今回の発表に合わせて公開されたトレイラーによると,eBeeは1平方kmごとに数千枚もの写真を撮影し,それを専用ソフトウェア「Postflight Terra 3D」で3D化できるという。地球の表面積は約5億1000万平方kmで,そのうち地表は約29%(約1億4700万平方km)におよぶ。マップを完成させるために,どれくらいの時間とコストが必要なのかは想像もつかないが,Pixyulはこのプロジェクトについて「究極のオープンワールドになる」と自信を見せている。
とくに興味深いのは「Reality System Sync」と呼ばれるシステムで,実際の地球上の天候が,そのままゲーム内にリアルタイムで影響するとのこと。これにより,例えばプレイヤーキャラクターがいる地域が豪雪や熱波に見舞われると,プレイヤーキャラクターの体力が削がれていくというわけだ。
また,プレイヤーキャラクターはオフライン時も“アクティブ”のままなので,プレイヤーがログインしていないときに「シェルターで就寝させる」「資源を獲得するために労働させる」といった行動を指示することが可能。こうしたスケジュール管理は,モバイル端末のアプリを利用して,実際のスケジュールを作成するように設定できるとのことだ。