ピンボール台の実機とデジタルの長所を組み合わせた
「Digital Pinball Machine」のクラウドファンディングをKickstarter(
リンク)で実施中だ。ピンボールメーカーGottliebの正式ライセンスを受けた
12機種を1台で遊べ,2種類のサイズがあるのに加え,修復済みの実機が手に入るコースも用意されている。
Digital Pinball Machineは,ピンボール台風の筐体にデジタルピンボールを組み込んだゲーム機だ。ボールを打ち出す際に引っ張る
ボールシューター(プランジャー)や,落ちてきたボールを跳ね返すのに使う
フリッパーボタンといった装置が物理的に存在しており,実機のような手触りを楽しめる。ピンボールでは,台を物理的に揺らすのもテクニックだが,本機ではそのためのボタンが用意されている。
そして実際のゲームはデジタル版であり,筐体は1つだが12種類の台をプレイすることが可能だ。いわば
実機のピンボールとデジタルピンボールのいいところ取りといえるだろう。
Digital Pinball Machineのクラウドファンディングを行っているのは,アメリカでアーケードゲームやピンボール台の販売や修理を行うPixels Arcade Machinesだ。キャンペーンでは,実機の4分の3のサイズとなる
「3/4 Digital Pinball Machine」,さらに小型の
「Tabletop Pinball Machine」が手に入る。それぞれにGottliebの
「Haunted House」「Bone Busters」「Class of 1812」「Black Hole」バージョンが存在している。
「3/4 Digital Pinball Machine」の「Haunted House」「Bone Busters」「Class of 1812」「Black Hole」
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3/4 Digital Pinball Machineは,奥行33.5インチ×高さ50.5インチ×幅23.5インチ(約85cm×1.3m×60cm)で,24インチの液晶ディスプレイを搭載している。そして,一回り小さいサイズのTabletop Pinball Machineは,奥行21.5インチ×高さ17.7インチ×幅12.2インチ(約55cm×45cm×31cm)で,液晶ディスプレイは18.5インチとなっている。
「Tabletop Pinball Machine」の「Haunted House」「Bone Busters」「Class of 1812」「Black Hole」
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それぞれに
「Haunted House」「Victory」「Class of 1812」「Bone Busters Inc.」「Lights...Camera...Action!」「TX-Sector」「Big Shot」「El Dorado」「Jacks Open」「Centigrade 37」「Black Hole」「Goin' Nuts」といった,1970年代〜1990年代に登場したピンボールのデジタル版が内蔵されている。
プレッジ(支援)は,3/4 Digital Pinball Machineが379ドル(約5万6000円)で,Tabletop Pinball MachineはEARLY BIRD版が275ドル(約4万円),通常版が325ドル(約4万8000円)である。また,8500ドル(約125万円)で「Haunted House」のレストア済み実機と3/4 Digital Pinball Machine,Tabletop Pinball Machineのセットが用意されている。また,アドオンとしてTabletop Pinball Machineを持ち歩くための特製トートバッグが38ドル(約5600円)で入手可能だ。
ピンボールをデジタルで楽しむ,いわゆるデジタルピンボールはSteamなどで定期的にリリースされているが,今回のキャンペーンではアーケードゲームやピンボール台の販売や修理を行う会社がデジタルピンボールの筐体を作ったことがポイントとなる。実機ほどスペースを取らず,それでいてボールシューターやフリッパーボタンの手触りと,輝く点数表示といった筐体でプレイするピンボールの醍醐味を味わえるのは,ピンボールファンには興味深い取り組みといえるだろう。