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モンスター達の頂上決戦,毎日開催中! 育成/対戦好きには見逃せない「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2」
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印刷2010/05/22 11:42

レビュー

スカウト,育成,配合の流れが生み出すやり込み要素と,豊富な対戦モードが魅力

ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2

Text by 稲元徹也


ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2
 2009年7月に発売された「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」,2010年1月に発売された「ドラゴンクエストVI 幻の大地」に続く,“ドラゴンクエスト”ブランドのシリーズ最新作「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2」(以下,DQMJ2)が,2010年4月28日にスクウェア・エニックスより発売された。DQMJ2は,ドラクエシリーズに登場するさまざまなモンスターを仲間にし,“謎の島”に現れる野生のモンスター達と戦いつつ,配合によってさらに強力なモンスターを生み出していくという内容のRPGだ。プラットフォームは2006年12月に発売された前作同様,ニンテンドーDSとなっている。

モンスターマスター達が集まる大会“バトルGP”に向かう飛行船に乗っていた主人公一行だが,嵐によって“謎の島”へと不時着してしまう
ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2 ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2

 ドラクエシリーズのスピンオフ作品ながら,「ドラゴンクエストモンスターズ」としてはすでに6作目となる,人気の高い当シリーズ。その基本的なコンセプトは,初代から一貫して変わっておらず,実際に敵と戦うのは,プレイヤーが操作する主人公ではなく,仲間にしたモンスターによるチームだ。今作でも,ゲームスタート時に与えられる1体のモンスターをうまく操って,敵となるモンスターと戦ったり,仲間を増やしたりしていくことになる。

ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2
ゲームの主役となるのは,シリーズのタイトルが表すとおりモンスター達。おなじみのスライムから伝説の魔王まで,300種類以上が登場するという
ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2
モンスターに“スキルポイント”を割り振ることで,特別な技を習得していく“スキル”と,種族別で発揮される“特性”という能力を持っている

「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2」公式サイト



モンスターを“スカウト”して仲間に!


 前作の「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー(DQMJ)」以降からは,戦闘中にモンスターを仲間にするための“スカウト”という専用コマンドが導入されている。仲間にしたいモンスター1体に対して“スカウトアタック”を行うと,ダメージとは別の“スカウトゲージ”が表示され,その数値によってモンスターをスカウトできる確率が変わるという仕組みだ。
 スカウトゲージの数値は,仲間と敵モンスターの強さによって変わり,敵よりも仲間が強かったり,“バイキルト”の呪文などを使って攻撃力を上げたりすれば,スカウト成功率も上がる。ゲージの数値はあくまで確率なので,たとえ99%でも失敗することがあるし,1%でも成功する可能性はある。このスカウトのシステムによって,仲間にしたいモンスターを任意に選んでスカウトするのが容易になっているのだ。とりあえず見知らぬモンスターが出現したら,最初にスカウトしてみるといい。

スカウトゲージの数値は蓄積されず,ターンごとの結果で仲間になるかが決まる。スカウトアタック後に敵モンスターが“いかり”状態になると,その戦闘中スカウトは不可になる。ちなみにスカウトしたモンスターは,主人公の冒険の拠点となる飛行船内の“預かり所”に,最大100体まで預けておける
ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2 ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2


配合こそが,強いモンスターチームを作るカギ


モンスターの性別はオスとメスのほか,両性も存在する。オス,メスどちらが相手でも配合できるが,両性同士はNGとなる
ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2
 モンスターは敵と戦って得た経験値によって成長していくが,このゲームでは,モンスターのレベルをただ上げていくだけでなく,モンスター同士を“配合”させることで,さまざまなモンスターを生み出せるのだ。この配合こそが,DQMJ2の最大の楽しみどころである。
 配合の条件は,モンスターのレベルが10以上で,オスとメス(あるいは両性の個体+オスかメス)を組み合わせること。生まれてくるモンスターも,配合の組み合わせによって最大3種類の中から選べ,さらに親モンスター2体が配合時に持っている,スキルを継承することができる。配合したモンスター2体はいなくなり,生まれたモンスターのレベルも1からとなるが,スキルとステータスの一部を受け継いでいるため,野生には存在しない独自の強さを持つ即戦力として活躍してくれるだろう。

 ゲーム中で配合ができるようになるのは,ゲーム開始から数時間遊んでからとなる。その頃にはすでにモンスターのレベルも上がり,スカウトによって種類も増えているかと思うが,初めて配合をするときの気分は複雑だ。そこまでの数時間とはいえ,世話になったモンスターが配合によっていなくなってしまうことに,躊躇してしまう人がいるかもしれない。実は筆者もそうだったのだが,モンスターの成長には限界があり,プレイを重ねるほどに配合の重要性を実感するはず。モンスターの系統を初代から同じものにしてみたり,同一スキルをずっと継承したりなど,プレイヤーがこだわれる余地もあるので,愛着云々は深く考えず,いろいろと楽しみながら配合をしてみてほしい。

配合はDQMJ2の大きな魅力の一つ。ちなみに,そのモンスターがどんな配合で生まれてきたのか,2世代前までの系図も確認でき,2世代前の組み合わせによって決まる特別な配合パターンも存在する
ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2 ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2


親から受け継ぐスキルのどれを選ぶか!?


モンスターには大きさが設定されていて,通常のモンスター2〜3体ぶんの巨大なものも存在している。大きなモンスターは強力なだけでなく,スキルも多く習得できる
ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2
 モンスターたちはそれぞれスキルを持っていて,成長させることで手に入るスキルポイントを割り振ることで,能力強化や新たな特技を覚えることができる。配合時はこのスキルの存在が,プレイヤーを悩ます要素のひとつとなるだろう。
 モンスターは大きさ(S/M/G)によって,習得できるスキルの数が3〜5種類と決まっている。配合時,両親となるモンスターが持っている全スキルと,配合後のモンスターに発生した新たなスキルの中から,プレイヤーは3〜5種類を選ばなければならないのだ。さらに両親のスキルに割り振られたスキルポイントの半分を受け継げるため,これまで培ったスキルを引き続き使っていくのか,それとも子モンスターの系統などに合わせて新たなスキルを選ぶのかも,実に悩ましい要素。配合とスキルの関係に悩むようになってきた頃が,このDQMJ2のイチバンのハマりどころといえるかもしれない。

割り振られていない親モンスターのスキルポイントも,半分だけ引き継げる。配合を目的として育てているなら,スキルポイントを残しておくのも手だ
ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2 ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2


DQIXよりも先に,シンボルエンカウント制を採用


 ゲーム本編は,3Dフィールド上に敵モンスターの姿が見える,シンボルエンカウント制が採用されている。実はDQIXよりも早くシンボルエンカウントを採用していたのが,このDQMJシリーズなのだ。
 ゲームの舞台は,飛行船に乗った主人公達が不時着する“謎の島”なので,フィールドの各エリアに固有の名称はなく“密林”や“平原”といった具合にいたってシンプル。モンスター達が主役となる内容ではあるものの,そこはさすがのドラクエであり,外伝ながらもシナリオに手抜かりはない。そう,前述の,プレイヤーがちょうど配合とスキルに悩み出したあたりから,物語もググッと盛り上がってくるという,ドラクエシリーズらしい絶妙なデザインも確認できる。
 なお本作は,ドラクエシリーズのスピンオフ作品ではあるものの,堀井雄二氏(ゼネラルディレクション)・鳥山明氏(モンスターデザイン)・すぎやまこういち氏(作曲)の“ドラクエ御三家”が揃って参加している。

ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2
モンスターはエリアの特徴に応じたものが生息していて,さらに昼夜や天候によって出現する種類が変わる。1度行ったあとは主人公の特技“ルーラ”で簡単に移動できる
ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2
戦闘は,モンスターに指示した“作戦”によるオートバトルが基本だが,個別に命令して特技を使ったり,攻撃対象を指定したりもできる
ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2
主人公は戦闘時に“道具”を最優先で使える。とくに回復系のスキルを持たないパーティの場合,“やくそう”などの回復アイテムは多めに持ち歩きたい


手軽に参加できる“モンスター選手権”


ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2
選手権でのバトルはアイテムは使えず,武器も装備しない状態でのオートバトルで展開する。モンスターの“作戦”のみ,ターンごとに変更可能だ
 RPGでありながら,いわゆる“育成モノ”でもある本作は,ほかのプレイヤーとの通信プレイも充実している。ワイヤレス通信ではリアルタイムな対戦と,手持ちモンスターの交換が可能で,Wi-Fiを使った場合は,リアルタイム対戦と“世界モンスター選手権”という,登録制の対戦プレイが可能だ。
 Wi-Fiでのリアルタイム対戦ができるようになったのは今回が初めてとなるが,とくに面白いのは世界モンスター選手権だろう。プレイヤーはまずモンスターチームをWi-Fi経由でサーバーに登録。1日1回,登録済みのチームの中からランダムに選ばれた5チームをダウンロードして,そのチーム相手の5連戦“ホーム戦”を戦う。同様の手順で別のプレイヤーにダウンロードされた自分のチームの戦いは“アウェー戦”となり,それぞれの勝敗によって,プレイヤーはその日の勝ち点を得られるのだ。
 その勝ち点は,翌日にはランキングに登録され,一定期間で集計された勝ち点数によって,その大会のランキングが決定するというルールとなっている。Wi-Fiでのチーム登録と,1日1回の5連戦を戦うだけでいい手軽さと,期間が過ぎれば勝ち点がリセットされ,イチからのスタートとなるため,あとから参加するプレイヤーにも比較的公平なルールで戦えるのがポイントだ。
 これを体験すると,自分の実力を思い知らされるとともに,ほかのプレイヤーの強いチームがどんな風に育てられているのかがなんとなく理解でき,育成や配合に対する意気込みも上がるはずだ。参加するだけでも,ゲーム中に使えるアイテムがもらえるので,ある程度ゲームを進めたら積極的に参加してみよう。

サーバー側で5段階で判断される階級の概念があるので,極端な差がある強敵とぶつかることはない。現在はまだ日本国内だけだが,いずれ発売される北米版・欧州版を含めた世界選手権も開催されるとのこと。それまでに勝ち抜けるチームを作っておこう
ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2 ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2 ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2


すれちがい通信で,街角モンスター対決!


すれ違った強敵を保存しておけば,後日雪辱を晴らすなんてことも可能。相手のデータは何度でもロードできるが,一度スカウトが成功すると,そのデータでのスカウトは不可となる
ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2
 DQIXやDS版DQVIにも搭載されていた“すれちがい通信”では,相手のモンスターデータをすれ違いでやりとりし,そのチームと戦える“すれちがいバトル”が用意されている。強さは相手次第なので,一方的にやられてしまうこともあるが,本作ではその相手を最大8人分保存できるので,ゲームを進めてからあらためて再戦することも可能だ。
 また,相手のモンスターをスカウトすることもできる。このすれちがいバトルでスカウトしたモンスターや,それを使って配合して生まれたモンスターには,前作同様“Guest”のマークがつき,世界モンスター選手権には出場できないというデメリットがある。しかし今回は,配合をくり返すことによって“Guest”マークが消えるという配慮がなされ,配合の幅が広がっている。
 昨年夏以降に発売されたIXやVIなども含めた,ドラクエプレイヤーのモチベーションが続いている今のタイミングならば,人が多めの場所に足を運べば,誰かしらとすれ違うのも難しくないだろう。なお,本作のすれちがい通信中に,ドラクエIXやVIのプレイヤーの電波を拾うと,それぞれの作品に登場するモンスターがゲストモンスターとして迷い込んでくる。もちろんそれらのスカウトも可能だ。


キミはどんなモンスターチームを作り出すか!?


ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2
 新作のIX,リメイクのVIに続き,スピンオフのDQMJ2と,昨年夏からのニンテンドーDSで展開されるシリーズラッシュにより,国内のプレイヤーの間ではまだまだ“ドラクエ熱”が冷めやらない。秋葉原ヨドバシカメラ前や,六本木のLUIDA'S BARなど,“聖地”と呼ばれる場所に足を運べば,相手に事欠くことはない。このDQMJ2は,ゲームプレイがダイレクトに反映する“対戦”という要素を持つため,これまでの2作品とはまた違ったコミュニケーションを楽しめることだろう。
 一部のコアプレイヤーの間では,すでに強いモンスターとスキルについてかなり研究されているようだが,モンスター選手権などではプレイヤーのこだわりが見えるモンスターチームの姿もまだまだ見られる。どんな組み合わせでどう戦うかは,プレイヤーの自由。今からでも決して遅くはないので,秋に開催されると発表された世界大会に向け,最強のモンスターチーム結成を想定したスカウトを始めてみてはいかが?

「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2」公式サイト

  • 関連タイトル:

    ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2

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