連載
最新技術と情熱をあさっての方向に注ぎ込んだ,スマホ向けババア若返らせゲーム「100万歳のババア」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第679回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。
そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
ほんの数年前までは,スマホ向けでも2Dベースのゲームが多かったが,今やスマホは進化し,3Dグラフィックスをバリバリ使うアプリも当たり前になった。本日の連載では,そんな最新技術と情熱をあさっての方向に注ぎ込んだ作品,「100万歳のババア」(Android / iOS)を紹介しよう。
Android版「100万歳のババア」ダウンロードページ
iOS版「100万歳のババア」ダウンロードページ
本作の最終目的は,3Dの極致で描かれたこのどこから見てもババアなババア(100万歳)を,ミスユニバースとしてブイブイ言わせていたという,99万9988年前の姿まで若返らせること。
途方もない目標に見えるが,「鍛練」で選べる「筋トレ」と「美容」という2種類のアンチエイジングミニゲームにいそしめば,超高速で若返っていく。「筋トレ」は,収束する円がババアに重なる瞬間に画面をタップしていくタイミングゲームで,「美容」は,美顔器で顔をこすり続けるだけのお手軽な内容だ。
アンチエイジングを続けると年齢カウンターが下がり,一定値に達するとババアは劇的に若返る。中には,若返りと呼んでいいのか分からないものもあるが,まあいいかという気にさせられるのが不思議だ。
なお,ババアを若返らせるには,プレイヤーが何かしらのアクションを行うのが基本となる。鍛錬の「自主トレ」で放置も可能だが,若返り効率は非常に悪いので,99万9988歳もアンチエイジングさせる道のりは気の遠くなるほど長い。
目標達成を目指すというよりは,「部屋」にいるババアをタップしたり,あらゆる方向からフリックしたりして,ババアのリアクションを楽しむのが,本作の正しい楽しみ方なのかもしれない。
ともあれ,現代技術の粋を注ぎ込んだリアルなババアの艶姿を見ていると,ゲーム大国・日本もここまで来たかと,いろいろな意味でため息が漏れること間違いなしだ。非常に遠い道のりとなるが,ミスユニバース時代の姿を目指すもよし,ババアの若返り段階をいくつか見て満足するもよし。無料で遊べる本作で,自分なりの楽しみ方を見つけてみてほしい。
著者紹介:カイゼルちくわ
ゲーム攻略記事を中心に活動するフリーライター。ゲーセンに寝泊まりしたいくらいのシューティング&ガンシューティング好きだが,家に帰ればパソコンのFPS(ファーストパーソンシューティング)も遊びたがる。アクションゲームとかわいいキャラにも目がない。
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(C) 2014.yamabus
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