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「ドラゴンクエストX春祭り2026」レポート。ステージでは,バージョン7のネタバレから「IX」とのつながりが公式に明かされる。第四境界とのコラボも発表に
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印刷2026/03/24 17:54

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「ドラゴンクエストX春祭り2026」レポート。ステージでは,バージョン7のネタバレから「IX」とのつながりが公式に明かされる。第四境界とのコラボも発表に

 スクウェア・エニックスは2026年3月20日と21日の2日間,ファンイベント「ドラゴンクエストX春祭り2026」を,東京・立川ステージガーデンで開催した。

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 本イベントでは,陸上自衛隊中央音楽隊による「ドラゴンクエストコンサート」 や声優陣による朗読劇が披露されたほか,「ドラゴンクエストX オンライン」(以下,DQX)の最新情報などが公開された。
 本稿では,DAY1(3月20日)にて行われたステージイベントの模様をお伝えする。


バージョン7「未来への扉とまどろみの少女」ネタバレイトショー


 ステージイベント「バージョン7『未来への扉とまどろみの少女』ネタバレイトショー」には,開発チームからショーランナーの安西 崇氏とシナリオチーフの成田篤史氏が登壇。DQX 第2期初心者大使の磯部恵子(べってぃー)さんと第3期初心者大使の坂口和也(かずなり)さんも出演し,バージョン7の内容をネタバレ込みで振り返った。
 なお企画の性質上,バージョン7のネタバレを含むので,まだ未プレイという人はご注意を。

※3月24日21:30追記:初出時,磯部恵子さんのお名前の漢字表記に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

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 冒頭では,バージョン7.0〜7.6前期までの内容を振り返った。
 ここでは,3魔王が忠誠を示すシーンでのリップ音はもともと台本になく,音響ディレクターがアドリブで声優陣に指示を出したことや,アストルティア創失のシーンは開発チームの中で賛否が生じ,どこまで表現すべきか悩んだことなどが明かされた。
 またバージョン7.6のボスについて,安西氏は「ドラクエらしさ,鳥山 明先生らしさがあって素晴らしいデザイン」とコメントしていた。

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 メインのトークテーマは4つ。
 1つ目は「バージョン7全体のプロットについて」。成田氏によると,DQXはバージョン5で一旦メインストーリーに区切りがついたため,バージョン6〜8にてDQIXとDQXのつながりを描くアストルティア創生の3部構成を考えたとのこと。
 しかし「新天地を目指そう」と旅立ったのに,なかなか目的地につかないことはプレイヤーのストレスとなるため,現在の形に落ち着いたそうだ。またバージョン7では,これまでのDQXの世界観をすべて詰め込もうという意図があったことも明かされた。

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 またバージョン7のメインヒロイン・ポルテは,当初トルテという名前だったそうだ。これはDQXの舞台となるアストルティアにちなんだ名前で,さすがに勘のいいプレイヤーは彼女の正体に気づいてしまうだろうという配慮からポルテと名前を変えた……わけではなく,実はすでにトルテという名前のNPCが存在していたからだったとのこと。

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 「果ての大地ゼニアス」に登場する3つの拠点のうち,アマラーク城下町とムニエカの町は,それぞれDQIXのセントシュタイン城下町とベクセリアをイメージして作られたことも明かされた。とくにアマラーク城は,DQIXをあらためてプレイしてみると,セントシュタイン城をしっかり3D化していることが分かるという。

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 2つ目のトークテーマは「燈火の調査隊 メンバーの選定理由」で,当初は各種族を代表するNPCで,かつバージョン3の「神の器」のメンバーと被らないようにしようと考えていたことなどが明かされた。
 なおヒューザは,神の器にも選ばれているが人気が高く,また風来坊の設定が何かと扱いやすいことから一番最初に決まったという。

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 トークテーマ「DQIXとの関連性はあるの?」では,もともとDQXとDQIXは並行して開発が進められていたことがあらためて紹介された。ただ,バージョン1つを丸ごと使ってはっきりと関係性を示すことは,当初考えていなかったそうだ。

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DQIXとDQXが関連する出来事の時系列も示された。後日,「目覚めし冒険者の広場」でも公開される予定とのこと
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 最後のトークテーマ「女神ゼネシアの心の内」では,当初のゼネシアが父親や妹に憎しみを抱く単純な悪役という設定だったが,実際に描いてみたら一言では語れないすごいキャラクターになったというエピソードが語られた。

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アストルティア総選挙のナイト・クイーン候補に,なぜ神々がエントリーしていないのかについても説明がなされた

超開発者座談会


 ステージイベント「超開発者座談会」には,DQシリーズの生みの親・堀井雄二氏と安西氏,DQX 開発プロデューサーの小薗和也氏と運営プロデューサーの秋保広毅氏,そしてDQIXディレクター/DQX シナリオ原案兼バージョン1ディレクター/第四境界 総監督の藤澤 仁氏がゲストとして登壇した。

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 この座談会では,主に藤澤氏が関わったDQ7からDQXバージョン1までの開発秘話などがお披露目に。藤澤氏はDQ7から開発チームに加わったが,当時は20代で右も左も分からなかったこと,DQ8の開発中,多忙な堀井氏を手伝う中で「ドラクエはこうやって作る」ということを学んだことなどを話していた。

 またDQXは,オンラインRPGであるため開発に時間がかかると分かっていたので,その前にハクスラ系アクションRPGとしてDQIXをリリースしようと計画していたこともあらためて紹介された。
 しかし試作版のDQIXは,「これはドラクエか?」という出来だったため,DQXのディレクターだった藤澤氏に,DQIXを作り直してもらうことになったそうだ。当初,藤澤氏は半年ほどでDQXの開発に復帰する予定だったが,結局DQIXに1年半近くかかりっきりとなってしまったという。

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堀井氏が,当時の藤澤氏の様子を振り返る一幕も

 そのほか,当時の安西氏は海外のMMORPGにハマっていたため,藤澤氏とは意見が合わなかったこと,堀井氏からは画面に多くの情報を出すと難しそうに見えるからやめてほしいというリクエストがあり,どうやって整理するかを考えていたことなど,さまざまなエピソードが飛び出した。
 さらに創造神グランゼニスはDQXの主神として先に設定されていたが,藤澤氏がDQIXに持ち込んだこと,バージョン5までのストーリーの黒幕として登場する異界滅神ジャゴヌバは,観念的な悪くらいのイメージで藤澤氏が構想していたことも明かされた。

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安西氏の熱弁によって,藤澤氏が心を動かされたエピソードも披露された

 座談会の最後には,DQXと第四境界のコラボレーションプロジェクトが発表された。藤澤氏によると,プレイヤー自身がよりDQXの物語の主人公になれるようなARGを目指しているとのこと。どのような形式で提供されるかなど,詳細は続報を待ってほしい。

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 「ドラゴンクエストX春祭り2026」の模様は,YouTubeのスクウェア・エニックス公式チャンネルのアーカイブにてDAY1,DAY2とも確認できる。
 DAY2のアーカイブには,6月25日リリース予定のバージョン8や新職業「ストームカイザー」の情報も含まれているので,気になる人はチェックをお忘れなく。


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