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インタビュー

RayGlanZがいたから僕らはここにいる。「Readyyy!」キャストインタビュー企画第4弾はクールなRayGlanZチーム

 セガゲームスが配信予定のアイドル育成スマホゲーム「Readyyy!」iOS / Android)。アイドルを演じるキャストをクローズアップする連載も4回目となりました。今回は,すべてを掻き消す漆黒の光“RayGlanZ”のキャストのみなさんに話を聞きました。

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「Readyyy!」公式サイト



チームメンバー同士はほどよい距離感?


4Gamer:
 本日はよろしくお願いします。インタビュー企画第4弾ではRayGlanZのキャストのみなさんにお話を聞いていきます。それではまず,みなさんが演じているアイドルを紹介してもらえますか。

宗像十夜役・近衛秀馬さん
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宗像十夜役・近衛秀馬さん
(以下,近衛さん):

 宗像十夜はRayGlanZのリーダーです。十夜自身は,いつも自分のパフォーマンスの魅せ方を考えていて,そのためにRayGlanZの2人と一緒にいるし,2人にもっと伸びてほしいと思っています。自分の理想を突きとおすだけじゃなくて,ユニットとしてもっと力をつけていきたいと思っています。

 RayGlanZは,ほかのユニットと違ってメンバーそれぞれに我が強いところがあって,自分は自分,他人は他人みたいな雰囲気ではあるのですが,上を目指すという目的は彼らの中で一致しているんですよ。

4Gamer:
 宗像十夜と近衛さんに共通する部分はありますか。

近衛さん:
 十夜とは,似ていない部分が多いですね……。十夜のように「上へ行くぞ!」って気持ちは強いんですが,僕自身はそこまでメラメラせず少し冷めているかなと思います(笑)。

碓井千紘役・小野将夢さん
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碓井千紘役・小野将夢さん
(以下,小野さん):

 千紘は負けず嫌いな反骨狼ですね。詳しくは言えないですが,さまざまな背景があって,宗像十夜に対して敵対心を持っています。向上心が強くてユニットの中でもトップに立ちたいと考えているんですよ。

 黒は黒,白は白と,物事の白黒をハッキリさせたいタイプで,それが行動にも出ている,格好いいキャラクターだとも僕は思います。トゲトゲしているところもあるんですけど,野良猫と戯れたり,普段人前では出さない優しい一面を見せたりすることもあります。虚弱体質なんですが,それを言い訳にせずストイックにがんばるところも憧れますね。

4Gamer:
 朗読劇などで見られる,十夜への“ゴリラ呼び”のやりとりも楽しいですね。

小野さん:
 そうですね(笑)。

香坂安吾役・三浦勝之さん
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香坂安吾役・三浦勝之さん
(以下,三浦さん):

 僕が演じる安吾は,十夜と千紘の2人がぶつかりあうのを押さえてユニットの均衡を保つグループのまとめ役割ですね。でも野心家なところもあって,RayGlanZがもっと上を目指すためにどうしたらいいか,戦略を練る堅実な人物だとも思います。

4Gamer:
 調整役として,一歩引いた大人な部分がありますね。

三浦さん:
 どちらかというとそうですね。2人の喧嘩をよく仲裁しているイメージです。

4Gamer:
 ご自身と似ている部分はありますか?

三浦さん:
 そもそもこのチームではキャスト同士の喧嘩が起きないので,仲裁するようなことはほぼないですね(笑)。

4Gamer:
 そうなんですね。喧嘩をするような険悪さはない,けれどみなさんでどこかへ一緒に出かけるような雰囲気でも……?

三浦さん:
 ないですね。チームに所属するキャスト同士で,個人は個人という雰囲気を持っているのはRayGlanZと似ているかもしれません。

小野さん:
 3人とも,ただの引きこもりとも言えるけどね……(笑)。

三浦さん:
 まあね!

小野さん:
 出かけよう,ご飯食べに行こう,って言われたら「行くー」って言うんですけど,自発的に人を誘って……というのはないかも。

近衛さん:
 ないねえ。

4Gamer:
 一緒に出かける場合は,どなたが言い出しっぺになるんですか?

近衛さん:
 そのときどきで変わりますね。レッスン終わりに,僕が「ラーメン食べたいな」って言ったらみんなで一緒に行ったり,小野くんや三浦さんがどこどこに行きたいと言えば,「じゃあ行こうか」って応えたり,という感じです。

三浦さん:
 なんか自然な流れなんだよね,いつも。

4Gamer:
 こうしてお話ししていると,RayGlanZのキャストのみなさんはすごく落ち着いている印象ですね。

近衛さん:
 ほかのチームに比べればそうかもしれないですね(笑)。

三浦さん:
 ただ単に静かなだけかも。「うぇーい!」って感じではないですね。「Readyyy!」のキャストは半分以上「うぇーい!」って感じでめっちゃ元気だと思うんですけど(笑)。

小野さん:
 RayGlanZがなかったら,僕ら3人とも,どのチームにも所属できなかったかもね(笑)。

近衛さん:
 生きていけなかったかも。RayGlanZがいたから,今ここにいられるっていう。

4Gamer:
 なるべくして結成されたチームですね。

三浦さん:
 そう思いますね。


3人が声優を目指したきっかけは?


4Gamer:
 それでは,キャストのみなさんについてもう少し詳しくお話を聞いていきたいと思います。まずは声優を目指したきっかけをお聞きしたいのですが,今度は順番を……みなさんの年齢順にしましょうか。

小野さん:
 じゃあ若い順で。

三浦さん:
 若い順とか言うな(笑)。

近衛さん:
 (三浦さんに向かって)トリを楽しみにしてる(笑)。

小野さん:
 僕は母がフリーアナウンサーをしていたので,小さい頃から“声を扱う仕事”に触れてきました。でも,きっかけとしてはなんだろうなあ……。

4Gamer:
 アニメやゲームはその頃からお好きでしたか?

小野さん:
 アニメはずっと好きでした。それも親の影響だったんですけど,だからといって声優を目指そうという気持ちはとくになくて。
 高校の文化祭で舞台に出たことがあるんですが,1年生では舞台に上がり,2年生では恥ずかしくてやらなくなったんです。3年生になって,台本を書いた男の子に「どうしてもまたお前の演技が見たい」と説得されて,そこまで言ってくれるならと,また出ることにしたんですけど,そのときの役が,飢餓に苦しんでる市民だったんですよ……。

三浦さん:
 めっちゃ重いな!

4Gamer:
 それは,どういう内容の舞台だったんですか……!?

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小野さん:
 自分たちが裕福な生活をするために,国王が税を引き上げて市民を虐げているという内容でした。反乱を起こした市民が城へ攻め込み,僕が演じた市民が姫に向かって「こんなにみんなが苦しんでいる」と訴えるシーンがあったんです。

 そのシーンになった途端,それまでガヤガヤしていた客席の空気がガラッと変わるのを感じたんです。それと同時に,舞台上の自分に視線が集中するのがすごく気持ちよくて。その経験からお芝居に興味を持って,養成所に入るきっかけにもなりました。……って,こんな感じでいいのかな?

三浦さん:
 むしろこの話,トリでも良かったんじゃないの(笑)?

4Gamer:
 最初から声優志望ではなかったけれど,結果としてこうして声優になられたわけですね。

小野さん:
 養成所に入りたての頃は,舞台寄りというか立ち稽古が多くて,マイクの前に立つレッスンはそんなにありませんでした。表現すること自体にもともと興味があったので,レッスンを重ねていくうちに次第にプロとしてもやってみたいと思うようになり,東京に出てきました。

4Gamer:
 今後やってみたい役はありますか?

小野さん:
 せっかくなので格好いいことを言っておきたいんですけど……正直な話,高校時代は男ばっかりのクラスで恋愛もできずに灰色の青春を送っていたんです。高校生になるまで,転校生がパンをくわえて道の角から飛び出してくる出会いが絶対あるって信じてたんですよ(笑)。

4Gamer:
 パンをくわえた転校生と道の角でぶつかって,学校のホームルームで再会するアレですね。現実では,なかなかないシチュエーションのような気が……!

小野さん:
 ないですよね。それを夢見ながら高校の3年間が終わってしまったので,1回はそういった学園ラブコメものの役を演じてみたいです(笑)。かわいいヒロインにちやほやされて幸せになりたいなと。欲望のままに言うなら,自分の経験できなかった青春を味わいたいです。僕自身「アマガミ」という作品が好きですし。

三浦さん:
 あれはいい作品です。

4Gamer:
 近衛さんはいかがですか。

近衛さん:
 昔からアニメやお芝居は好きだったんですが,中学生の頃かな,アニメのスタッフロールでキャラクター名の横にキャスト名があることに気付いたんです。これはなんだろうと調べて,声優という職業のことを知りました。それですぐに声優の事務所へ行こうと思ったんですが,その前に専門学校に行くべきだよな,そのためには高校にも行かないと……という具合に,段階を踏んでこの業界へ進むことにしました。
 専門学校での1年目では声優の勉強もしつつ舞台稽古のレッスンを受けたのですが,そのときに舞台の楽しさに気づいて,最初は舞台役者の道に進もうとしたんです。でも舞台の先生には,「お前は声が響くし,声優向きだと思うから行ってみたら?」とアドバイスを受けて,今の事務所に入ることになりました。

4Gamer:
 近衛さんは,ここまでスムーズに進んでこられた印象がありますね。

近衛さん:
 生きたいように生きてきたって感じです(笑)。でも,人に言われて「じゃあやってみようかな」と決めたこともあるので,流されて生きてきたのかも。

4Gamer:
 でも,それも含めて運命的なものも感じますね。では,今後やってみたい役はありますか。

近衛さん:
 僕は漫画が好きで,スポーツ,バトル,SF,少女漫画でも,どんなジャンルでも読むんですけど,やっぱり一番はスポーツ漫画の役をやってみたいと思っています。気持ち的には“陰”なキャラクターのほうが入りやすいので,主人公ではない役もやってみたいですね。おいしい脇役もいいですね,暗い感じの(笑)。

4Gamer:
 暗い感じがポイントですね(笑)。ではお次は,三浦さんお願いします。

三浦さん:
 もともとアニメが好きで,声優という仕事を知ったのは中学か高校生ぐらいでした。高校生のときに,クラスの子から「いい声だね」と言われることもあって,声を活かせる仕事はなんだろうと考えたときに,前から興味があった声優だと思い立ったのがきっかけですね。

4Gamer:
 ちなみに,どんなアニメを見ていらしたんですか。

三浦さん:
 きっかけになった作品は,世にオタクを増やしたと言われる名作「機動戦艦ナデシコ」ですね。リアルタイムでの視聴ではなかったんですけど,ビデオ……大体の年齢が分かっちゃいますけど,VHSで見たんです。

小野さん:
 VHSってなに〜?

三浦さん:
 お前は知ってるだろ(笑)!
 ビデオに声優のインタビュー映像が特典で付いていて,その映像も声優を目指そうと思ったきっかけになりました。

4Gamer:
 これまでもさまざまな役を演じられていると思いますが,今後やってみたい役はありますか。

三浦さん:
 とりあえずロボットに乗りたいですね。操縦したいです。そして,できれば生き残りたい(笑)。おいしいところで死ぬのもありですが。

4Gamer:
 先日インタビューしたJust 4Uの黒木さん(黒木陽人さん)も「ガンダムに乗りたい」と話していましたよ。

三浦さん:
 僕はロボットならなんでもいいんですけどね。あとは映画もけっこう観るので,「この人の声は僕(三浦さん)」という存在になれたらなと。たとえば,ジョニー・デップだったら平田広明さん,トム・クルーズだったら森川智之さんとか,そんな風になりたいです

近衛さん:
 専属になりたい。

三浦さん:
 そうそう。


“オトナ”なRayGlanZのキャストが最近ハマっていること


4Gamer:
 先ほど,みなさんで集まって遊びに行くことはほとんどないという話が出ましたが。

三浦さん:
 遊びに行ったのは鎌倉ぐらいですね。

4Gamer:
 なるほど。では,みなさんのあいだで流行っているものやハマっていることはありますか。

近衛さん:
 3人一緒にハマっているものもほとんどないですね……。

4Gamer:
 では,それぞれの趣味や最近ハマっているものでいきましょう!

三浦さん:
 僕は「リーグ・オブ・レジェンド」ですかね。ずっとプレイしているんですが,最近はゲーム以外にも何か趣味を見つけようと思って,アロマを始めました。

4Gamer:
 アロマというのはアロマオイルのアロマですか?

三浦さん:
 はい,アロマオイルを集めています。

小野さん:
 似合わないことして……。

三浦さん:
 似合わないとか言うんじゃないよ(笑)! ちゃんとアロマ用の機械も買ったんですけど,それがすごく良くて。オシャレになったような気持ちになります。

近衛さん:
 でもその空間でゲームやってるんでしょ(笑)?

三浦さん:
 その空間で紅茶と小説を用意して優雅に過ごすの! まだアロマに詳しくないので,とりあえず嗅いでみていい香りのものを買っているだけなんですけどね。

4Gamer:
 男性から「アロマが趣味」と聞くと,素敵だなと思いますよ。

三浦さん:
 本当ですか? じゃあがんばります(笑)。アロマ検定を受けてみようかなとも思ってるんですよ。受かるかなって。

4Gamer:
 いい目標ですね。近衛さんと小野さんは,どんなものにハマっていますか。

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近衛さん:
 僕もゲームが趣味ですね。「Dead by Daylight」をずっと遊んでいて,知らない外国人プレイヤーからファンメ(ファンメール)をもらって「センキュー!」って返すこともあります。でもランク1位を取ったところで少し飽きてきたので,もう少しほのぼのしたというか,人を殺めない感じのゲームを探しています。

 「ペルソナ」シリーズとか……同期が出ている「ボーダーブレイク」とか,もう少し平和なやつなら「ぷよぷよ」とか。あ,あと「人狼殺」をはじめました……って,結局平和じゃないゲームですね。

三浦さん:
 結局(笑)。

4Gamer:
 殺伐とした空気を三浦さんのアロマで癒していただくということで……(笑)。

小野さん:
 ずっと遊んでいるゲームなら「モンスターストライク」なんですけど……そのほかはなんだろう……。

近衛さん:
 まずは趣味を探すところから?

小野さん:
 アロマ検定を取るところから始めますか。

三浦さん:
 一緒に取る?

小野さん:
 いや,だったら一個上の級を取る(笑)。でも,本当に趣味と言えるものがないなあ。

4Gamer:
 ちなみにお休みの日は何をされているんですか。

小野さん:
 引きこもってYouTubeを観るくらいですかね。

三浦さん:
 ああ,ネットサーフィン。

近衛さん:
 立派な趣味じゃん。情報収集って。

小野さん:
 あ,めっちゃかっこいいじゃん! 趣味は情報収集って言うと(笑)。やっぱりね,トレンドとか時事ネタを取り入れるのも,声優としても大切だと思うので。

4Gamer:
 役に活かすことができますね。

小野さん:
 そうですよ。

三浦さん:
 ほんとかよ(笑)!

近衛さん:
 え〜,もうちょっとテキトーなのを言えば良かったな。アロマに情報収集に……。

三浦さん:
 (近衛さんは)バチバチとした戦いが好きです(笑)。


チームメンバーが考えるRayGlanZの魅力とは


4Gamer:
 そんなみなさんですが,チームとしてほかに負けないところはどんなところですか?

小野さん:
 リーダー,言ってやってよ!

近衛さん:
 やはりRayGlanZは,大人っぽさと格好よさですね。それ以外だと……。

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三浦さん:
 キャラの濃さ。けっこう個性が際立っていると思います。

小野さん:
 みんな見た目も個性もバラバラなので,見てくれる人にメンバーの誰かしらが刺さるんじゃないかなと。

近衛さん:
 うん。あと,ほかのチームはまとまっている雰囲気が表面に出ているけど,RayGlanZはまとまっていないように見せているのもあって対照的なんですよね。でも,そう見えているだけで意外とまとまっているのも見どころです。

小野さん:
 信頼し合っている空気感があるよね。これはRayGlanZの彼ら的にも,演じている中の人的にも。

三浦さん:
 言葉には絶対しないけどね(笑)。

小野さん:
 お互いの主張を理解して,それを納得した上で前へ進んでいるのは,彼らも演じる僕らとしても一緒かなって。

4Gamer:
 みなさんで話し合いをするときは,それぞれが意見を出し合う感じですか? それとも,誰かが引っ張る形なんでしょうか。

三浦さん:
 基本的にはまず小野くんが意見を出して,僕がまとめていって,近衛くんが「よし,いいんじゃない?」って言う感じですね。

近衛さん:
 最後にはんこを押す,みたいな感じね(笑)。 

4Gamer:
 3人チームだと,なにごとも1人あたりの比重が大きくなりますよね。

小野さん:
 誰かがたくさん背負っているというよりは,それぞれができることがはっきりしているので,適材適所で対応しています。それこそ近衛さんは今「はんこを押すだけ」って言ってましたけど,はんこを押す過程で,場を和ませたり楽しいなって思わせてくれたりする空気を作って,ポジティブに「いいよ」って背中を押してくれるんです。僕が迷ったときに「大丈夫だよ」って三浦さんが言ってくれるだけで安心するし。2人に支えてもらいながら自分ができることをやっているのもあって,メンバーの誰かが欠けたらちゃんと前へ進めないんじゃないかと。

三浦さん:
 ちょうどいいバランスだよね。

4Gamer:
 あらためてとなるんですが,みなさんはお互いをどう呼び合っているんですか?

近衛さん:
 僕は「小野くん」「三浦さん」ですね。

小野さん:
 オフィシャルな場では「近衛さん」「三浦さん」ですけど,3人でいるときは“―(伸ばし棒)”を入れますね。「このえー」「みうらー」っていう(笑)。年齢的にも芸歴的にも2人のほうが上なので,気持ち的に距離を少しでも近くしたいというか。

三浦さん:
 僕は「小野くん」「近衛」ですね。

近衛さん:
 呼び捨てだね(笑)。

三浦さん:
 たまに小野くんのことも「小野!」って呼び捨てしますけどね。

小野さん:
 それなんなの? 何かあるの?

三浦さん:
 いや,何もない(笑)。最近,呼び捨ても言いやすくなってきたなって。

4Gamer:
 あだ名で呼び合わないというのも大人っぽいですよね。

三浦さん:
 あだ名は仲良くなるための手段として使えますが,わざわざつけなくてもいいかなと思ってます。自分たちはそういうのがなくてもいいんじゃないかって。


楽曲への想い――じつはあの曲が好き?


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4Gamer:
 RayGlanZは楽曲がすごく大人っぽいというか,セクシーな路線が多いですよね。みなさんの気に入っている曲のフレーズや,聴いてほしいポイントはありますか?

小野さん:
 2人とも「シャイマジ」(「Shining magic」)が好きってよく言うよね。僕は「GO NOW!」なんですけど。

三浦さん:
 「すきだ」は……?

小野さん:
 「すきだ」ももちろん好きだけど,みんなでたくさん考えたよね。この楽曲にそれぞれのキャラクターをどう当てはめればいいだろうって。

近衛さん:
 一番向き合って考えさせられた曲だよね。

三浦さん:
 今でもそうだね。

小野さん:
 でも,ほかのユニットではできない,RayGlanZだからこその表現が生まれていると思う。

近衛さん:
 「シャイマジ」は分かりやすくて表現もしやすいし,踊りが多くて僕的には楽しいです。「GO NOW!」も楽しいけど,歌うとすごく魂を削っている感じがします。

4Gamer:
 そうなんですか?

近衛さん:
 熱が入るんですよね。

三浦さん:
 めっちゃ入ります。

4Gamer:
 「GO NOW!」はインパクトもすごいですよね。「Readyyy!」の楽曲の中でも,トップクラスで印象に残ると思います。

三浦さん:
 キャッチーですよね。

小野さん:
 「ピリピリアーイ」は印象に残るよね,聴いた瞬間から。

4Gamer:
 ほかのユニットのもので好きな楽曲はありますか?

近衛さん:
 僕はJust 4Uの「DOKI DOKI」ですかね。

小野さん:
 僕も「DOKI DOKI」は好きなんですけど,ほかにもめちゃくちゃいろいろあって……歌詞の中に深い意味を感じさせるものがあったり,共感できるような曲が好きだったりするので,La-Verittaの「COLOR」は心に響いてきて好きですね。

三浦さん:
 La-Verittaの「BEAT IN LOVE」が,初めて聴いたときからいい曲だなと思いました。最近だと,SP!CAの「SP!CA 〜Blue Light Stars〜」もですね。

小野さん:
 長谷さんの“ワカメ”ね(と言って,腕をくねくね動かす)。

三浦さん:
 (同じく腕をくねくね動かし)これね(笑)。

4Gamer:
 「Readyyy!」の楽曲は,印象深い振り付けも多いですよね。

三浦さん:
 ユニットそれぞれに特色があって,観る人にとっても分かりやすいんじゃないかと思います。

4Gamer:
 今後どういった曲が出てくるかも楽しみです。

近衛さん:
 ほかのユニットが“陽”だとしたら,RayGlanZの曲には“陰”の激しさがあります。そういった,ずっしりとした魅力を感じていただけたらなと。

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突然の特別企画・お絵かきコーナー


 今回のインタビューでは,突然の特別企画として「お絵かきコーナー」を実施しました。お題は,制限時間内に自分を含めたメンバー全員の絵を描いてもらうというものです。RayGlanZのキャストのみなさんに与えられる制限時間は2分。それでは,よろしくお願いします!

メンバーのみなさん:
 「ガチのスケッチブックじゃないですか……。」
 「どうしよう……もう分かんない……。」
 「うはは(笑)。」

 そんな声が聞こえるなか,刻一刻と過ぎていく時間に焦るメンバーたちですが,それぞれ懸命に絵を描いていきます。

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4Gamer:
 なお,描いていただいた絵は記事に載せますので……。

メンバーのみなさん:
 「マジか!」

4Gamer:
 というわけで時間終了です。それでは,三浦さんの作品からいってみましょう!

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三浦さん:
 まず左から……。

小野さん:
 これは僕だね。

三浦さん:
 この部分(といって耳の前の毛を差す),このもみあげが大事なので,これは絶対に外せないなと。これがあれば小野くんだと分かる。
 この「アイデンティティが」というセリフは,小野くんがよくヘアメイクさんに言う言葉です。近衛はまあこんな感じで,僕は眼鏡を描いておけばいいかなと(笑)。

4Gamer:
 キャラクターグッズにできるのでは? と思わせる可愛らしさがありますね。続いて,小野さんの作品はこちらです!

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小野さん:
 まず,三浦さんは髪の毛が外ハネしてたんで,眼鏡と髪の外ハネを描きました。あと,三浦さんと撮った写真を見返したらこんな感じの口をしてることが多かったんですよ(笑)。近衛さんはオフィシャルの写真だと笑顔が少ないんですけど,僕は近衛さんの笑った顔が好きなので笑顔にしました。あと自分は,三浦さんの言うアイデンティティをしっかりと描きました。

近衛さん:
 (小野さんの自画像が)なんかちょっと安吾っぽくない?

小野さん:
 いま髪が伸びすぎちゃって片目が隠れているので,こんな感じで(笑)。

近衛さん:
 みんなもう顔しか描いてないじゃん! 僕の絵は服まで再現してるからね?

4Gamer:
 それではラスト,近衛さんの作品の発表です!

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小野さん:
 なんで三浦さん,ネコの服着てるの……?

近衛さん:
 いや,これは犬だね。(ここで近衛さん,シャツに「イヌ」と書き足す)

三浦さん:
 え!?

近衛さん:
 ダンスレッスンとかで犬の服を着てるんですよ。三浦さんの髪もこんな感じだし,眼鏡もちゃんとしてるし……(スタッフ一同も思わず笑い出す)。

三浦さん:
 お前になんかしたっけ(笑)?

近衛さん:
 あと絵にも描いたけどブレスレットしてて,ダメージジーンズ履いてるんですよ!

小野さん:
 分かる〜!

近衛さん:
 足にダメージ食らってて,犬の服着て,髪がこんな感じなんで大体合ってますよね。

三浦さん:
 いやこれジョン・レノンかよ(笑)! そもそも眼鏡の形が違うよ!

近衛さん:
 眼鏡だから一緒だよ。で,真ん中が僕なんですけど,ピアスとネックレスしてて,ちょっと身長差を出してます。で,小野くんはアイデンティティとたまに着てるネコの服。でもやっぱりこの中で一番似てるのは三浦さんだと思います。

三浦さん:
 いやもうこれヘルメットだよ!

小野さん:
 カートゥーンネットワークとかに出てきそうだよね。

近衛さん:
 いつか三浦勝之グッズを出すときに,ぜひこのイラストで作ってください(笑)。


キャストインタビュー恒例コーナー
もしもメンバーでシェアハウスで生活したら?


4Gamer:
 では最後にキャストインタビュー恒例の質問です。もしもRayGlanZのキャストのみなさんがシェアハウスで生活したら,どのような家族構成になると思いますか?

三浦さん:
 (近衛さんを指差して)ペットかなあ?

近衛さん:
 ペット(笑)? でも三浦さんのほうがペットっぽいよ。いじられるし。

三浦さん:
 じゃあ,小野くんは何にしよう。

近衛さん:
 っていうかみんなペット感あるよね。

4Gamer:
 ではみなさんペットにしますか……。

三浦さん:
 「個」が強い。

近衛さん:
 個が強い……じゃあハムスターとかじゃない? 共食いとかするし(笑)。

小野さん:
 共食い……するだろうね……。

近衛さん:
 いやでも,むしろ各々の部屋から出ないかもしれない。

三浦さん:
 可能性あるな(笑)。

4Gamer:
 では本日は,ハムスターのみなさんからの素晴らしいイラストを頂戴したということで締めたいと思います(笑)。ありがとうございました!

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