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[TGS 2015]「スターオーシャン5 -Integrity and Faithlessness-」の試遊レポートをプレイムービーとともにお届け
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印刷2015/09/17 10:00

プレイレポート

[TGS 2015]「スターオーシャン5 -Integrity and Faithlessness-」の試遊レポートをプレイムービーとともにお届け

画像集 No.011のサムネイル画像 / [TGS 2015]「スターオーシャン5 -Integrity and Faithlessness-」の試遊レポートをプレイムービーとともにお届け
 本日(2015年9月17日)開幕した東京ゲームショウ2015のスクウェア・エニックスブースに,2016年2月25日の発売が決定した「スターオーシャン5 -Integrity and Faithlessness-」PS4 / PS3)のPS4版がプレイアブル出展されている。

 本作は,人気RPGシリーズ「スターオーシャン」の6年振りとなるナンバリングタイトルだ。今回4Gamerでは,TGS 2015に出展されるバージョンとほぼ同じものを先行プレイする機会を得たので,そのプレイムービーとともに,ゲームの感触をお伝えしよう。

 出展されているバージョンでは,ストーリーの序盤にあたるダンジョン探索イベントを体験できる。ただし,製品版と比較すると,移動可能なエリアが制限されていたり,マップ上で拾えるアイテムが回復系に限定されていたりといった違いがあるとのことだ。
 また,ムービーにはBGMが収録されていないが,会場ではBGM付きで楽しめるので,安心してほしい。


 フィールドでの操作は,左スティックでキャラクターの移動,右スティックでカメラの視点移動,方向キーの上下でカメラのズームイン/アウト,タッチパッドの押し込みでミニマップの表示サイズ変更,[○]ボタンでバトル開始などのさまざまなアクション,[△]ボタンでメニュー画面表示となっている。

 最初に体験することになるのは,本作の大きな特徴となる「ダイナミックカットシーン」だ。これは,イベントシーンがプレイ中にシームレスに発生するというもので,プレイヤーはイベント進行中も主人公のフィデルを移動させたりカメラを操作したりできる。

 その場にいるキャラクター達は,身振り手振りを交えて話したり,表情を変化させたりしつつも,プレイヤーが操作するフィデルの動きを目で追うなどといった反応を見せてくれる。
 とくにヒロインのミキは,時折フィデルのほうに顔を向けるなど,幼なじみとしてフィデルを気遣っている様子なので,ぜひ確認してほしい。

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 冒頭のものに限らず,イベント中はその場にいるキャラクターたちの芝居が面白い。とくにオススメなのはやはりミキで,要所におけるリアクションは見どころ。視点を操作してそれぞれの様子を確認してほしい。

 最初のイベントシーンが終わって,フィールドを少し歩くと,早速バトルを体験することになる。こちらもまたフィールドからシームレスに移行する仕様だ。
 今回操作できるのは,剣による近接攻撃を主体とするフィデルと,魔法による遠距離攻撃と回復が可能なミキ,そして剣と鞘との二刀流(?)で戦うヴィクトルの3人。バトル中のキャラクターの切り替えは,方向キーの左右で行える。
 バトル中にキャラクターを切り替えても,バトル終了後は再びフィデルを操作してフィールドを探索することとなる。

バトルには,操作不可のNPCとしてヴィクトルの部下2人も参戦する
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 バトルでの操作は,[○]ボタンが小攻撃,[×]が大攻撃,[□]ボタンがガードとなっており,小攻撃は大攻撃に強く,大攻撃はガードに強く,ガードは小攻撃を軽減するという三すくみの関係にある。
 敵が大攻撃を放つ場合には全身に青いオーラを纏うので,それに合わせてこちらが小攻撃を放てば防ぐことができるといった具合だ。この三すくみを理解し,適切な行動を取れば画面右側のゲージが伸びていき,その分だけバトル終了後にボーナスを得られるようになっている。

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 そのほかにも,ガードが成功したあとにタイミング良くもう一度[□]ボタンを押すとガードカウンターが発動したり,小攻撃と大攻撃はボタンの長押しで必殺技を発動できたりといった要素がある。それぞれの必殺技は,敵との距離によって効果やエフェクトが異なってくるので,なかなか奥が深い。

 ただ,TGS会場での短い試遊時間の中で,三すくみを意識して敵の攻撃を見切りつつ,こちらから最適な攻撃を繰り出す……というのは相当困難だと思われる。開発チームもそのあたりはしっかり考えていて,今回は小攻撃を数回放ったあとに必殺技をつなげるコンボを多用していれば,比較的簡単かつ爽快に勝利できるよう調整しているとのことだ。

 とはいえ,さすがに最後のボスバトルは,三すくみの関係を利用したり,[L1]または[R1]ボタンでターゲットを変更し,やっかいな敵を優先的に倒したりといったプレイが必要になるとのこと。[△]ボタンでメニューを開き,回復アイテムを使用する必要も出てくるだろう。

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 正直なところ,筆者は本作がシームレスバトルを採用すると聞いたときに,オープンワールドRPGのような,重いテンポのバトルを想像していたのだが,実際に体験してみると,かなりスピーディな展開で驚いた。
 また,バトル中にカメラが自然な感じで回り込み,横からのアングルで全体を見渡せたり,あるいは攻撃などのエフェクトが派手だったりと,往年の「スターオーシャン」シリーズらしさを継承していることも確認できた。最新の技術で「スターオーシャン」を進化させるとこうなるのか,と感心させられた次第である。このあたりは,ムービーでもしっかりと感じられるはずだ。

 今回のプレイで15分以内にボスを討伐できたら,制限時間ギリギリまでフィールド内を探索できるとのことなので,自由に歩き回ってみるといいかもしれない。すみずみまで探索すると,意外な強敵と遭遇するとかしないとか……という話もあるので,我こそはと思う人はぜひチャレンジしてほしい。

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