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夏合宿はゲームに演技に大騒ぎ！　総勢22名のキャストが登場した「A3! SECOND Blooming FESTIVAL」イベントレポート

2018/08/24 18:00 　2018年7月29日，イケメン役者育成ゲーム「A3！（エースリー）」（iOS / Android）の2度目となるファンミーティング「A3! SECOND Blooming FESTIVAL」（以下，「ブルフェス」）が，武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナにて開催されました。本稿では，その昼公演の模様をお届けします。



　現地に着いてまず気付いたのが，イベント会場の規模が大きいことです。武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナは収容人数が約1万人とのことで，「ここに1万人もの監督が集まるのか……！」と，本作がリリースからまだ1年半しか経っていないとは思えない盛り上がりに，あらためて驚かされました。また，開演前のBGMに合わせて観客がペンライトを振るのはどのイベントでも見られることですが，茅ヶ崎至のキャラクターソング「Gamer's High」が流れると，歓声とともに笑いと拍手が起きました。次第に大きくなる拍手が波のように広がっていくさまからは，会場に集った監督たちとの一体感を大いに味わうことができました。

　イベントが始まり，第二部の主題歌「春夏秋冬☆Blooming!」に乗ってキャストたちが組ごとに登場すると，観客はペンライトをさまざまな色に輝かせながら大歓声で迎えます。ステージにはフルーツや浮き輪など，夏をイメージした巨大なバルーンが飾られ，まさにお祭り気分！　会場みんなで「MANKAI!!!」コールを送り，早くも大盛り上がりとなります。

　開演のブザーが鳴り，キャスト21名が一堂に会すると全キャラクターによる朗読劇が開始されました。ブルフェスの実行委員会でイベントのテーマを決めようとするも，遊ぶことばかり考えて話が盛り上がってしまう劇団員たちでしたが，なんとか今回のイベントのテーマが「夏合宿」に決定します。また，参加が叶わなかった東から，前回に引き続きゲームの景品として食事券が提供されることが告げられ，それがお寿司であると聞いた劇団員は大いに盛り上がったのでした。


　キャスト全員でのタイトルコールのあとは，オーイシマサヨシさんが司会進行役（支配人代理！）として登場しました。イベントでもすっかりお馴染みですね。

　司会を迎えて行われた最初のコーナーは「監督アンケートトーク！」。このコーナーは，全国の監督から募集した質問に，キャストたちがトータライザーで答えるというものです。手元のスイッチを押したキャストの人数がステージ上の電光掲示板に表示され，質問に対して何人が当てはまったと答えたかを見られる仕組みになっています。


　最初の質問は，「実は自分の所属している組のリーダーの座を狙っている」というもの。リーダーズを除外した残り17人のキャストのうち，「はい」と答えたのは4人。これが各組にひとりずついるのか，それとも同じ組に複数人いるのかと意見が飛び交うなか，「（スイッチを）押すわけないじゃないですか〜！」と言いながら実は押していた濱さんや，「もうちょい夏組をパリピなグループにしようかなって！」と，“押しました宣言”をした小澤さんに大きな笑いが起きていました。

　次の質問は，「自分が歌った『A3!』の楽曲をカラオケで歌ったことがある？」というもの。司会のオーイシさん的にも気になる質問ですが，表示されたのはなんと15人！　オーイシさんはとても嬉しいとコメント。第二部から登場する新キャラクターはまだ歌が少ないため，「一緒にカラオケに行ってくれる人がいれば……」と言う羽多野さんに，酒井さんが「春組で行きましょう！」と声をかけていました。

　続いては「自分が歌った『A3!』の楽曲以外をカラオケで歌ったことがある？」という質問です。これに「はい」と答えたのは9人で，非常に誇らしいことなのでぜひ挙手を！　と，オーイシさんが促します。ぱらぱらと挙手をするキャストのなか，「『A3!』が好きな友だちと行くと，第一部主題歌の『MANKAI☆開花宣言』を歌います」と武内さんが答えました。

　ラストの質問は，「自分の演じているキャラはムッツリだと思いますか？」です。これに「はい」と答えたのは8人でしたが，「誰が押したの!?」「自分は押してない！」と犯人（？）探しが始まります。幸役の土岐さんに「太一，押したの!?」と尋ねられ，太一役の濱さんが「押してないッスよ〜！」と答え，キャラ同士の会話を思わせるやりとりに大歓声が上がります。オーイシさんから，「綴があやしいかも？」と言われた西山さんにカメラが向けられると，なんとも言えない“ムッツリ顔”が披露され，会場に笑いと歓声が巻き起こりました。すると今度は浅沼さんから，「今，日野さんと目が合いました！」と発言があり，矛先を向けられた日野さんは観念して「押しましたけど何か!?」と答え，再び大きな笑いが起きます。その後の展開で，実は冬組が3人（紬，丞，ガイ）も押していたことが判明！　「冬組はムッツリだらけか！」というツッコミに，丞役の佐藤さんが「口数の少ないやつと筋トレしてるやつはだいたいムッツリだ！」と宣言し，場内は大爆笑に包まれました。


　ここからは，キャストたちがお食事券をかけて戦うゲームコーナー「MANKAIカンパニー 組別対抗戦！　SUMMER BATTLE」に突入します。組同士によるガチンコのゲームバトルでは，夏にちなんだゲームが3つ用意され，それぞれの組の代表がこれに出場します。前回のブルフェスでは，春組と冬組が勝利して焼き肉のお食事券を獲得し，春組はみんなでお食事に，冬組は出演できなかったメンバーも含めて山分けしたというエピソードが披露されました。

　1つめのゲームは，「巨大ビーチボールころがし！」です。組ごとの4つの大きなビーチボールを，客席後方から観客の手によってステージに運び，受け取ったキャストはゴールに見立てられたビニールプールへフリースロー形式でシュートします。春組からは酒井さんと五十嵐さん，夏組は畠中さんと土岐さん，秋組からは沢城さんと熊谷さん，冬組は佐藤さんと日野さんが代表として，ビーチボールをゴールに運ぶ役目になりました。
　客席をぽんぽんと移動するボールは春組と冬組がトップ争いをし，秋組と夏組はやや遅れを取ります。冬組のボールが一番にステージに到達するも，シュートに苦戦。ここで春組がシュートに成功して，最初の10ポイントをゲットしました。


　2つめのゲームは題して「Aつりー！」です。これは全員のキャラパネルが入った“いけす”から，釣り竿で自分の組のキャラクターを釣り上げるとポイントを得られるゲーム。各組6名のキャラパネルのほか，スーパーさんかくクンのパネルも用意されており，これを釣り上げるとポイントがアップするとのこと。
　今度の代表は，春組が“シャチックス”（社畜ス!?　サラリーマンキャラ同士）の浅沼さんと羽多野さん，夏組が小澤さんと廣瀬さん，秋組が濱さんと帆世さん，冬組が田丸さんと寺島さんになりました。ゲームが始まると，次々と春組のキャラパネルを釣り上げていく浅沼さんと羽多野さん。ほかの組も，いけすの周りを歩き回ってベストポジションを探す健闘を見せます。しかし春組はあっという間に6人全員を揃えて，早々に勝負が決まりました。秋組の帆世さんは迫田を釣り上げて喜ぶも「迫田ボーナスはなし」とのことで，残念ながらこれは得点につながらずでした。


　ラストのゲームは「シルエット演技クイズバトル！」です。春夏秋冬をくじ引きで2つのチームに分け，2組合同でお題をスクリーン裏から演技で表現。残りのキャストがシルエットを見て回答していきます。チーム分けは春組と冬組，夏組と秋組という組み合わせに決定し，先攻の春冬チームからの代表者である，西山さんと白井さん，佐藤さんと日野さんがスクリーン裏にスタンバイします。

　正解を観客にも伏せた状態で演技がスタートしましたが，「当てさせる気がないくらいの難度（オーイシさん）」とのことで，回答者たちは苦戦します。正解は「海で，サメに囲まれて逃げようとしている人」だったのですが，キャスト陣は徐々にその正解に近づいていき，オーイシさんのジャッジで濱さんが正解者となりました。秋組がポイントゲットです。


　後半は夏組と秋組の代表者，江口さんと山谷さん，沢城さんと熊谷さんがスクリーン裏で演技をします。のっけからキスシーンのシルエットが写り，場内に歓声の嵐が巻き起こりました。そのシルエットにうねうねと動くシルエットが近づいていく様子が映し出されたのですが，正解は「お化け屋敷でイチャイチャしているカップル」だったようです。珍回答が飛び出しつつも，今度は酒井さんが正解者となり，春組がポイントを獲得します。正解発表後には，衝撃のキスシーンを江口さんと沢城さんがステージで披露し（もちろん実際にはしていません！），大いに盛り上がるのでした。
　3つのゲームを終え，結果は春組30ポイント，秋組が10ポイント，夏組と冬組が0ポイントということで，春組の勝利です！　喜びの舞いを踊る春組キャストのみなさんは，「またみんなで（食事に）行きましょう！」と嬉しそうな笑顔を見せていました。


　ここで今回，ブルフェスに参加できなかった雪白 東役の柿原徹也さんからのビデオメッセージが流されます。自身が演じる東や，楽曲についてのエピソードのほか，このあとの朗読劇にて声の出演をすることが告げられました。

　その朗読劇は各組の第三回公演の名場面です。春組の演目は「ぜんまい仕掛けのココロ」で，5人のキャストに加え，羽多野さんがナレーションとして参加します。ルークとSとの友情が描かれる名シーンに胸を打たれてしまいました。


　夏組の演目は「抜錨！スカイ海賊団」。畠中さんはナレーションを担当します。普段とは違う三角くんの魅力が描かれる元気なストーリーは，見る者みんなをハッピーにしてくれるようでした。


　続く秋組は「任侠伝・流れ者銀二」を披露。ナレーションは浅沼さんが務めます。秋組ならではの硬派な物語が展開され，キャストたちの迫力の演技に圧倒されました。


　ラストの冬組は「真夜中の住人」を演じ，ナレーションは日野さんが務めます。ミステリアスなストーリーから冬組ならではの魅力が伝わり，余韻を残したエンディングに，場内からは大きな拍手が上がりました。


　イベントの最後を飾るのはスペシャルライブ。キャスト全員で歌うのは，「春夏秋冬☆Blooming!」です。歌をもっと楽しむために，ぜひスタンディングで！　とオーイシさん。そして，Aメロで各季節を叫ぶパートは客席のみんなでコールをし，「MANKAI!!!」の部分では，両手を上に広げて満開に咲かせましょうとアドバイスします。
　「遠慮して手の位置を下の方にすると“ざんまい！”になっちゃいますよ！」と笑いを取りつつ音楽がスタート。キャストたちはステージの端まで動き回り，客席に手を振りながらみんなで大合唱します。曲ラストでは輝く紙吹雪が降り注ぎ，大盛り上がりのなかライブは終了しました。


　最後に，最新情報として2019年2月に「A3!」初のライブイベント「A3! BLOOMING LIVE2019」が開催されることが発表されました。今後もますます盛り上がりを見せる「A3!」，これからも引き続き追いかけていきたいと思います！

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