コーエーテクモゲームス，カプコンからの控訴に対し，附帯控訴を提起

　コーエーテクモゲームスは，カプコンからの控訴の提起について，附帯控訴を提起したとリリースを配信した。

　2017年12月14日付に掲載したとおり，カプコンが大阪地方裁判所に提起した特許侵害訴訟については，第一審判決が言い渡されている。これに対し，カプコンは同年12月27日付で控訴を提起した。その対応として，今回コーエーテクモゲームスは2018年3月30日付で，附帯控訴を提起した形だ。

　今回争われているのは，敵キャラクターなどの存在を振動で知らせる仕組みに関する技術である特許3295771号となる。リリースによると，今回の附帯控訴は，一審判決のうち，カプコンがカプコン側の敗訴部分の取消を求めて控訴したことを受け，コーエーテクモゲームスからカプコン側の勝訴部分の取消を求める手続となるとのことだ。

　また，3月29日付で棄却された特許第3350773号の無効を求めた請求についても，コーエーテクモゲームスは引き続き争う方針だという（関連記事）。

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