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印刷2024/06/10 15:37

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MSIの量子ドットゲーマー向け液晶ディスプレイは,まさかのモンハン特化型「AIアシスト」機能を搭載

 ゲーマー向けディスプレイに搭載される機能には,流行り廃りがあるが,2024年のトレンドは,「AIアシスト機能」と「デュアルモード」だろう。COMPUTEX 2024では,いくつものメーカーがこれら2つのキーワードを掲げた新型ディスプレイを展示していた。その一例として,MSIの製品を紹介していこう。


AIアシスト機能搭載の4K QD OLEDゲーマー向けディスプレイが登場


MEG 321URX QD-OLED(※MSI公式写真より)
画像集 No.002のサムネイル画像 / MSIの量子ドットゲーマー向け液晶ディスプレイは,まさかのモンハン特化型「AIアシスト」機能を搭載
 MSIが2024年内に発売を予定しているゲーマー向けディスプレイ「MEG 321URX QD-OLED」(以下,MEG 321URX)は,Samsung Electronics製の量子ドット有機EL(QD OLED)パネルを採用した32インチ4K(3840×2160ピクセル)ディスプレイだ。

 垂直最大リフレッシュレートは240Hzで,画素応答速度は0.03ms(30μs)と,液晶パネルの100倍の速さを誇る。
 有機ELパネルでありながら,表面にはアンチグレア加工を施している。周囲の映り込みは少ないが,表示面に拡散光学系を採用している関係で微妙に黒が浮く。PCディスプレイはアンチグレアが人気なのだから,仕方がないところか。

画像集 No.003のサムネイル画像 / MSIの量子ドットゲーマー向け液晶ディスプレイは,まさかのモンハン特化型「AIアシスト」機能を搭載

 量子ドット有機ELパネルらしい広色域な色彩表現が可能なことが特徴で,色空間カバー率は,Adobe RGBが97%,DCI-P3は99%,sRGBは138%と圧倒的に優秀だ。標準輝度は250nitで,ピーク輝度は1000nit。VESAが規定するHDR関連規格の「DisplayHDR 400 True Black」認証を取得している。
 映像入力端子としては,HDMI 2.1×2,DisplayPort 2.1×1,USB Type-C(DisplayPort Alternate Mode対応)×1を備える。

 さて,MEG 321URXの基本スペックは,日本でも2024年3月に発売となった「MPG 321URX QD-OLED」と同じなのだ。型番の頭が違うだけと,製品名が似すぎていてちょっとややこしい。それでは,今回のMEG 321URXの特徴はどこにあるかというと,新搭載の「AIアシスト」にある。

AIアシスト機能で連動する要素の選択画面
画像集 No.005のサムネイル画像 / MSIの量子ドットゲーマー向け液晶ディスプレイは,まさかのモンハン特化型「AIアシスト」機能を搭載
 MEG 321URXのAIアシスト機能では,本機前面の下側にあるカラーLEDのイルミネーションバーを,カプコンの「モンスターハンター」シリーズの「ゲーム内ゲージ」に連動して光らせられるのだ。
 たとえば,「体力ゲージ」(Health Indicator)では,ゲーム内の体力ゲージに連動して,本機のイルミネーションバーが光る。ほかにも,「切れ味ゲージ」(Sharpness Indicator)や「練気ゲージ」(Spirit Slash Indicator),「弾薬ゲージ」(Ammo Indicator)という機能があり,ゲーム画面を自動認識することで,各ゲージに連動してイルミネーションバーが増減して光るわけだ。

弾薬ゲージが満タンでは,画面下部のイルミネーションバーの全体が光る。弾薬を消費すると,残弾数に連動して,イルミネーションバーも減っていく仕組みだ
画像集 No.004のサムネイル画像 / MSIの量子ドットゲーマー向け液晶ディスプレイは,まさかのモンハン特化型「AIアシスト」機能を搭載

 ゲージの状態によっては,色が変わったり,あるいは点滅したりといった演出も入るのが面白い。


 この機能のどこが「AIアシスト」なのかというと,ユーザーが設定した特定のゲージを,AIが自動的にゲーム映像から認識して,イルミネーションバーの状態に反映するところだ。ブースでは「モンスターハンターライズ」を使っていたが,最近のモンスターハンターシリーズであれば,この機能で自動認識できるとのことだ。
 ゲーム映像から,特定のなにかを認識する処理系は,MEG 321URXが内蔵するコンピュータビジョンチップで処理しているそうで,PC本体側には追加の処理負荷がかからない仕様になっているとこと。

MEG 321URXのモンスターハンター連動機能を紹介するパネル
画像集 No.006のサムネイル画像 / MSIの量子ドットゲーマー向け液晶ディスプレイは,まさかのモンハン特化型「AIアシスト」機能を搭載

 このAI機能は,もちろんカプコンの許諾を取って実装しているそうで,2025年発売予定の「モンスターハンターワイルズ」への対応も検討しているという。当然,気になるのは,モンスターハンターシリーズ以外への対応だが,これについては,順次進めていくとのこと。対応するゲームの学習データについてはファームウェアのアップデートで実現するそうだ。


デュアルモード対応のゲーマー向け液晶ディスプレイ「MPG 321CUPF」


 アスペクト比はごく普通の16:9ながら,曲率1500R(=半径1500mmの円を描くカーブ)の湾曲型VA型液晶パネルを採用するゲーマー向けディスプレイ新製品が,「MPG 321CUPF」だ。

MPG 321CUPF。画面右上に注目。4K時は最大リフレッシュレート160Hzで動作する
画像集 No.007のサムネイル画像 / MSIの量子ドットゲーマー向け液晶ディスプレイは,まさかのモンハン特化型「AIアシスト」機能を搭載

 LEDバックライトは,ごく普通のエッジ型。HDR映像表示にも対応するが,VESAのHDR関連規格「DisplayHDR 400」準拠なので,HDR映像表示品質は簡易的な対応といったところ。
 応答速度は,VA型液晶としては最速レベルの0.5ms(500μs)を実現。その甲斐あって,垂直最大リフレッシュレートは320Hzを実現する。といっても,4K解像度の最大リフレッシュレートは160Hzまでで,320Hzで表示できるのはフルHD(1920×1080ピクセル)解像度に限られる。

フルHD時は最大リフレッシュレート320Hzでの表示が可能
画像集 No.008のサムネイル画像 / MSIの量子ドットゲーマー向け液晶ディスプレイは,まさかのモンハン特化型「AIアシスト」機能を搭載

本体背面にあるOSD操作用ジョイスティックを左右に倒すと,最大リフレッシュレートを切り替えられる
画像集 No.009のサムネイル画像 / MSIの量子ドットゲーマー向け液晶ディスプレイは,まさかのモンハン特化型「AIアシスト」機能を搭載
 入力解像度に応じて,最大リフレッシュレート値を2つ持っているゲーマー向けディスプレイを,PC周辺機器業界では「Dual Mode」と呼ぶようになったようだ。本機が対応するフルHD/320Hzは,かなりのハイリフレッシュレートだが,実は4K/160Hzも,4Kディスプレイとしては相当に高めのリフレッシュレートと言えよう。

 MPG 321CUPFの予想実売価格は約500ドルで,価格対スペック比はかなりよさそうだ。発売は2024年内を予定しており,日本での発売計画もあるそうだ。

MSI公式Webサイト

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