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  • 発売日:2026/06/11
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印刷2026/06/11 12:00

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「ドットアビス」のドット絵寸劇は,かつての一線級クリエイターが制作。表情のアニメなど,こだわりポイントが明かされた発表会をレポート

 EXNOAが運営するDMM GAMESは,「くまさんブラック」レーベルの新作タイトル「ドットアビス」PC / iOS / Android)を本日(2026年6月11日)にリリースする。
 それに先駆けて,同タイトルのプロデューサーを務めるStudio KUMASAN代表の長谷川雄大氏が概要などを紹介する発表会が開催されたので,本稿でその模様をお伝えしよう。

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長谷川雄大氏
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※記事内のゲーム画像は開発中のもの

 発表会の冒頭では,くまさんブラックについて説明が行われた。それによると,長谷川氏率いる「クリエイティブチーム くまさん」がこれまで手掛けてきたタイトルはDMM GAMESの主力を担っているが,プラットフォーム全体を見渡したとき,内容に偏りがある状態になっているという。
 そのためチームに,これまでの路線をメインとしつつも,少しチャレンジしてほしいというオーダーがあったそうだ。

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 そこで新レーベルとして設立されたのが,くまさんブラックである。このレーベルでは「既存の枠組みに縛られない,エッジの効いたタイトル」を手掛けていくという。
 ただし,無闇に過激さを追求するわけではなく,どこかに尖った特徴があったり,ケレン味があったりといった,これまでのクリエイティブチーム くまさんのタイトルでは難しかった表現を,キャラクターの可愛らしさを損なうことなく実現していく。

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 くまさんブラックのタイトル第一弾となる「ドットアビス」のコンセプトは,「ドット絵×深淵探索RPG」だ。
 舞台となるのは,3つの国が三つどもえで争っている世界。ゲームの冒頭では,3国の国境に大穴が開き,そこから人類を滅ぼそうとする厄災が現れる。そこで3国は争いを止め,手を結んで前線基地を作り,厄災を迎え撃つこととなる。プレイヤーは前線基地の司令官となり,大穴の中に潜む厄災の謎に迫っていく。

 ゲームはオートバトルをベースとし,キャラクターの編成なども手軽にできるなど,遊びやすさを重視。一方で,キャラクター育成やハクスラによる装備収集といった要素により,少しずつ強くなっていく感覚が得られることを目指しているという。

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 コンセプトにも挙げられているドット絵についてはとくにこだわっており,長谷川氏自身がかつてプレイしていたファミコンやスーパーファミコンのRPGに見られた寸劇の表現を目指したとのこと。
 しかし現役開発者にとって,そうしたドット絵寸劇の再現が難しかったため,かつて一線でドット絵を手掛けていたものの,いまでは部長やマネージャーなど管理職を務めているようなベテランスタッフが現場に下りて作業をしているそうだ。

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 本作ならではの特徴となるのが,キャラクターと交流を図ったり,衣装を着せ替えたりできる「娼館(酒場)」で,長谷川氏によるとクリエイティブチーム くまさんのファンからは,よくも悪くもさまざまな反響があったという。
 専用のアニメーションは専門チームを作って制作しており,とくにこだわったのは表情だ。娼館(酒場)という場所柄,嫌々働いているキャラクターや仕事だからと頑張るキャラクターなど,それぞれのスタンスがしっかり表情から読み取れるようになっているとのこと。

 また,リリース時点における娼館(酒場)のアニメーション表現は,少々抑えめになっていることも明かされた。リリース後にプレイヤーから寄せられる意見を反映できるよう,現在アニメーションチームの人員を増強しているという。
 さらに今後,同様のアニメーション手法をフィーチャーしたレーベルを設立する構想があることにも言及していた。

 娼館(酒場)に関しては,長谷川氏自身,かねてから構想を練っていたが,なかなか自分からは踏み出せないでいた。そこに,前述のとおり「チャレンジしてほしい」という打診があったため,実現に至ったそうだ。また,通常衣装とは別に娼館(酒場)衣装を用意したのも,長谷川氏自身の意向だという。

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 4月14日に事前登録を開始した本作だが,5日後の総登録者数は20万人を突破し,DMM GAMES史上最速を記録した。5月29日には50万人を記録したが,長谷川氏自身はこの事態を想定していなかったと語る。
 むしろ本作はニッチなテーマを掲げているため,興味を抱く事前登録者は少なくなると予想し,だからこそしっかり作り切ることを目指していたそうだ。大きな反響を得られたいまは期待に応えるべく,クリエイティブチーム くまさんとEXNOAのメンバーが一丸となり,全力で取り組んでいると話していた。

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 会場では,本作の最新情報が4つ公開された。1つめは記事冒頭に記したとおり,本作が6月11日にリリースされることだ。
 2つめはリリース日の6月11日より開催される,ヴィーラとウェンディのWピックアップガチャ。長谷川氏によると,ピックアップされた2人はいずれも本作らしい魅力を感じられるキャラクターであり,能力はもちろん,キャラクター性やストーリー上の立ち位置などにも注目してほしいとのことだ。
 また2人を含めPVに登場するメインキャラクターたちが,早い段階からストーリーに登場することも明かされた。

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 そして,6月13日からは,プレストーリーイベント「オートマタと魔術士姉妹のサプライズ」がスタートする。本作の世界観やキャラクター同士の関係性をより深く知ることができる内容で,リリース直後からゲームを始めたプレイヤーは,自然な流れでこのイベントを楽しめるようになっている。

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 そのほか,ゲームを始めたばかりのプレイヤーでも参加しやすいミッションや,序盤のプレイをサポートするキャンペーンが複数実施される。

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 発表会の最後に,長谷川氏が本作について「自身がやりたいことを実現するにあたり,人が集まらなくとも,きちんと取り組んでいくという覚悟で挑戦したタイトル」と表現した。
 「これまでのクリエイティブチーム くまさんとは違う方向に踏み出すことには,最後の最後まで悩んだが」と前置きし,DMM GAMESの主力ブランドだからこそ目新しいコンテンツにチャレンジするべきだと,決断を下した経緯を改めて語り,「すべてのリスクを踏まえたうえで,フルスイングで作り切るので,ぜひ期待していただければと思います」とまとめた。

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会場では,開発バージョンの本作のPCブラウザ版を試遊できた。バトル時のモーションやエフェクトなどからも,長谷川氏が言及したドット絵へのこだわりを確認できた
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会場の展示
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