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[プレイレポ]「どうするの,これ?」を吹き飛ばせ。世界を唸らせたパズルアクション「Öoo」がコンシューマ機で遊べるようになったので,あらためて魅力を伝えたい
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印刷2026/03/14 12:00

プレイレポート

[プレイレポ]「どうするの,これ?」を吹き飛ばせ。世界を唸らせたパズルアクション「Öoo」がコンシューマ機で遊べるようになったので,あらためて魅力を伝えたい

 2025年にPC(Steam)版がリリースされ,世界のインディーゲーム好きをざわつかせたパズルアクション「Öoo」(ウー)。本作は,Forbesの「2025年ベストゲーム」で1位に輝き,GDCアワードのゲームデザイン部門にノミネートされるなど,国内外の「目利き」たちがこぞって絶賛したタイトルだ。

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 そんな本作が,ついにNintendo SwitchPS5Xbox Series X|S(3月中配信予定)などのコンシューマ機でも遊べるようになったので,この機会にあらためて魅力を伝えたいと思う。

 PC版をプレイし,生高橋氏のIDC2025での公演を記事としてまとめたことがある筆者も,「この面白さをより多くの人に味わってほしい!」と感じている。きっと同じ思いであろうファンのみなさんにも,ぜひ本稿を使って布教(?)してもらえると幸いだ。

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 2025年11月15日,インディーゲーム開発者向けカンファレンス「IDC2025」が開催された。本稿ではそのセッションのひとつ,「ElecHead」「Öoo」などを手がけたインディーゲーム開発者・生高橋氏の「『Öoo』のつくりかた」のレポートをお届けしよう。

[2025/11/20 11:59]


爆風で飛び,ダッシュする。それだけのはずが……?


 本作を端的に表すと,爆弾の爆風で主人公を操る,シンプルなパズルアクションゲームだ。プレイヤーができる操作自体は,びっくりするほど少なく,基本のアクションは以下の3つとなる。

その1。爆弾を置く,起爆する。どちらもワンボタンで行える。ゲームが進むと同時に2個まで置けるようになる
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その2。爆風で横に吹っ飛ぶ。逆に,爆風の範囲から出ていれば吹っ飛ばずに済む
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その3。爆弾に乗ったまま起爆すると,上,あるいは斜め上にジャンプできる。ここは普通のアクションゲームのジャンプに近い
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 ただ,爆弾を置くには頭上にスペースが必要で,足元に床,あるいは別の爆弾がなければ,そもそも置けない。さらに爆弾自体も爆風を受ければ上や横に動き,上に何かが乗っていれば挙動も変わる。このように爆弾にもルール的な制約が存在する。

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 これらのルールは,ある人には斬新に感じるかもしれない。またある人は,過去の名作パズルアクションにあったプリミティブな感覚を思い出すことだろう。

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 ともかく,「道を塞ぐカエルにハエを連れてきて食べさせれば通行可能」という単純なお題も,初見では一苦労だったりする。いや,大半の場所は最初からスイスイ進めるのだが,必ずどこかで「どうするの,これ?」と立ち尽くすタイミングがやってくる。

ハエを取りに行くだけなら簡単。でも,帰ろうとするとブロックが復活して道を塞いでしまう。どうする?
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道を塞ぐブロック。それをどかすボタンが画面外にある。どうやって押そうか?
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爆風で横に飛び,その直後にすぐ上に飛びたい……なるほどそういうことか!
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爆弾を自分の「頭の上」に載せて運びたい。でも,爆弾を置くと自分が爆弾の上に乗ってしまうのだが……?
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 一見,「これは無理なのでは?」と思えるような状況でも,本作はそこまでにクリアしてきた道のりすべてがヒントになっている。「……ああ,こうすればいける!」と解法が見つかる時がくる。その瞬間の気持ち良さこそが本作の醍醐味なのだ。


「知識」を得れば,世界の見え方が一変する


 本作のコンセプトについて作者の生高橋氏は,探索型アクション(いわゆるメトロイドヴァニア)のルーツのひとつ,「メトロイド」シリーズをプレイした際の気づきが参考になったと語っている(関連記事)。

 一般的な探索型アクションなら,新しいアイテムを手に入れることで行動範囲が広がる。しかし「Öoo」においては,鍵となるのはアイテムではなく「プレイヤーの知識」そのものだ。

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 ゲーム中に散りばめられたセオリーを学んで戻ってくると,一見ただの行き止まりに見えていた場所が,実は「関門」だったと気づかされる。
 そのステージ作り(レベルデザイン)の妙は,初代「メトロイド」や「スーパーメトロイド」,そして「メトロイド ドレッド」を思い出させる。本作のコンセプトのあくまで一部分ではあるが,まさに温故知新で生まれたゲームともいえるかもしれない。

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 そうしたゲームの面白さだけでなく,ビジュアルの可愛さや思わずニヤリとしてしまう遊び心も本作の魅力だ。
 例えば,ワープ画面を見てみよう。一見ただのワープ用UI兼マップ画面かと思いきや,そこに攻略のヒントが隠されていることもある。

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 また,たまに変な爆弾が出てくるなど,細かい「何か」に気づくとさらに楽しい。こうした発見はまだまだあるのだが,これから遊ぶ人のため,あまり書かないでおこう。

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 本作はときおりアクションゲーム的な操作も必要になるが,本質的にはパズルゲームであり,遊び心地も意外にスタティック(静的)だ。また,作者自身が語るように「メトロイド」シリーズにインスピレーションを受けた作品でもある。
 だが,知識とロジック,ときには試行錯誤で道を切り拓いていく体験は,本作ならではのものだとも感じられる。

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 「この場面の解き方は……えーと?」
 そんな,自分自身の戸惑いを,気持ちよく爆破する。コンシューマ版も登場したこの機会に,ぜひ多くの人にこの不思議な世界に触れてみてほしい。「パズルの解法を考えるのって面倒?」いやいや,本作をプレイすれば,そんな考えは吹き飛んでしまうはずだ。

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