ROCCAT，選択したキーだけ点灯させられるメカニカルキーボードを発表。Nキーロールオーバー対応で，青/黒/茶/赤軸の4モデルが発売予定

　ドイツのゲーマー向け周辺機器メーカーであるROCCAT STUDIOSは，同社が展開する「ROCCAT」ブランドのキーボード「ROCCAT Ryos MK Pro」を2013年第1四半期に世界市場で発売すると発表した。


　ROCCAT Ryos MK Proは，筐体左側に5個，下側に3個のマクロキーを備えるフルキーボードだ（製品写真は105キーのドイツ語配列）。キースイッチには，ZF Electronics製のメカニカルスイッチが採用され，ラインナップは，“Cherry青軸”“Cherry黒軸”“Cherry茶軸”“Cherry赤軸”を搭載した4モデルとなるようである。Nキーロールオーバーに対応し，押下したキーすべてを入力できることもアピールされている。

　また，少し変わったLEDバックライトが搭載れていることも特徴の1つ。ROCCAT Ryos MK Proではメカニカルキー1つ1つに青色LEDが搭載されており，これらをキーストロークに合わせて点灯させたり，ゲーム中使用するキーだけを選択して光らせたりできるという。押したキーや，押すべきキーを見た目に分かりやすくするイルミネーション機能を搭載したメカニカルキーボードというのは，少なくとも筆者の記憶にはない。ただ光るだけでない，使いでのあるLEDバックライトといえそうだ。


　そのほか，［Shift］キーのように，押している間，ほかのキー割り当ての内容を変更できるROCCATの独自機能「EasyShift［＋］」にも対応。ほぼすべてのキーをカスタマイズして，EasyShift［＋］用の割り当てを行えるとのことである。

　今のところ，国内発売のアナウンスはないが，イルミネーション機能に実用性を持たせてきたメカニカルキーボードということで，なかなかに面白い製品ではなかろうか。

筐体左上の側面に3.5mmステレオミニ端子，右上の側面に2基のUSB端子を搭載

●ROCCAT Ryos MK Proの主なスペック

• 接続インタフェース：USB
• キー数：105（ドイツ語）＋左マクロキー5＋［Space］バー下マクロキー3
• キーピッチ：未公開
• キーストローク：未公開
• 押下特性：50g（青軸），60g（黒軸），45g（茶軸），45g（赤軸）
• 複数キー同時押し対応：未公開
• Nキーロールオーバー：対応
• ポーリングレート（レポートレート）：1000Hz
• マクロ機能：あり
• バックライト：あり
• キー耐久性：未公開
• 本体サイズ：未公開
• 重量：未公開
• ケーブル長：1.8m
• 対応OS：Windows 8/7/Vista/XP
• 付属品：とくになし

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