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ゲームエイジ総研,「ブルーアーカイブ」の水着イベントレポートを公開
ブルーアーカイブ -Blue Archive- ブルーアーカイブ -Blue Archive- | |||
配信元 | ゲームエイジ総研 | 配信日 | 2022/07/14 |
<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>
話題の『ブルーアーカイブ』
水着イベントで20代男性ユーザーを大幅獲得
ストーリー追加日の平均プレイ時間は1.5倍以上に増加
モバイルゲームのアクティブユーザー数を増加させるために数多くのイベント施策が実施されます。 特に美少女系ゲームにおいて、 夏場に開催されるゲーム内キャラクターの水着バージョンなどが入手できるイベント(以降、 水着イベント)は、 ユーザーの注目度、 期待度が高いイベントです。
今回取り上げる『ブルーアーカイブ』では、 6月22日より夏季イベント「アビドスリゾート復旧対策委員会」が開始されました。 『ブルーアーカイブ』は『アズールレーン』や『アークナイツ』の運営を行っているYostarから配信されているモバイルゲームです。 プレイヤーは学園都市「キヴォトス」の先生となり、 学園都市で発生する様々な問題を生徒と共に解決するというストーリーが描かれます。 丁寧に描かれた魅力的なキャラクターたちが3Dで動くRPGで、 特にキャラクターやストーリーが人気の作品です。 水着イベントでアクティブユーザーがどのように変化したのかiGageで見ていきたいと思います。
株式会社ゲームエイジ総研(代表取締役社長:光井誠一)は、 国内唯一の「ゲームビジネスに特化したマーケティングリサーチ&コンサルティングファーム」として様々な分析を行っています。 ゲーム市場規模をまとめた定期刊行レポートとして「Monthly Game Trend Radar(マンスリー・ゲームトレンドレーダー)」の発刊、 プラットフォーム別のアクティブユーザー数や、 ネットワークサービスでのゲームに関する情報取得などのデータも収集しております。 また弊社が運用しているマーケティングデータサービス「iGage(アイゲージ)」では約240万名のスマートデバイスのユーザーのログを自動取得しており、 動向やトレンドなども観測しております。
モバイルゲームのアクティブユーザー数を増加させるために数多くのイベント施策が実施されます。 特に美少女系ゲームにおいて、 夏場に開催されるゲーム内キャラクターの水着バージョンなどが入手できるイベント(以降、 水着イベント)は、 ユーザーの注目度、 期待度が高いイベントです。
今回取り上げる『ブルーアーカイブ』では、 6月22日より夏季イベント「アビドスリゾート復旧対策委員会」が開始されました。『ブルーアーカイブ』は『アズールレーン』や『アークナイツ』の運営を行っているYostarから配信されているモバイルゲームです。 プレイヤーは学園都市「キヴォトス」の先生となり、 学園都市で発生する様々な問題を生徒と共に解決するというストーリーが描かれます。 丁寧に描かれた魅力的なキャラクターたちが3Dで動くRPGで、 特にキャラクターやストーリーが人気の作品です。 水着イベントでアクティブユーザーがどのように変化したのかiGageで見ていきたいと思います。
iGageの詳細はこちら:
https://www.gameage.jp/igage/
■水着イベントで20代男性ユーザーを中心に獲得
はじめにアクティブユーザーの推移を見ていきます。
5月から6月にかけ、 Dailyアクティブユーザー数は安定的に10万人以上の規模で推移していましたが、 水着イベントの告知の生配信が行われた6月17日からアクティブユーザー数が上昇。 水着イベントが開催された6月22日には14.3万人と、 前日から2万人増加しています。
また、 5月24日と6月8日にもアクティブユーザー数が微増しています。 これはメインストーリーの追加や新キャラクターの実装が行われた効果と見られます。 【グラフ1.】
それでは『ブルーアーカイブ』はどのようなユーザーにプレイされているかを見てみましょう。
本作は男性向けの美少女系ゲームということもあり、 全体の9割以上が男性ユーザー、 特に20代男性が52.3%と過半数を占めています。 またTOP3である10代から30代男性の合計は89.6%となっており、 このセグメントだけで9割近いユーザー規模となっています。 【グラフ2.】
この、 全体の9割近くを占める10~30代男性ですが、 さらに細かく年齢別の推移を見ていきましょう。
どの世代もイベントが開始された6月22日に増加していますが、 その中でも特に20代男性は1.35万人増加しており、 今回の水着イベントが20代男性により大きな影響を与えたことが分かります。 【グラフ3.】
次に『ブルーアーカイブ』をプレイしているユーザーが、 他にどのようなアプリをプレイしているのかを見ていきます。
最も多かったのは『ウマ娘 プリティーダービー』の41.3%。 『ウマ娘 プリティーダービー』はアクティブユーザー数も多いため、 同時プレイ率が高くなっていますが、 それでも4割以上というのは非常に高い割合です。 続いてアクティブユーザー数の多い『Fate/Grand Order』が33.1%となっており、 TOP5がすべて、 20代男性に人気の高い美少女系ゲームで占められています。 また『ブルーアーカイブ』と同じく、 Yostarが運営を行っている『アズールレーン』と『アークナイツ』が入っている点は本作の特徴と言えるでしょう。 【表1】
■ストーリー追加日には平均プレイ時間が1.7倍以上に
【グラフ1.】で確認されたように、 メインストーリーの追加が行われた5月24日と6月8日、 水着イベントが開始された6月22日は、 それぞれDailyユーザー数に顕著な増加が見られましたが、 平均プレイ時間の変化には異なる傾向が見られます。 『ブルーアーカイブ』の普段の平均プレイ時間は30分前後ですが、 メインストーリーが追加されたタイミングでは平均プレイ時間が50分以上に増加しています。 『ブルーアーカイブ』のストーリーはユーザーからの評価が非常に高く、 追加されたその日のうちに読みきっているユーザーが多いため、 ストーリー追加日の平均プレイ時間が長くなっていると思われます。 【グラフ4.】
このように、 『ブルーアーカイブ』の水着イベントは20代男性を中心に多くのアクティブユーザーを獲得したことが確認されました。 また、 メインストーリーの追加では、 ユーザーの平均プレイ時間が増加することも確認できました。
平均プレイ時間の増加は、 ユーザーがそのゲームに集中し熱中しているということであり、 ゲームを運営する企業にとって重要なKPIの一つと言えます。 『ブルーアーカイブ』のケースでは、 水着イベントで獲得したユーザーを、 今後新たに追加されるストーリーで引き付け、 熱中させ、 継続プレイヤー数を維持していくことが重要になるでしょう。
ストーリーやキャラクター人気の高いゲームの運営においては、 同様の戦略をとるケースが多いと考えられます。 今後もこのような特長を持つアプリの「仕掛けと動向」に着目していきたいと考えます。
「ブルーアーカイブ -Blue Archive-」公式サイト
「ブルーアーカイブ -Blue Archive-」ダウンロードページ
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