イベント
[TGS 2013]植松伸夫氏が自らストーリー/楽曲を手がけた電子書籍「Blik-0 1946」のトークイベントが開催。氏のサイン会はメディアにも大人気!?
イベントには,植松氏と小川氏,本作の日本語版を販売するヒットメーカーの北條元彦氏が登場。植松氏によると,最初は自分で物語を書くつもりはなかったのだという。しかし,「Distant Worlds music from FINAL FANTASY」のワールドツアー中,飛行機による移動や夜にホテルで過ごしていたときに,退屈さを感じて少しずつ書き始めたのがきっかけだったと,制作の経緯について語った。
また,小川氏は本作の制作に参加した経緯について,ある日突然,植松氏から「Blik-0 1946」のストーリーがメールで届き,「さて,Blik-0はどんな形でしょう? 絵で答えなさい」というクイズを出されたのだと,植松氏らしい茶目っ気のあるエピソードを披露して会場の笑いを誘っていた。
最後に登場した北條氏は,植松氏も小川氏も優しい人柄で夢をたくさん持っており,本作を通じてそうした2人の魅力や,植松氏が大事にしている「心と心のつながり」を伝えたいと,作品への思いを語った。
小川洋輝氏 |
北條元彦氏 |
トークのあとは,植松氏のサイン会が行われ,イベントの参加者が次々と持参したグッズにサインをもらっていた。みんなメディア側の人間のはずなのに,ファン心理丸出しで嬉々として列を成していたということには,触れないでおこう。もちろん,筆者もサインをもらってきた(てへぺろ)。さらに,読者プレゼント用にも植松,小川両氏のサイン入りトートバッグをもらってきたので,「Weekly 4Gamer」のプレゼントコーナーを楽しみにしていてほしい。
Blik-0 1946は現在,iBooksストアで英語版(iPad専用)が販売されているほか,Kindleストアで日本語版/英語版がそれぞれ販売中だ。ただし,Kindle版には楽曲が収録されていないのでご注意を。iPhone/iPadで読める日本語版「Blik-0 1946」は,音楽が再生できない不具合が発生しているとのことで現在は購入できないが,間もなく修正版の販売が再開される予定だ。
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