「4Gamer.net」を運営するAetasと,「Game*Spark」「インサイド」等を運営するイードは2026年6月13日,ゲーム業界向け就活イベント
「キャリアクエスト」を東京都立産業貿易センター 浜松町館で開催した。
キャリアクエストは,ゲーム業界に優秀な人材を集め,業界のさらなる発展を望む両社によって実施されている。参加対象者は2028年3月/9月および2029年3月に大学・大学院・専門学校の卒業を予定しているゲーム業界志望者だ。
4回目となる今回はゲームメーカー10社がブースを出展。タイムテーブルは全10枠(各30分)に分かれており,会社説明会や職種紹介,質疑応答などが行われた。各社や職種の紹介などが行われた。また,就職活動に関する個別の相談会を設ける企業も見られた。
■説明会出展企業一覧
アークシステムワークス株式会社
株式会社アトラス
株式会社コーエーテクモゲームス
コナミグループ
株式会社サイバーエージェント
株式会社シフォン
株式会社セガ
株式会社マーベラス
株式会社ラセングル
株式会社Aiming
会場では特別企画として,「ゲームづくりの原理に触れる」をテーマにステージイベントも実施された。スピーカーはゲームデザイナー,プロデューサーとして幅広く活躍するドロッセルマイヤーズ代表・
渡辺範明氏だ。
第一部「ゲームはなぜ面白いのか? -ゲームデザインの基本原理-」では,「ゲームとはルールによって“面白さ”が生まれる遊び」という定義のもと,ゲームデザインについて持論を紹介。じゃんけんを応用した新しい遊びなどを例に,「人間は何をもって面白いと感じるのか」という心理学的なアプローチが必要であると示した。
また,ゲームデザインの技術はゲーミフィケーションやゲームフルデザインといった形でゲーム以外の分野にも応用可能であり,社会的な価値を持つと語っていた。
渡辺範明氏
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第二部「ゲームの面白さと,ゲーム作りの面白さ」には,ガンホー・オンライン・エンターテイメントの
山本大介氏をゲストに迎え,トークセッションを実施。山本氏はプロデューサーを務める「パズル&ドラゴンズ」の開発過程を例に,ゲーム作りには試行錯誤が欠かせないこと,とくに若手は失敗を恐れずチャレンジするべきと呼びかけた。
山本大介氏
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また,就職活動について,ゲーム会社の採用では学歴や技術だけでなく,ビジネス上の適合性が重視されることに言及。とくに渡辺氏は自身の経験から,応募者の評価基準はゲーム会社ごとに一貫しており,それにマッチするかどうかがポイントとなると語った。
今回の参加者数は1008名。前回を上回るその数字が示すように,会場では多くの参加者の熱意が伝わってきた。実際にゲームメーカーの担当者から話を聞くことで,将来の進路を考えるきっかけを得た参加者も多かったのではないだろうか。