「アランの自動機工房」は1月20日発売。スチームパンクな世界でユニークな機械をプログラミングするサンドボックスパズルゲーム

レコードを流し、ゴーグルをかけ、この魅惑的な蒸気の世界を攻略しよう。
部品や歯車をひとつひとつ配置、プロセスを計画し検証する。試行錯誤の末に、思う通りに動くマシンを見ると…
まるで考えているのは自分ではなく、この手で命を吹き込んだ機械かのように思える。そして鼓動しているのも、コーディングされた蒸気歯車の心臓だけではなく、まさにその世界全体なのだ。

台湾のインディーゲーム開発チーム・Laputa Labs 普達實驗室は、先日の開幕パーティーにて、自らが開発したスチームパンク風パズルゲーム「Alan’s Automaton Workshop - アランの自動機工房」の発売を2022年1月20日と発表。それに引き続き最新プロモーションビデオを公開した。

「Alan’s Automaton Workshop - アランの自動機工房」は「プログラミング構築」をベースとするサンドボックスパズルゲーム。プレイヤーは新米エンジニアのジョンに扮し、新しく工房を開いたアラン・チューリングと共にクライアントの奇怪な要望に応え、ユニークな機械作品を作り出す。本作は、アートの素晴らしさだけでなく、パズルのコンテンツも精巧で、公開直後から好評を博している。また、台湾最大級のゲームメディアであるバハムートの2020 ACGアワードで銅賞を受賞している。

本作は国内では珍しいプログラミングパズルゲームで、ストーリーの舞台は第二次世界大戦前、スチームパンク風のパラレルワールド。そしてプレイヤーが演じる主人公が出会うのは、いずれも実際に有名な歴史的人物ばかりである。また、ゲームを進めていくと実際のチューリングや主人公ジョンと自分の境遇に似通う所がある事に気づく：自分たちの心の働きと、その手が創り出す機械により世界の行方も変わっていくという事に…

もちろん、核心であるプログラミングパズルもしっかりと用意されている。基本のプログラミング概念が使われるメインストーリーへの数多くの挑戦以外に、ゲーム内の図書館ではさまざまな挑戦ミッションが不定期的に更新される。プロデューサーによると、他のプログラミングゲームとの大きな違いは、作った機械が動くのを実際に見ることができるということ。プロモーション映像によるとマシン全体の動きが分かるだけではなく、プログラミング言語の作動に伴い蒸気ホース、特殊スプリング、タイプライターキー、歯車といった細かい部品に至るまで精巧な動きが見てとれる。論理の再設計や試行錯誤を重ね最終的に仕上がるのは、もしかすると周期的に脈動する機械の心臓や、警備のオウム、指示に従って書く機械詩人、あるいは会計用の金属のヒツジ一匹かもしれない。しかし、どの機械であれ、正しいプログラム命令によって作動する様を見ると、その達成感は単純に答えを「獲得する」謎解き型作品とは比べものにならないだろう！


最後に、開発チームによると、Facebook及びDiscordにて引き続き関連情報をアップデート予定。またゲームファンから好評を博している大型コンテスト、そして様々なイベントも引き続き開催予定。お楽しみに！
ご興味のある方は、ぜひSteamのウィッシュリストにご追加ください！

追伸：開発チームより、こっそりお知らせ。無料体験版はまもなく終了してしまいます。ご興味のある方は、ぜひお早めにプレイしてみてくださいね！

Steam：https://store.steampowered.com/app/1289990/Alans_Automaton_Workshop/