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「CS2」「TF2」「Dota2」などのルートボックスが賭博にあたるとして,ニューヨーク州司法長官がValveを提訴
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印刷2026/02/26 11:55

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「CS2」「TF2」「Dota2」などのルートボックスが賭博にあたるとして,ニューヨーク州司法長官がValveを提訴

 ニューヨーク州司法長官のLetitia James氏は本日(2026年2月26日),「Counter-Strike 2」「Team Fortress 2」「Dota 2」のルートボックス機能がニューヨーク州の賭博法に違反するとして,Steamを運営するValveを提訴した。


 州司法長官室(OAG:Office of the Attorney General)は,プレイヤーが有料でルートボックスを開封し,確率に応じて希少アイテムを得る仕組みで,Valveが違法賭博を助長/促進していると主張している。
 アニメーション付きの回転ホイールが回る開封の演出についても,スロットマシンに類似しているとした。

 OAGは,入手できるアイテムがゲーム内で機能を持たない一方,オンライン上で金銭と引き換えに売買できる点を問題視している。
 実際に,アイテムの一部は100万ドル(約1.5億円)超で取引されたとされ,2025年3月にはCounter-Strikeのスキン市場が43億ドル(約6500億円)を超えたと報じられた,とも説明した。

2024年6月に100万ドル以上で売れたと報じられたスキンとして紹介された画像。ニューヨーク州司法長官事務所の発表文(ag.ny.gov)より
画像ギャラリー No.002のサムネイル画像 / 「CS2」「TF2」「Dota2」などのルートボックスが賭博にあたるとして,ニューヨーク州司法長官がValveを提訴

 プレイヤーがアイテムを換金する手段として,Valveは,Steamとサードパーティの2種類のマーケットプレイスを提供しており,サードパーティのマーケットプレイスの運営もアカウント連携などで容易にし,支援もしていると主張している。

 James氏は,限られた資金しか持たない若年プレイヤーが,ルートボックスを通じた賭博に引き込まれうると主張した。
 さらに,賭博に触れた子どもは,触れなかった子どもと比べ,将来的にギャンブル問題を抱える可能性が4倍高いとする研究もある,と説明している。

 また,James氏は,本件が違法賭博に関する訴訟であることを前置きしたうえで,Valveが暴力や銃を美化するゲームを宣伝していると主張した。
 若年ゲーマーが深刻な暴力に対して感覚が鈍化しうるとして,銃による暴力という社会問題を助長しかねない,と述べている。

 本訴訟において,James氏は,Valveがゲーム内の賭博機能を促進する行為の恒久的な停止,すべての不当利得の返還,およびニューヨーク州法違反に対する罰金の支払いを求めている。

  • 関連タイトル:

    Counter-Strike 2

  • 関連タイトル:

    Team Fortress 2

  • 関連タイトル:

    Dota 2

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