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【速報】NVIDIA,「GeForce GTX 690」発表。2基のGPUを1枚のカードに搭載したウルトラハイエンドモデル
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同カードは,12層基板に2基のKeplerコアGPUを搭載したデュアルGPUソリューションを採用しており,SP数は1536×2個となる。既存のあらゆるグラフィックスカードを凌駕する性能を発揮するという。消費電力は300Wだ。
●GeForce GTX 690の主なスペック
- CUDA Core数:1536基×2
- ベースクロック:915MHz
- ブーストクロック:1019MHz
- グラフィックスメモリ容量:2GB×2
- メモリクロック:6GHz相当(実クロック1.5GHz)
- PCI Express補助電源コネクタ:8ピン×2
- TDP:300W
- カード長:279.4mm
- GPUクーラー:2スロット仕様
- 外部インタフェース:Dual-Link DVI-I×3,Mini DisplayPort×1
- バスインタフェース:PCI Express 3.0
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![]() 外部出力インタフェースはDual-Link DVI-I×2,Dual-Link DVI-D×1,Mini DisplayPort×1 |
![]() PCI Express補助電源コネクタは8ピン×2という構成になっている |
![]() カード背面を見ると,2基のGPUを搭載したカードであることがよく分かる |
![]() こちらは,2枚差しによるQuad SLI動作が可能であることを示すイメージ |
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GTX 690の外装フレームには,クローム鍍金が施されたアルミニウムが採用されており,剛性と耐久性を両立しているという。空冷ファンのハウジングにはチクソモールド(射出成型技術の1つ)で作られたマグネシウムが使われている。放熱性と振動の抑制に優れているとのこと。
電源部は10フェーズ仕様で,2オンスの銅が使われた10層(基調講演では12層とされたが,リリースでは10層と記載されている)の基板が用いられており,基板の中央に配置された空冷ファンとデュアルベイパーチャンバー方式のヒートパイプで効率よく冷却される。また,気流の流れをできるだけ遮らない部品構成にすることで乱流を抑え,静粛性も確保したとしている。
GTX 690の出荷は5月3日から開始されるが,パートナーから潤沢に流通するようになるのは5月7日以降となる模様。北米市場におけるメーカー想定売価は999ドルとのことだ。
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なお,NGFは,会場に6000人,オンラインで50万人の観客を集めて行われる世界最大規模のゲームイベントだ。世界中のトッププロが一堂に会し,4万ドル(約320万円)の賞金をかけて「StarCraft 2」「League of Legends」「DotA」のトーナメント戦で火花を散らす。イベントの模様やGTX 690の追加情報は,入り次第,追加でお伝えしたい。
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NVIDIAのGeForce製品情報ページ
- 関連タイトル:
GeForce GTX 600
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