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「白猫テニス」はパーティを組んでテニスで戦うスポーツアクション? 浅井Pと福Pがゲームの内容をじっくり語った,メディア向け発表会をレポート
本稿では,「白猫プロジェクト」プロデューサーの浅井大樹氏と,「白猫テニス」プロジェクトマネージャーの福P氏がゲームの概要や実機デモを行った,発表会の模様をまとめてレポートしよう。
「白猫テニス」公式サイト
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・「白猫」のキャラ達がテニスで対戦? 2016年夏に登場予定の新作アプリ「白猫テニス」,事前登録が本日スタート本作最大の特徴はリアルタイムで対人戦ができるという点で,シングルスとダブルスでプレイ可能。対戦形式は「フレンドマッチ」と「ランダムマッチ」が用意されているという。
1つめが「スーパーショット」で,浅井氏曰く「白猫プロジェクト」のスキルに相当するものとのこと。ここぞという場面で使えば一発逆転も狙えるため,スーパーショットをうまく使うことが,対戦のキモになるそうだ。
2つめは,対戦中にキャラクターチェンジができること。試合には最大3人のキャラクターを出場させることが可能で,交代しながらプレイする形になる。
また,プレイヤー同士がしのぎを削って最上階を目指す「タワー」と呼ばれるモードが用意されている。同じ階層にいる実力の近いプレイヤー同士で対戦し,対戦に勝てば勝つほど上の階に上がっていける仕組みだ。なお,現時点では最上階が100階となる予定とのこと。
本作は白猫の名を冠するだけに,「白猫プロジェクト」のメインキャラクター達が多数登場する。リリース時点では,主人公/アイリス/フラン/マール/クライヴ/ザック/ダグラス/かすみ/ミラの9人が登場することが明らかにされている。
浅井氏は,本作ではキャラクターの頭身やデザインを「白猫プロジェクト」とは変えていると説明。さらに,キャラクターの表情が変わるフェイシャルモーションなど,「白猫プロジェクト」では実現できなかった要素が多分に取り入れられているとコメントしていた。
そして,「白猫テニス」オリジナルのキャラクターも用意されると浅井氏は述べ,6人のキャラクターが披露された。リリース後には,オリジナルキャラクターと「白猫プロジェクト」のキャラクター,いずれも追加していく予定とのこと。
本作の操作は,コロプラ作品ではおなじみの「ぷにコン」を採用している。浅井氏は,「白猫プロジェクト」をプレイしたことがあれば,操作で戸惑うことはないだろうと話していた。
基本操作は,キャラクターをぷにコンで動かして,ボールが飛んできたらタイミング良くタップする,というシンプルなもの。フリックによる左右への打ち分けや,ロブやスピンといった球種の変更も可能だ。
そのほか,「白猫プロジェクト」でもお馴染みのタウンが「白猫テニス」にも用意されており,キャラクターを強化することが可能だ。キャラクターのタイプを合わせた建物を作るとパラメータを底上げできるのだが,「白猫プロジェクト」よりも手軽なものになるそうだ。
なお,部屋作成時には,コートの選択や対戦ルールのカスタマイズ,スーパーショットのあり/なしなどを設定可能だった。
キャラクターにはコートとの相性があり,得意なコートでは能力が上がったり,苦手なコートではその逆だったりという影響が出るそうだ。いわばコートが属性のような存在と言えそうだ。
基本は,ぷにコンでキャラクターを動かしながら,自キャラの周りにある白い枠の中にボールが入ったらタップしてボールを打つ,という形になる。行動するとキャラクターの体力が減少し,残り体力が少なくなると動きが遅くなってしまう。そのため,試合中に出現するアイテムを拾って体力を回復したり,キャラクターチェンジで交替したりする必要が出てくるのだ。
ラリーを繰り返すとゲージが溜まっていき,最大になるとスーパーショットを使えるようになる。スーパーショットはキャラクターごとに個別のものが用意される。相手にダメージを与えて体力を減らしたり,ボールのスピードがアップしたり,相手の頭上に物を落として妨害したりと,さまざまなものが用意されているとのこと。
余談だが,浅井氏はあまり「白猫テニス」のプレイが得意ではないそう。福P氏に「お話にならない」レベルだと言われ,今回のデモに参加を諦めたのだとか。
本稿の締めとして,発表会の最後に行われた質疑応答で出た,目立った質問とその回答を掲載しよう。
――題材にテニスを選んだ理由を聞かせてください。
浅井氏:
「白猫プロジェクト」の新たな展開として,スポーツゲームをやりたいという思いは昔からありました。
サッカーや野球など,さまざまなスポーツがありますけど,「白猫プロジェクト」の魅力を最大限に生かせるスポーツは何だろうと考えたときに,やはり「個人」が大事なのかなと思いました。キャラクターにフォーカスした作品でもありますしね。
そこで,ふとテニスが思い浮かんだんです。最近は日本でも盛り上がってきていますし,世界的にも人気のスポーツなので,これはありなんじゃないかと考え,制作がスタートしました。
――リリース後,「白猫テニス」のオリジナルキャラクターが「白猫プロジェクト」に登場する,といった展開は考えているのでしょうか。
浅井氏:
現時点での予定はありませんが,「白猫テニス」も「白猫プロジェクト」も「白猫」という括りの中の作品ですので,お客様からの要望が多ければ,そういう展開もあり得ると思います。
――フレンドマッチで,友人同士の対戦を見る機能はありますか。
福P氏:
現時点では入っていませんが,構想はあります。
技術的なことなども関係しているので,それらがクリアになったら,可能性も出てくると思います。
――ソロプレイに関して,現時点で言えることがあれば教えてください。
本作には「ツアー」というモードがありますので,そちらでNPCを相手にソロプレイが可能です。練習がてら強くなれるので,ソロプレイで腕を磨いてから対戦をするというのもアリだと思います。
――キャラクター同士の会話パートやストーリーモードのようなものは用意されるのでしょうか。
浅井氏:
そのあたりはぜひ実装したいと考えておりまして,今はリリースまでに間に合うかどうかの瀬戸際です。キャラクターに魅力を入れるうえで外せない要素なので,何らかの形でしっかりとその魅力をお伝えしたいと考えております。
福P氏:
テニたぬきです(笑)。
浅井氏:
基本的にはキャラガチャと,「白猫プロジェクト」の武器ガチャに相当するギアガチャ,ラケットとシューズが中心になりますね。ゲーム自体はスタミナ制ではないので,プレイ時間に制限はありません。
――ルーンの入手方法について教えてください。
福P氏:
ルーンに関しては,いろいろなところで手に入るようになっています。対戦で勝つのはもちろん,負けてももらえます。とにかく遊ぶことでルーンをゲットできるような設計になってます。
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「白猫プロジェクト」ダウンロードページ
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(C)2016-2019 COLOPL, Inc.
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