Snapdragon Reality Eliteは,2026年秋の発売を予定しているXRグラス「XREAL AURA」が搭載するほか,今後発表される新型XR機器への採用も予定するという。
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Snapdragon Reality Eliteの搭載CPUは,6コア仕様の「Kryo」で,動作クロックが最大2.9GHzで駆動する。Qualcommによれば,2024年登場した「Snapdragon XR2+ Gen 2」と比べて,CPU性能が最大30%向上したそうだ。
GPUには「Adreno」を採用する。例によってQualcommは詳細を明らかにしていないが,Snapdragon XR2+ Gen 2と比べて,最大60%の性能向上を実現したとアピールする。
Snapdragon Reality Eliteでは,片目あたり解像度4.4K(詳細な数値は未公開)で,最大リフレッシュレート90Hzの映像表示が可能だ。また,XR機器に搭載したカメラで表示した映像にCGなどを重ねるビデオシースルー方式での表示遅延を10%以上低減したとのこと。
加えて,ハードウェアアクセラレーターである「Engine for Visual Analytics」を活用することによって,電力消費を抑えつつ映像処理を行えるという。
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Snapdragon XR2+ Gen 2から,Snapdragon Reality Eliteで大きな改良を行ったのがNPUだ。
機器単体でLLM(Large Language Model:大規模言語モデル)やLVM(Large Vision Models:大規模視覚モデル)を使ったAI処理を高速で実行できるそうだ。
これにより,3D空間でのAIエージェントやリアルタイムでのコンテンツ生成といった,次世代XR機器に求められる用途での性能が向上した。
さらに,Snapdragon Reality Eliteは,XR機器向けに電力消費を抑えているのもポイントだ。Snapdragon XR2+ Gen 2と同じ処理を行った場合,Snapdragon Reality Eliteでは,最大20%少ない電力で実行できるという。また,SoCの発熱を最大12℃低く保つことで,軽量で長時間駆動するXR機器を実現できるとのことだ。
また,Qualcommは,小型AI機器の開発を支援するツール「Snapdragon Scalable Turnkey AI-Ready Toolkit」(以下,Snapdragon START)の提供もあわせて発表した。
Snapdragon STARTは,SnapdragonブランドのSoCを搭載したハードウェアモジュールを中核として,特定のAIモデルに依存しないソフトウェアスタックを組み合わせたもの。これを利用することで,ARグラスやスマートグラスといった機器を迅速に開発できるわけだ。
まずは,スマートグラス向けに提供し,2026年内にはほかのフォームファクタに向けても提供する予定だという。



















