り
10 月 20 日（土） ¥3000 / １ドリンク付き
http://koenji-high.com/schedule/?sy=2012&sm=10&sd=20
10 月 21 日（日） ¥3000 / １ドリンク付き
http://koenji-high.com/schedule/?sy=2012&sm=10&sd=21

◯当日
10 月 20 日（土） ¥3000 /＋１ドリンク¥５００
10 月 21 日（日） ¥3000 /＋１ドリンク¥５００

【出演アーティスト】
日欧米豪各地から、全 19 組が集結します。

●ABORTIFACIENT (AU)
Abortifacient とは「中絶を起こす薬」の意味。世界一ダックでヘビーな LSDJ アーティスト！ ハードコア、ジャングル、ダブステップの要素を取り入れた曲が特徴。波形のいじり方やジャンルの混ざり具合は、チップチューン界の中でも異彩を放つ。ブリップ・オーストラリア 2012 出演の他、2011 年にスペインツアーを行い、日本でもライブを経験。ブリップ東京ではゲームボーイの他にいろんな機材でぶちこわす！要注意！！

●ALICEFFEKT (US)
モントリオール在住のイラストレーターDevine Lu Linvegaのオーディオプロジェクト。当初、彼の視覚的アートやアニメーションを音で表現・補完することを目的として始まったが、すぐにメインフォーカスとなり、活動開始から１年を待たずして、モントリオールだけでなく NY、東京へと音楽を届けることに成功した。IDM、ダークウェーヴ、インダストリアル、グリッチなど様々なジャンルに渡るトラックを創り出している。

●BATSLY ADAMS (US)
Andrew Reitano「バッツリー・アダムズ」はニューヨークからきた電気技師・プログラマー・VJ。ビジュアルはメガドライブ２台と手作りのミキシングデスクから送り出す。セガの限界を超えたそのスタイルは、グリッチな感じであり、画期的だ。

●BIT SHIFTER (US)
初代ゲームボーイを持って、グンと来るハードな音楽を作る。まさにゲームボーイの出力範囲を限界まで責める曲が特徴である。極めて有名なチップチューンのレーベルの 8bitpeoplesの管理者の一人でもあり、国際的な BLIP Festival の主催者の一人。Astralwerks, Hymen, Mirex, 555 Recordings などのレーベルから作品をリリースしている。

●Blasterhead [Silverbox Inc.] (JP)
これまでに多くの美少女ゲーム・声優・ボーカリスト等に楽曲提供をしておりテクノをベースとした音源は特に人気が高い。chiptune シーンでは海外イベント Microdisko(スウェーデン)に二度 BlipFestival N.Y.に一度出演しており、クラウドを絶叫させた。

●BUD MELVIN (US)
８ビットとアメリカーナを組み合わせた斬新な音楽。バンジョー弾き兼プログラマーである Bud Melvin は、オリジナリティ抜群のパフォーマーだ。スタッカートの効いたゲーム機のピコピコ音とバンジョーの音が良く釣り合うと気づいて以来、全く新しい音楽を世界中に響かせている。

●CHIBI-TECH (US)
人呼んで「チビテク」。日本在住のアメリカ人ゲーム音楽家＆サウンドデザイナー。古いパソコンとゲーム機の経験が長いこともあり、サウンドチップの限界に挑戦するのが大好き。幅広い音楽知識を活かして、びっくりするくらいリアルに聞こえるチップチューンを作る。単純なピコピコ音色を用いて、アコースティック楽器、打楽器、有名なシンセサイザーから色々なボーカルまで、さまざまなサウンドを再現してみせる。

●CHIKA (JP)
ニューヨーク在住のインタラクティブ・ヴィジュアル・アーティスト。国際的な VJ として、数々の実験的音楽シーンで活躍する。CHiKA の作品は、ミニマムで幾何学的なパターンや、さまざまな色や形を組み合わせたユニークな構成が特徴的。

●COVOX (SE)
ヨーロッパの 8bit シーンを代表するアーティストのひとり、スウェーデンのゲームボーイ・ミュージシャン。地元のパンクとレイヴ・シーン、インダストリアル・ミュージックに影響を受け、自家製サンプラーと壊れたパソコンを駆使して、90 年代半ばより作曲を始める。ベースラインとメロディに Covox流のロマンティックでポップなセンスを注入、懐かしくもモダンなロービット・サウンドを展開している。

●COW’P (JP)
2002 年ゲームボーイのみを用いて 1st アルバムを発表。KOCHITOLA HAGURETIC EMCEE’S、鎮座 DOPENESSに楽曲提供、blip fesval 2008 出演など。ジャーと誕生日が一緒だと自慢するゲームボーイ狂。

●gwEm (UK)
１０年間にわたるチップキャリアの持ち主で、200 本以上のライブを世界中でやってきた。トレードマークの V 型ギターはまだまだ引退しない！５年間の活動休止から、元気いっぱいで現役に戻ってきた！

●HIGE DRIVER (JP)
主に myspace などインターネット上で活動している、チップチューンミュージシャン。速いテンポでキャッチーなメロディーを得意とし、インスト曲のほかに、歌を合わせた曲も作る。Remix や、アイドル・ゲーム・アニメへの楽曲提供も行う。代表曲である”ukigumo”の PV は、フランス”Nolife TV”で取り上げられ、7 週連続 1 位という記録を作った。

●KUBIMATURI ‘(JP)
普段ゲームボーイでピコピコ曲を作ってる maru303 の VJ 名義。ビデオサンプリングキチガイ。アニメ、カンフー、ドラマ、映画、youtube などネタになるものなら何でもパクって細かく刻み、PC のキーボードをバシバシ叩きながら手動で音楽との同期を計るクソ野郎！ でもそんな VJやってたらクラブ関係者に怒られたので、まともな映像作って、まともなプレイをしてたらいつの間にかまともな VJ になれました。やったね！

●M7KENJI (JP)
ケイタイクリエイター。1986 年生まれ。2004 年より活動開始。作品発表のスペースを携帯電話向けの web 上に絞り、待受画面用のグラフィック作品を多数制作をし続ける。その後、Flashを用いた携帯電話向けゲーム作品の制作を開始。現代ゲームのグラフィックに反したロービットなグラフィック、閉鎖性のあるテーマを、ストイックに落とし込んでいる。

●NNNNNNNNNN (JP)
1987 年生まれ、京都在住。おいしいカレーの作り方のコツはたまねぎをちゃんと飴色になるまでじっくり炒めることです。
http://nonokuso.tumblr.com/

●NOBUYOSHI SANO (JP)
ゲームを中心にした作曲家、音楽制作ソフトディレクター・プロデューサー。「リッジレーサー」「鉄拳」「ドラッグオンドラグーン」等のゲームサウンド製作に加え、ディレクター・プロデューサーとしてニンテンドーDS 用ソフト「KORG DS-10」「KORG M01」や、iPhone/iPad 用アプリ「I am Synth」「I am Sampler」、iPad 用アプリ「iYM2151」を担当。また iPad 用アプリ「KORG iMS-20」の開発協力も行う。株式会社DETUNE 代表取締役社長。

●NULLSLEEP (US)
「ポストサイバーパンク」というポップ、エレクトロ、インダストリアルなどの要素を混ぜた音楽ジャンルを担当するNullsleep、本名 Jeremiah Johnson。彼の音楽は、絶望、悦楽、破壊、あらゆる感情で限界を極める。その結果、ベースラインに乗ったデジタル音色が壁の様に観客を襲う。1999 年にビンテージなゲーム機やパソコンを使うアーティストが集まる「8bitpeoples」というレーベルを創立。北米、ヨーロッパ、アジアで１５０本以上のライブを経験し、またワールドツアーを２００６年と２００９年にも成功させている。

●SULUMI (CH)
Chinaís レーベル主宰の８ビットマエストロ Sun Dawei は2000年にロック系のバンドUnder Babyで音楽を作り始めた。以降ドラマや映画の BMG を中心に音楽を作り、2002 年にModern Sky に参加して初めてのアルバム(Air Inhibition of Water)を Sulumi 名義で出した。同じ年に Shanshui Recordsを始め、翌年、Sounding Beijing International Electronic Music Festival に呼ばれた。2nd アルバムは「Visit」。音楽キャリアの転換期は 2008 年に 3rd「Chaotic Dance theFunction」をリリースした時で、その年に北米ブリップフェスティバルに呼ばれている。

●TORIENA (JP)
1993 年生まれの札幌市出身。2011 年の秋にチップチューンと出会ってしまった女子大生。2012 年 2 月から京都を拠点とし、本格的なライブ活動を始める。GB 実機のみでサイケデリックトランスやハードミニマル、ハードテクノの要素を取り入れたトラックを中心に制作している。

●ULTRASYD (FR)
Ultrasyd は怠け者だ。でもたまに音楽を作る。ヨーヨーのようにデモのとチップチューンのシーンで活躍しています。担当するジャンルのすべて、（ブラックメタルからフレンチハウスまで）はリノイズで作る。ですが、チップチューンを作る時はAtari ST, Gameboy, Amstrad CPC 464, C64, Amiga など、いろんな機材を使う。ブリップフェスティバル２０１１年が初めてライブで、それからあちこちライブをするようになった。

「Blip Festival」公式サイト