業界動向
Epic Games対Googleのストアをめぐる法廷論争が解決。Google Playの手数料を引き下げ,サードパーティーのストアも利用しやすく
あわせて,Epic Gamesとの世界的な法廷論争が解決したことも明かしている。
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Android has always driven innovation in the industry through its unique flexibility and openness. At this important moment, we continue to be at the forefront of how developers distribute their apps and games on billions of devices globally.
— Sameer Samat (@ssamat) March 4, 2026
Today we are announcing big changes:…
ストア手数料については,すでに主要アプリストアの中でもっとも低い水準だが,さらに引き下げると前置きし,決済手数料(Billing Fee)とサービス手数料(Service Fee)を完全に分離する新たな料金体系の導入を発表した。実際の手数料は,この2つを合わせたものである。
決済手数料は地域ごとにレートが設定される。例えばアメリカ,イギリス,欧州経済領域(EEA)では5%だ。
サービス手数料は,新制度導入後に初めてアプリをインストールした利用者には20%となる。
また,「Google Play Games Level Up program」を刷新し,明確な品質基準とユーザーメリットの向上を通じてソフトウェア体験の構築を促す「Apps Experience Program」を開始する。
このプログラムに参加した開発者にはより低い手数料が設定され,新規インストール分は15%,それ以外は20%となる。
なお,定期サブスクリプションのサービス手数料は10%だ。
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サードパーティーのアプリストア向け登録プログラム「Registered App Stores program」も開始する。一定の品質基準とセキュリティ要件を満たしたAndroidアプリストアに,よりスムーズなインストールを提供するプログラムだ。
参加は任意で,参加しない場合は従来通りの運用が続く。
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これらの施策は,必要な技術インフラを構築し,地域ごとの規制に合わせるため,段階的に展開される予定だ。
・2026年6月30日まで:アメリカ,イギリス,欧州経済領域
・2026年9月30日まで:オーストラリア
・2026年12月31日まで:韓国,日本
・2027年9月30日まで:グローバル
Epic GamesのCEOであるTim Sweeney氏は,「GoogleはAndroidプラットフォームを完全に開放し,競合ストアや決済システムのサポートを強化することで,すべての開発者に公平な環境を提供しています。これにより,私たちは世界中のすべての紛争を解決しました。Googleに感謝します!」とコメントしている。
Google is opening up Android all the way with robust support for competing stores, competing payments, and a better deal for all developers. So, we've settled all of our disputes worldwide. THANKS GOOGLE! https://t.co/Dq6eXNnZd0
— Tim Sweeney (@TimSweeneyEpic) March 4, 2026
GoogleとEpic Gamesが和解へ。代替決済手段の手数料引き下げや,外部のアプリストアのインストールを容易にする内容を含む合意案を提出
GoogleとEpic Gamesは2025年11月5日,Google Playのストア手数料の引き下げなどを含むアプリストアの改革に同意し,一連の変更案をサンフランシスコ連邦地裁に提出した。裁判所の承認を経て,2社のストアを巡る裁判に和解が成立する。
Epic対Apple,Googleのストア独占をめぐる裁判の今後について,ティム・スウィーニーCEOが現状と見通しを解説[Unreal Fest Tokyo 2025]
本日(2025年11月14日)開催されたUnreal Engineの大型勉強会「Unreal Fest Tokyo 2025」のDay1にて,Epic Games CEOのTim Sweeney氏が日本メディアの記者会見に応じた。AppleおよびGoogleとのストア独占をめぐる法廷論争をメインに,Epic Gamesの今後についても語られた。
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