サムライとスチームパンクを掛け合わせたアクションRPG「Shadow of the Road」がSuper.comから日本語対応でリリースへ

　Super.comは，ポーランドのAnother Angle Gamesが開発を行う新作タクティカルRPG「Shadow of the Road」のパブリッシング契約を提携したことをアナウンスした。


　「ウィッチャー 3: ワイルドハント」や「OUTRIDERS」などの作品に関わったという開発メンバーにより，1年ほど前からデモ映像がリリースされるなどしてきた「Shadow of the Road」は，欧米諸国の干渉にあった日本が鎖国の継続か開国かで二分した幕末の時代を描いている。
　主人公となるのは，何らかの理由で主家“モチズク”から改易にあった若い武士“サトル”だ。人生の目標を失った浪人となりながらも，この国の歴史を変える大きな陰謀の中に分け入っていくことになる。


　尊皇派と将軍家が激しく戦い合った時代という血生臭い設定に加え，“根の国”の奇怪な妖怪たち，新たに勃興した東日本会社が繰り出す冷酷なスチームパンク傭兵，そして不審な策略で背後から社会を操る英国総合商社など，さまざまな勢力が激突し合うことになる。
　道中ではさまざまな過去とスキルを持つ仲間たちと出会い，自分の信念に忠実であり続けるか，裏切りの道を進むのか，プレイヤーの選択次第でエンディングが大きく変わっていくストーリーとのことだ。


　「Shadow of the Road」のSteamストアページは以前から公開されており，発売予定日は未定ながらも日本語対応が記載されているのはうれしいところ。忍者や呪文による霊力まで，どこか漫画で見る和風テイストな世界観をぎっしりと詰め込んだようなRPGだが，どんな作品に仕上がっていくのかを楽しみに見守っていきたい。

Steamの「Shadow of the Road」ストアページ