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キャプテンモリシタが浅草の海を行く。ガンホーアミーゴスが舞い踊った浅草サンバカーニバルをレポート
4回めの参加となる今年のガンホーアミーゴスのテーマは「キャプテンモリシタと愉快な仲間たち」。サンバに参加した約300名のガンホーグループのスタッフは,ほぼ全員がガンホーキャラをあしらったシマシマのシャツに青のバンダナと,下っ端感アリアリのコスチュームで統一。さらにパレード中に演奏する楽器のほかに,短銃にナイフ,腕に付ける義手っぽいものといった小道具を用意して,身も心も海賊気分となっていた。
そんな彼らの勇姿をフォトレポートで紹介していこう。
パレードを終え,スタッフと打ち上げという欠かせない時間のなか,キャプテンモリシタこと森下氏に話が聞けたので紹介しよう。
乾杯でビールを一口飲んで思わず「うまい!」と漏らした森下氏は,「フロート(船)の上で,踊りながらみんながひとつになっているところを見て,会社を興してよかったと思いました。これなら15周年までがんばれそうな気がしました」とコメント。
なぜ今年のテーマは海賊なのかと聞いてみると「これまでは弊社のゲームがテーマになってましたが,ゲーム業界を海に見立てて挑む,そして『パズドラ』を始め,海外に発信して行くとなると,そこから浮かぶイメージは海賊だった」とその由来を明かしてくれた。
ガンホー10周年の記念に浅草サンバカーニバルへの出場を決め,3回まではやろうと決めていたと話す森下氏。4回めとなる今年は,これまでの集大成的な意味合いもあったのだという。企業チームでは随一の実力ではないかと評価も高く,浅草サンバカーニバル実行委員会から「次回からはSリーグ(※正式なパレードコンテスト)で」というラブコールもあったのだとか。
来年の参加について森下氏は,「ガンホーはゲーム制作を始めとした,エンターテイメントを提供する会社です。でも,ゲームだけでなくほかの分野でも楽しんでもらいたいと考えています。来年,サンバカーニバルに出場するかどうかは分かりませんが,これまでとは違った,新たな何かを楽しみにしてもらえればと思います」と,含みを持たせたコメントでその場を締めた。
実は,今年で参加を終えるつもりだったというガンホーアミーゴス。来年再びカーニバルに参加するのか,それとも別の何かを考えているのか興味は尽きないが,何にせよ,来年も何か面白いものが見られそうなことは間違いなさそうだ。
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