
あっという間に2015年も5月に突入しましたね。すでにGWを満喫している人もいれば,休みなんてないさ……とやさぐれてる人もいるのがこの時期。休みがあろうがなかろうが,ゲーム音楽でも聴いて現実逃避しちゃえばいいじゃない!
ということで,ここでは旅行中に聴きたいゲーム音楽をご紹介。いろいろと候補がある中で,やっぱりコレ! 「Soundtrack from “RUNABOUT”」をオススメしたい。パンキッシュなサーフロックナンバーをインストで聴かせるロックバンド,The Surf Coastersが音楽を担当したサントラで,この1枚で旅の開放感と充実感は120%増しなこと間違いなし! ただし,車旅行の場合は音楽にノってアクセルを踏みすぎないように気をつけましょう。
ゲーム音楽作曲家の巨匠,Hiro師匠の30年間を振り返る
「Hiro 30th Anniversary Album / Thank you for listening!」
| タイトル | Hiro 30th Anniversary Album / Thank you for listening! | ![]() |
| 発売日 | 2015年2月25日 | |
| 価格 | 3500円(税抜) | |
| 発売元 | ウェーブマスター | |
| コピーライト | (C)SEGA | |
1980年代のセガのアーケードサウンドを支えたコンポーザーの一人,Hiro師匠がゲーム音楽作曲家としての活動30周年を迎えたことを記念した初のベストアルバムをリリース。
男の哀愁をまさに音で表したと言える「ハングオン」,ゲーム音楽の未来を見せてくれた「スペースハリアー」,ゲーム音楽の枠を超えて1つの曲としての完成度の高さで驚かせてくれた「アウトラン」,明るいサンバのリズムが気持ちいい「ファンタジーゾーン」など,ゲーム音楽好きにはお馴染みの曲ばかり。
しかし,これまで何回聴いたかなんて関係ない! これから先,何回だって聴き続ける曲たちであることも間違いないと思うのだ。Disc1は,そんなHiro師匠が歩んできた音の歴史を駆け抜けられる最高にハッピーな1枚になっている。
そしてDisc2には,Disc1に収められたゲームのアレンジ曲を収録。Hiro師匠自らアレンジした曲は,これまでのものからチョイスされたものだが,注目はゲストアレンジャー陣による新規アレンジ。Hiro師匠の,この曲をこの人にアレンジしてもらいたいという希望によって実現したアレンジャー陣も,自分らしさを求められていることをしっかり理解して臨んだことがうかがえる自由なアレンジが並ぶ。
8bitサウンドを取り入れ,原曲から見て過去と未来が同居したような不思議なアレンジとなったOmodaka氏の「なんてたって あ・ひ・る」を始め,新しく生まれ変わったHiro師匠の楽曲たちが新鮮で面白い。セガファン,そしてゲーム音楽ファン……いや,すべてのゲームファンに,これからの人生における愛聴盤にしてほしい!
休日に雅(みやび)な午後を演出したい──
「大神 編曲集 其の参、ラウンジ」
| タイトル | 大神 編曲集 其の参、ラウンジ | ![]() |
| 発売日 | 2015年4月15日 | |
| 価格 | 2800円(税抜) | |
| 発売元 | カプコン セルピュータ | |
| コピーライト | (C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED. | |
「其の壱、レトロ」「其の弐、ジャズ」に続く,「大神」シリーズのアレンジアルバム第3弾が登場。今作のテーマはラウンジミュージックで,「大神」シリーズの代表曲が12のアレンジで優雅なひと時を演出してくれる。かと言って,全編ゆったりとしたラウンジの雰囲気を一本調子で聴かせるアルバムというわけではない。ここではオリジナルの作曲者である海田明里氏をはじめ,セバスチャン・シュワルツ氏,細江慎治氏,佐宗綾子氏といった著名な多数のアレンジャーが,ラウンジミュージックをテーマに個性をぶつけ合っている。
ラウンジミュージックと聞いてあまり記憶に残らない環境音楽を思い浮かべ,音楽単体で楽しむことに直結しない人もいるかもしれない。だが,本アルバムを一度通して聴いてもらえば,1曲ごとに背景がガラッと変わるさまざまなバーチャルラウンジの雰囲気を楽しめるアルバムだと気づくはずだ。
アルバムの冒頭を飾る「太陽は昇る」は,まさに大神の世界観にぴったりと当てはまる和風のお店の雰囲気が思い浮かぶし,「勇者オキクルミ」は宇宙旅行が実現した未来の世界の空港ロビーを感じさせる。それらを思い描きながらメロディに耳を傾けるのが本当に気持ちいい。
音楽作品としてのラウンジミュージックをじっくりと聴く機会を得られると共に,リスナーそれぞれが異なる12のラウンジの風景を空想の中で描きながら優雅な午後のひと時を過ごせる,そんなアレンジアルバムに仕上がっている。ココロの休日を演出する,ヒーリング音楽としての役目を果たしてくれる1枚であることも付け加えておきたい。
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