リリース
NVIDIAのVRデモショウケース「VR FunHouse」がリリースから1年で24万ダウンロードを達成
VR Funhouse | |||
配信元 | NVIDIA | 配信日 | 2017/07/21 |
<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>
25万人の VR ファンが、「VR Funhouse」をダウンロードし、25 以上のコミュニティが、その MOD を作成しました。ニューヨーク州北部のコーネル大学やイスラエルの研究者は、これを使って仮想世界と現実世界を融合させる新しい方法も見つけました。リリースから 1 年が経過した NVIDIA 初のゲーム「VR Funhouse」は、VR コミュニティ全体のファン、研究者、ゲーム開発者に幅広く受け入れられています。グリーンランドからイエメン、ネパール、モザンビークに至るまで、ゲーマーはヘッドセットを装着し、風変わりなバーチャルカーニバルを楽しんでいます。
NVIDIAがこのゲームを開発したのは、視界、音、触感を仮想現実でどのように組み合わせれば、比類ない没入感を伴う体験を創造できるかを示すためです。「VR Funhouse」は、NVIDIA GameWorks および VRWorks のテクノロジが満載されており、EpicのUnreal Engine 4 がベースとなっています。
しかし、「VR Funhouse」は、単に当社の技術力を披露する場だけではなく、世界中の VR 開発者の遊び場にもなっています。NVIDIA は、このゲームのソースコードを GitHub で公開し、昨年後半にはOculus の Rift および Touch コントローラーのサポートも発表しました。さらに、当社では、一連のTwitch 開発者向けセッションを主催して録画し、開発者の入門をサポートしています。また、Epicとの Game Jamやオンライン MOD コンテストも実施した結果、28 の MODが Steam で公開されました。コミュニティに刺激を与えるため、当社でも自作の MOD シリーズ (ホリデーシーズン中の Winter Wonderland など) をリリースしました。
文字通り「手を使う」仮想体験
「VR Funhouse」はゲーマーから大好評でしたが、ゲームとして楽しく遊べるだけではありません。
コーネル大学の有機ロボット工学研究所 (ORL) の研究者は、NVIDIAとの協力のもと、ユーザーの手を押したり、手の動きに抵抗を加えたりすることで、握りや実際の物体との相互作用をシミュレートする運動感覚・触覚フィードバックを機能させるべく取り組んでいます。コーネル大学のデモは、「VR Funhouse」をベースに作成されています。
このコラボレーションでは、コーネル大学 ORLのOmnipulse (エアーコンプレッサーや自転車用の小型空気入れのCO2タンクで膨らませることができるシリコンコントローラー) の製造プロセスを使用します。
このチームは、HTC Vive コントローラー用の「スキン」も開発しました。膨らませることができる内部の12個のチャンバーは、NVIDIA のPhysX 物理エンジンからの出力に反応します。
バーチャルリハビリ
VRPhysioも、「VR Funhouse」を使用し、仮想世界と物理世界の境界線を曖昧にする別の研究に取り組んでいます。VRPhysioは、イスラエルとボストンを拠点とする開発会社であり、同社が提供する仮想現実のリハビリプラットフォームをサポートするため、「VR Funhouse」を改良して使っています。
理学療法士とゲーム開発者が設計した同社のソフトウェアは、「VR Funhouse」を使用することで、患者の首や頸椎のエクササイズを支援し、上半身のリハビリ治療に役立っています。
「VR Funhouse」をお試しください
以上の最新の事例には、「素晴らしい VR は素晴らしいビジュアルにとどまらない」という私たちの考えが反映されています。ヘッドセットを装着し、実際に試してみればお分かりいただけるでしょう。今すぐダウンロードし、以下の1 周年記念のインフォグラフィックをお楽しみください。
400万回以上、そして、サンフランシスコ、セントルイス、ミュンヘン、ミランの人口以上の、モグラが叩かれてきました。
遊んでくれてありがとう!これからもよろしく!
お楽しみはこれから: ゲーマー、モッダー、研究者を夢中にさせる「VR Funhouse」
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