業界動向
サイバーフロントが解散。経営立て直しは困難と親会社の加賀電子が発表
発表によれば,加賀電子は2010年4月にサイバーフロントの株式の51%を取得して事業支援を行ってきたが,経営改革のスピードをさらに高めるため,2013年3月に同社を完全子会社化。事業の立て直しを進めてきたものの,経営体制の立て直しは困難という判断により,今回の解散に至ったとのこと。完全子会社化から,わずか9か月での判断ということになる。
1998年に設立されたサイバーフロントは,4Gamer読者にとっては「ヨーロッパ・ユニバーサリス」シリーズや,「シヴィライゼーション」シリーズなどの海外ゲームのローカライズ販売などでおなじみのメーカー。ヒット作品ばかりでなく,渋めのタイトルもリリースしてくれるPCゲーマーにとってはありがたいメーカーだった。
近くは,2014年1月31日に発売予定だった「ヨーロッパ ユニバーサリス IV」があるが,現在発売中のタイトルのサポートや,発売予定だったゲームの扱いがどうなるかについては,現在のところ発表されていない。
子会社解散のお知らせ(クリックするとpdfファイルが開きます)
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