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「戦国IXA」の新章や7周年イベントの内容,新イベント「天下統一戦」が発表されたオフラインイベント「同盟の陣」レポート
戦国時代を舞台とした本作は,大名配下の一城主となり,自分の領地の内政を行いつつ,ほかの大名配下の城主と合戦を繰り広げるシミュレーションゲームだ。同じ大名配下のプレイヤーとは“同盟”を組むことで協力でき,合戦を有利に進められる。今回のオフラインイベントは,その同盟単位で招待されており,同盟員のオフ会としても楽しめる趣向になっている。
会場となったホテルの宴会場には,鎧兜や陣幕などが飾られ,さながら合戦場のような雰囲気が再現されていた。また,来場者にはコース料理が振舞われ,15同盟150名の参加者が高級料理に舌鼓を打ちながら,戦友と歓談する様子が見られた。
戦国IXAの公式キャラクターいくさにゃん |
天カードのイラストを担当している直良有祐氏。前回はお忍びで来場していたが,今回はイベント中にサインに応じつつ,プレイヤーとの交流を楽しんでいた |
「戦国IXA」公式サイト
新章から7周年記念のイベントまで
戦国IXAの最新情報が公開
イベントの開幕は法螺貝の音と共に,戦国IXAのプレイヤーにはお馴染みのプロデューサー 高橋祐介氏が登壇。プロデューサー就任から5年が経過したという氏は,サーバーが重く,その改善からスタートしたという就任当時の思い出を交えつつ,「ユーザーの皆さんに支えられて7周年を迎えられたことは,本当に嬉しいです」と感謝の言葉を述べた。
戦国IXA プロデューサー 高橋祐介氏。氏の乾杯の音頭で宴会がスタート |
今回のイベントはDellが協賛しており,会場にはALIENWAREのノートPCが設置。来場者は合戦の様子を確認したり,仲間と集まってくじを引いたりしていた |
中盤には高橋氏より,戦国IXAの“今後”について重大な発表が行われた。
まず,依然としてサーバーが重い問題に触れると,“人が多すぎるから重い”のではなく,システム側に課題があると明かし,「時間が掛かるかもしれないが,そのままにするつもりはなく,絶対に改善します」と述べた。
続いて,「東西戦」の廃止が発表された。東西戦は普段の合戦とは異なる独立した戦場で行われる特殊な戦いで,これまでに何度もテコ入れが行われている。毎月,新しい武将が登場するなかで,バランス調整に苦労している感があった。
そんな東西戦に置き換わる形で,新たに「天下統一戦」が実装される。これは自国以外のすべての国に攻め込めるという合戦で,強い国はほかの国をすべて倒すこともできるという。これまでより攻める場所や防衛する回数が多くなることから,期間中は資源生産速度と兵士訓練速度が上昇するようだ。
同時に,天下統一戦専用の報酬として「天下統一の片鱗」が登場する。具体的な説明は行われなかったが,「プレイヤーにとって,良い報酬だと思ってもらえるようなものにする」(高橋氏)とのこと。
天下統一戦の勝敗は,天下統一を達成した国が優勝ということになる。だが,すべての国を落としきれない場合も考えられるので,その際は「統治ポイント」の数値によって順位が決められる。
なお,次回の東西戦が行われる8月のタイミングでβテストを実施し,そこでバランス調整を行った後,正式に実装する流れになるとのこと。基本的には筆頭同盟が中心となって戦いを進めることになるそうだが,同盟の協力がないと国を守れないようなバランスになるという。つまり,国が一丸となって戦うのが,天下統一戦の醍醐味と言えそうだ。
高橋氏は「楽しんでもらえる自信がある。実際に遊んでみて感想を教えてほしい」とまとめていた。
新章となる「15章突入刷新」については,当初の2016年11月に予定されていたものを2018年1月に延期すると発表した。現在,Yahoo! ゲーム版が先行してアップデートが実装されているが,今後はそれ以外のチャネリングと同じタイミングでアップデートを行うことが延期の理由だ。
また,すべてのチャネリングで同じワールドに入れるようになる予定も明かされた。ワールドを統合するという意味ではなく,ほかのワールドに行き来できるようなイメージで,2018年8月にシステムが導入される見込みだ。
新章と言えば,恒例の大殿の入れ替えも気になるところ。一足先にラインナップが公開されると,会場から大きな歓声が巻き起こった。
「華がないように見えるかもしれないが,個性のあるものにしたかった」という高橋氏は,ラインナップの意図を「2018年8月の統一アップデートのタイミングで,ド派手なことをしたい」と説明した。また,足利義輝と北条早雲について,すごく良いカードになるかも,と気になるコメントも残している。
15章のアップデートでは「兵種のバランス調整」「利便性の向上」「兵士をもっと使いやすく!」というテーマを掲げているそうだ。
兵種のバランスについては,“器”関連の兵種を引き合いに出して,ほかの兵種との相性を見直すといった,細かな調整を行っている段階だという。また,利便性の向上としては,非公式のツールを使わなくても不便のないようにするとのこと。高橋氏は「そうしたツールを使わないでほしい」とあらためて来場者に訴えていた。
そして3つ目の「兵士をもっと使いやすく!」だが,これは「もっと兵士を使ってもらいたい」との思いから,消費される兵士数を軽減するなどの策を講じて,合戦の活性化を促すのが目的のようだ。
昨年同様,周年イベントの内容をルーレットで決めるコーナーも実施された。
真っ白なルーレットに,来場者の反応を見ながらイベントの内容を書いていく高橋氏。昨年は来場者の無茶振りに困りながらも太っ腹なところを見せていたが,やはり今年も来場者の声が十二分に反映されたルーレットになってしまった。
ちなみに,最後のマスに書かかれた「全部」とは,ほかのマスのイベントを“全部”同時に行うという意味。会場の“全部コール”に高橋氏が応える形で実現した。
完成したルーレットは,3人の来場者が回して,当たったマスのイベントが1週間行われる。
“全部コール”に沸くなか,最初のルーレットは「全部」に決定(別のマスに止まったように見えたが,高橋氏が寛大さを見せた)。残る2つは「雅カードを毎日配布」と「金くじ400」に決まった。その後,会場から“もう1回コール”が沸き起こると,高橋氏はこれに応えて自分でルーレットを回し,「スキル追加5%UP」も実施されることになった。
今回決定した4つのイベントは,9月から10月にかけて行われる予定だ。なお,実施の順番は調整のうえで決めるとのこと。
最後に,高橋氏は「皆さんに満足していただけるように,不具合の改修や新しいアップデートを運営チーム一丸となって続けていきます。今後とも戦国IXAを愛していただけたらと思います」と述べて,イベントを締めくくった。
「戦国IXA」公式サイト
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