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CYCLOPS athlete gamingが初代王者に輝く。「R6Sフェス」ALIENWARE ジャパンリーグ チャンピオンシップ FINALレポート
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なお,本イベントではプロリーグパネルもお披露目され,Year5のeスポーツ APACリージョンに関する新情報が公開された。
これまでAPACは,日本サブリージョンとして8チームが国内プロリーグに出場していたが,来シーズンからは「北APACリージョン」として,韓国・日本・東南アジアで12チームによるプロリーグへと変更される。
もっぱら「日本チームは何チーム出られるのか?」という疑問がコミュニティでも上がっていたが,日本チームは4チームが出場可能であること,そのうち野良連合,CYCLOPS athlete gamingがレジェンド枠として出場権を自動的に付与されることが発表された。
残りの枠に関しては,国内プロリーグの順位関係なしに,新たにFAV gaming,GUTS Gaming,Unsold Stuff Gaming,DetonatioN Gaming,匠Festival LBXによって予選を行い,上位2チームが北APACプロリーグへ出場できるとことだ。
また,PS4版についても,新たにキャラバンと地方大会の開催が発表された。開催地については明かされなかったが,東京を除く地方5都市での開催が予定されている。
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PC ALIENWARE ジャパンリーグ チャンピオンシップ FINAL決勝戦レポート
ここからは,目玉イベント「ALIENWARE ジャパンリーグ チャンピオンシップ」のレポートをお届けする。
本大会は,UbisoftとDELLのPCブランド「ALIENWARE」がスポンサー契約を締結し,2019年3月より日本国内プロ限定リーグ「レインボーシックス シージ ALIENWARE JAPAN CHAMPIONSHIP」として開催されたローカルリーグ。今回,2019-20年度シーズンの日本最強チーム決定戦となる。賞金総額は300万円。
決勝戦に出場したのは,公式プロリーグでも好成績を収めているCYCLOPS athlete gaming(WINNERSブラケット 優勝,以下CAG)と,LOSERSブラケットから勝ち上がった野良連合(以下,NRG)だ。
スタイルの違うチームがぶつかりあう,プロリーグでは見ることができない対戦カードで,見所満載の試合となった。
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ファーストマップは,NRGがピックした海岸線。1ラウンド目は下馬評通りCAGが獲得し,2ラウンド目も,NRGが屋外のデフォルトカメラの破壊し忘れという痛いミスから,CAGの飛び出しキルが成功する。
NRGは1分ほど前線を押し上げられず進行できない状況下だったが,強引なように見えたプラントを成功。阻止に戻ってきたCAG Anitun選手をカットし,1-1に持ち込んだ。
3ラウンド目は,NRGがプラントでの駆け引きの強さを見せる。スモークで苦しい状況を打開し,一見攻めあぐねているように見えたが,攻撃プランが決まってからの攻めは素晴らしく,一方でNRGの攻め方をなかなか掴めないCAGは最後の最後に戦術負けをしてしまう場面もあった。
しかし,4ラウンド目は要所要所でCAGがNRGの攻撃を阻止し勝利。5ラウンド目も,設置ポイントをSuzuC選手,BlackRay選手が守り抜いた。
粘るSuzuC選手!最後はニトロ??#R6祭 pic.twitter.com/Jriri69muL
— レインボーシックス公式 (@Rainbow6JP) March 15, 2020
攻防が変わってもNRGは形勢を立て直せず,7ラウンド目,8ラウンド目と殲滅作戦に倒れてしまう。9ラウンド目ではAyagator選手のNokkに難なく設置ポイント内付近まで侵入とイージーキルを許してしまい,CAGは1分25秒と早い段階でプラントを成功,NRGはそのまま殲滅を許してしまった。
NRGは,人数差を取られ防衛ラインを下げてから,何らかのアクション(別のプランや人員配置)を起こせば戦況が変わったかもしれないが,そのまま守りに徹するがゆえに,受け身な防衛となっていた。それゆえに超攻撃的,撃ち合いが得意と見られるCAGを止めることは厳しく,ファーストマップは7−2でCAGの快勝に終わる。
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セカンドマップはカフェ。1ラウンド目はCAGが難なく勝利するが,2ラウンド目,設置ポイントを切り替えたのが功を奏し,NRGが取った。
3ラウンド目,NRGがプラントを成功させるも,SuzuC選手,gatorada選手のクロスファイアが決まり,ボムの解除を成功。これまで数多のオフライン大会や国際大会で経験を積んだCAGによる,高い連携力が見られたシーンだった。
SuzuC選手とGatoRada選手のクロスファイアの連続?最強の二人?#R6祭 pic.twitter.com/RDxZiw9l4R
— レインボーシックス公式 (@Rainbow6JP) March 15, 2020
一方NRGは,CAGが仕掛けるヴァルキリーカメラの位置を把握できず,人数有利を取っても逆転を許してしまう展開が続く。カフェではマップ,ガジェットの使い方と研究量の差が顕著に現れていただろう。
NRGが意表を突くも、CAGが落ち着いて対処#R6祭 pic.twitter.com/e0lY516BFU
— レインボーシックス公式 (@Rainbow6JP) March 15, 2020
またNRGは,ドローンをなかなか思った通りに使えなかったようで,攻撃で攻めあぐねてしまうことが多かった。5ラウンド目ではポイントに攻められないままに倒されてしまう苦しい展開も見られる。
だが,6ラウンド目ではCandy選手が1v4のクラッチを決めるスーパープレイ決め,2−4で攻防を入れ替えて折り返しとなった。
NRGのCandy選手が流れを取り戻す1v4クラッチ?#R6祭 pic.twitter.com/J9HqGg2IPY
— レインボーシックス公式 (@Rainbow6JP) March 15, 2020
5−3で突入したラウンド9では,NRGはガッチリとポイントを守っていたが,CAGの早い攻撃を前に,クロスを敷く暇もなく殲滅を許してしまう。ラウンド10でも試合中盤あたりで大きく人数差をつけられ,畳み掛けるようなCAGの攻撃にNRGは崩れ落ちてしまった。7−3でゲームセットとなり,CAGがPC ALIENWARE ジャパンリーグ チャンピオンシップ初優勝を勝ち取った。
NRGは不慣れなオフライン環境に苦しめられた印象だった。実力を出し切れないままCAGに快勝を許してしまう結果となったが,プラントポジションをギリギリで切り替えたりとCAG相手に読み合いで仕掛けに行こうという意識も見られた。この経験がいつか糧になり,野良連合というチームがさらに飛躍することを期待したい。
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- ライター:k.s
(C)2015 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved. Tom Clancy’s, Rainbow Six, The Soldier Icon, Ubisoft and the Ubisoft logo are trademarks of Ubisoft Entertainment in the U.S. and/or other countries.
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