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「サマナーズウォー」開発者インタビューやクイズ大会などで盛り上がった公式オフラインイベント「サマナ会 in Tokyo」をレポート
「サマナーズウォー:Sky Arena」公式サイト
「サマナーズウォー:Sky Arena」ダウンロードページ
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開発秘話から今後のロードマップまで
興味深い内容で楽しめた開発者による質疑応答コーナー
イベントは,開発者による質疑応答コーナーからスタート。この日のために韓国から来日した本作のエグゼクティブディレクターを務めるキム・テヒョン氏と,アートマネージャーを務めるカン・スンミン氏が登壇し,事前にプレイヤーから募った質問の中からいくつかに答える形で進んでいった。
最初の質問となったのは「ほかのサーバーと比べて日本サーバーの特徴は?」というものだった。この質問に対してキム・テヒョン氏は,日本のサーバーの特徴は,ほかのサーバーと比べてクリーンだとコメントした。どうやら日本のサーバーのプレイヤーは,いわゆる不正行為などが少なく,取り締まる数もかなり低いため,クリーンということのようだ。また,新たなパーティ構成や,攻略に対する分析を積極的に行っているという点も,日本サーバーの特徴らしい。レイド高速周回も日本サーバーが最初に行った攻略の形だったという。
続いてはカン・スンミン氏が「一番愛着のあるモンスターは?」との質問に答えた。実は背後に映し出される開発者紹介のスライドには書かれていたのだが,仙人とハッグだった。
それぞれどこが好きなのかという追加の質問について,仙人は初期の頃に描いたモンスターで,覚醒することで子供から大人に変わるというコンセプトも初だったとのこと。なお,初期のデザインでは大きな布をまとっていたそうだが,それは削除されたという。ハッグについてはデザインしながら自らが「ほしい」と感じていたことで,好きなモンスターになっていたようだ。最近人気が出てきていて嬉しいとも話していた。
また,形状変幻のデザインについても質問が寄せられており,デザインの仕方に関してはほかのモンスターや別の形状変幻とは違いを出しつつ,魅力的に見えるデザインを常に意識しながら制作していると話し,1つの形状変幻を作るために,10以上のデザイン案を作っていることも明かされた。その中からコンセプトやシルエットなど複数の観点から選択していくと答えていた。
最後の質問はキム・テヒョン氏に向けてのもので,バランス調整や新キャラアップデート時などに悩んだことは何かというもの。これに対しキム・テヒョン氏は,基本的に既存のコンテンツをさらに魅力的にできるような方向を模索しているという。また,モンスターについては,使用頻度の低いモンスターを中心に調整を行うと話し,調整は各モンスターの個性やコンセプトを活かした形で行うため,ただ強くすることはないと補足した。
こうして最後の質問も終わり,質疑応答コーナーも終了かと思われたが,キム・テヒョン氏から日本のプレイヤーに先行公開という形で新たな形状変幻が公開された。
公開された形状変幻は雷帝,狂戦士,海賊船長,ネオストーンエージェント,フェニックスで,それぞれのデザインについてカン・スンミン氏より簡単な解説も行われた。雷帝は全体的に法師のイメージを強く出し,ネオストーンエージェントはデザインの方向性としてカッコ可愛さを強調。狂戦士はコンセプトデザインの段階で寿司職人やラジカセを持ったヒップホッパーといったやや尖った方向性もあったようだが,初の形状変幻ということで,デザインとしても明確で強さも感じられるように。そして,海賊船長やフェニックスは,既存のコンセプトを最大限活かした形でさらに魅力的になるようデザインしていったとのことだった。
形状変幻の話が終わると,キム・テヒョン氏が今後のロードマップについて話し始めた。今年(2020年)は大きく3つの要素をアップデートしていくという。1つ目は,本作の魅力であり,原点でもあるターン制というシステムの見直しだ。これは,ターンを重ねていく際の面白さ(戦略や読み合いなども含めて)や,それを経て勝利したときの達成感がより感じられるような要素を考えているという。
2つ目は,ワールドアリーナについて。こちらは勝ち点に差があるユーザー同士がマッチングした際に,勝ち点の差が広がってしまう部分を始めとしたシステムやバトルの調整など,eスポーツとしてさらに発展させていくとした。
そして3つ目は,既存コンテンツの改善。キム・テヒョン氏は,新たなコンテンツを開発することも大事だと話したうえで,既存のコンテンツをしっかり整えていくことも重要だとした。
「サマナーズウォー」愛が試された
勝ち抜けクイズバトル!
続いて行われたのは,座っているテーブルごとにチームとなって挑んだ「勝ち抜けクイズバトル!」だ。本コーナーではスマホの使用が禁止されたため,純粋に参加者が持つ記憶や知識が試されることになった。
●すべて分かるかな? 覚醒名クイズ!
最初のクイズは,映し出されたモンスターの覚醒名を答えるというもの。チーム全員で話し合い,チームごとに決定した代表者がテーブルに置かれているスケッチブックに答えを書いて掲げていた。
●運命の分かれ道! ○Xクイズ!
解答方法は先のクイズと同様だったが,○Xの二択とはいえ,なかなかマニアックな問題が出題され,問題が表示されるたびに多くのチームから悩む声が挙がっていた。
●早押し! 虫食いクイズ!
これまでのクイズでの正解数が多いチームが参加でき,代表者同士がステージ上で争う形となった「早押し! 虫食いクイズ!」は,モザイク状になっているパネルが1枚ずつ消えていき,その裏に隠されているモンスターの個体名を当てるというものだ。
このクイズで正解を出した3名が所属するチームには,賞品としてチームメンバー全員に特製ステッカーがプレゼントされ,クイズ大会は大いに盛り上がって終了した。
プレイの参考になる内容も豊富だった「サマナ講座」
クイズコーナー終了後は,有名プレイヤーまつ@げりらじさんとKicさんによる「サマナ講座」と題したトークコーナーが行われた。ここでは普段2人が行っているルーティンやルーン厳選で気をつけていることのほか,参加者からの質問に直接答えるコーナーなどが設けられた。
参加者と出演プレイヤーとのガチ対決!
世界に挑め! 特別マッチ開催!
イベント最後のコーナーとなったのは,まつ@げりらじさん,Kicさん,泰さん,そして参加者の中から選ばれたプレイヤーがゲームで対決するコーナー「世界に挑め! 特別マッチ開催!」だ。
初戦は泰さんがさらだ屋さんと対決したが,ほとんど成すすべも無くさらだ屋さんに完敗。続く2戦目はまつ@げりらじさんとおじいぺんさんの対決。白熱したバトルはまつ@げりらじさんが制した。最後はKicさんとwataさんが対決したが,運の要素も絡み,短期決戦でwataさんが見事勝利した。
対戦で勝利したさらだ屋さんとwataさんには特製フィギュアがプレゼントされ,惜しくも敗北したおじいぺんさんには参加賞が送られた。
以上をもって全コーナーが終了し,イベントはフィナーレを迎えた。最後にキム・テヒョン氏は,今回参加できたことへのお礼とともに,この場で感じた熱量を自国へ持ち帰って開発に生かしたいと力強く語った。また,カン・スンミン氏は日本が大好きな国であること,いい思い出になったことなどを日本語で話してくれた。
そして最後は参加者全員で記念撮影を行い,初の公式オフラインイベント「サマナ会 in Tokyo」は,終始和やかかつ賑やかな雰囲気のまま終了した。
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(C)2014 COM2US
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