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[プレイレポ]和風ホラー「零 〜紅い蝶〜 REMAKE」は,オリジナル版の怖さや雰囲気をそのままに,現代的なプレイ感を両立する仕上がりに
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印刷2026/02/13 10:00

プレイレポート

[プレイレポ]和風ホラー「零 〜紅い蝶〜 REMAKE」は,オリジナル版の怖さや雰囲気をそのままに,現代的なプレイ感を両立する仕上がりに

 コーエーテクモゲームスが2026年3月12日に発売を予定している「零 〜紅い蝶〜 REMAKE」Switch2 / PS5 / Xbox Series X|S / PC)は,和風ホラーアドベンチャー「零」シリーズの2作目として,2003年にリリースされた「零 〜紅い蝶〜」のフルリメイク作品だ。

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 世界観やストーリー,キャラクター設定はそのままに,グラフィックスやカメラワーク,サウンド,そして操作性などを現代のゲームとして刷新。開発は同社のTeam NINJAが担当する。
 今回,開発中のバージョンをプレイする機会を得たので,インプレッションを交えて概要をお伝えしたい。

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 本作の主人公である天倉 澪は,双子の姉である繭と,かつて暮らしていた地の付近にあり,近々ダムの底に沈んでしまう渓谷を訪れていた。
 澪が思い出にふけっていると,繭は何かに誘われるようにふらふらと歩いて行ってしまう。澪が追いついた瞬間,繭の背後から無数の紅い蝶が一斉に舞い上がる。やがて2人は“地図から消えた村”こと「皆神村」に閉じ込められてしまう。

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ゲームの進行は章仕立てで,各章に設けられた目的を達するため村内や民家の内部を探索していく。探索の過程で過去の新聞記事や,村に迷い込んだ人物の手帳といった手がかりを集めながら,澪は村内でかつて行われていた「禁断の儀式」の真相に迫っていく。

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 探索中は,儀式から逃げた双子の巫女を探す怨霊が襲ってくる。澪もしくは繭の体力がゼロになるとゲームオーバーになるため,澪は探索中に手に入れた特殊なカメラ「射影機」で怨霊を撮影し,撃退しなければならない。

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戦いを回避したい場合は,怨霊に気付かれないよう懐中電灯を消したり,しゃがんで足音を立てないようにしたりして進む

「零」シリーズの怨霊との戦いは,一貫して「射影機で撮影して撃退する」「よい写真を撮るほど大きなダメージを与えられる」というルールを採用してきた。ただし“よい写真”の基準はタイトルごとに異なる。

 本作では「ピントが合っている」「反応して赤く変化した"点"が多い」ほど,よい写真と判断される仕組みだ。
 ピントを合わせるには対象をファインダーで捉え続ける必要があり,プレイヤーは必然的に怨霊のおぞましい姿を直視し続けることになる。怖さに向き合わなければならないという設計が,非常によくできている。

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ピントこそ合っているが,フィルムチャージが完了していないのでファインダー内の点が反応しない

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点が反応して赤く変化。反応した点が多いほど,怨霊に大きなダメージを与えられる

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チャージ速度や除霊効果の異なるフィルムを切り替えて怨霊に挑む

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射影機は,アイテム「念珠」を使って各種機能を強化できる。強化のリセットも可能だ

 シリーズおなじみのシステムも健在だ。ファインダー上部の赤いランプが明滅するタイミングで撮影すると怨霊を怯ませる「フェイタルフレーム」や,一定ダメージを与えると発生する「シャッターチャンス」がそれにあたる。
 シャッターチャンス中は大ダメージを与えられるうえ,フェイタルフレームに成功すれば連続撮影チャンス「フェイタルタイム」へと突入する。積極的に狙いたい。

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怨霊もただ撮影されるだけではない。射影機のファインダーを汚して撮影を妨害したり,睨みで霊力(いわゆるスタミナ)を奪ったりと,さまざまな手段で澪を攻撃してくる

 射影機には「霊視フィルター」も搭載されており,そのフィルターを通して残留思念を見ると対象の過去の行動「残影」を確認できる。残影が探索の重要な手がかりとなる場面も少なくない。
 オリジナル版と同様,怨霊以外の霊を探し出して撮影する収集要素も用意されている。

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残影を確認しながら,はぐれてしまった繭のあとを追う

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怨霊ではない霊も,ゲーム内の随所に現れる

 本作をプレイして最初に目を惹くのは,やはり強化されたグラフィックスだろう。
 過去の「零」シリーズ リマスター版と同様,澪と繭のキャラクターモデルは現代的かつ魅力的に刷新されており,光と陰影の表現によって廃村の不気味さが格段に増している。もちろんカットシーンや演出もブラッシュアップされ,全般的にホラーコンテンツとしての臨場感がかなり高まっている。

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 キャラクターの行動速度がオリジナル版より速いことも大きな変化だ。
 「零」シリーズのキャラクターは過去のリマスター作品を含めて動作がゆっくりで,思うように動かせないこと自体が恐怖を演出する要素のひとつだった。

 だが昨今のゲームと比べると,動きの遅さがストレスにつながる面もあった。本作ではキャラクターの移動を含む行動速度が速くなり,快適なプレイ感を実現している。
 とはいえ澪は普通の少女であり,怨霊の攻撃を簡単に回避できるわけではない。操作感の良さと怖さを感じる絶妙なバランスに調整されているといった感じだ。

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怨霊の攻撃を避けられないことも普通に起きる

 さらに大きな特徴として,澪と繭が一緒に探索している最中,手をつなげることが挙げられる。
 これはオリジナル版にはなかった要素で,放っておくとフラフラとどこかに行ってしまいがちな繭を,澪がしっかり手を握って引っ張っていく姿はシチュエーション的に自然だ。
 ゲームシステムとしても,2人が手をつなぐと体力や霊力が回復する効果があり,繭が怨霊に襲われて倒れた際にも,手を引っ張って助け起こせる。

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繭と手をつないで廃屋を探索

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戦闘中,繭が怨霊に襲われることも当然ある

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倒れた繭を助け起こす

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装備アイテム「お守り」も新たに登場。さまざまな効果のお守りがあるので,局面に応じて使い分けたい

 サウンド面では,7.1.4chのフルサラウンド環境で3D音響を制作しており,怨霊ごとに特有の効果音が用意され,位置の変化も判別できる。
 射影機を構えると音が少しこもるといった細部の作り込みも丁寧で,サラウンドヘッドホンでの体験を強く推奨したい。

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 「零」シリーズの中でも最高傑作に挙げるファンが多いオリジナル版「零 〜紅い蝶〜」。本作は往年のファンの思い出を損なうことなく,昨今のゲームにも引けを取らないクオリティで,「零」シリーズならではの魅力を丁寧にリメイクした印象だ。
 往年のファンはもちろん,オリジナル版の評判を聞いて気になっていた人にも,ぜひ手に取ってほしい。

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主要キャラクターのバックボーンを掘り下げるサイドストーリーが新たに用意されており,オリジナル版を隅々まで遊び尽くした熱烈なファンにとっても新鮮な楽しみとなるはずだ

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