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Mad Catz,反応の速いメンブレン構造の採用を謳うゲーマー向けキーボード「S.T.R.I.K.E.3」を発表。PC&スマホ対応ヘッドセット「F.R.E.Q. M」の新色も
S.T.R.I.K.E.3 Gaming Keyboard
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2012年11月に国内発売された同ブランドのゲーマー向けキーボード「S.T.R.I.K.E. 7 Gaming Keyboard」と,「S.T.R.I.K.E. 5 Gaming Keyboard」は,本体が複数のモジュールで構成されており,使いやすい位置に配置したり,不要な部分は取り外したりできるという,合体・分離機構を特徴とする製品だった(関連記事)。しかし凝ったギミックが災いしてか,発売直後の価格はS.T.R.I.K.E. 5が約2万円,S.T.R.I.K.E. 7は約3万円と,数あるゲーマー向けキーボードの中でも屈指の高額商品となってしまっていた。
それに対して,下位モデルに当たるS.T.R.I.K.E.3は,デザインイメージこそ上位モデルと似ているものの,合体・分離機構やディスプレイモジュールといったコストのかかる部分を省略することで,9980円(税込)と,1万円を切る価格を実現してきたのが大きな特徴だ。本体のカラーバリエーションは,ブラックとレッド,ホワイトの3色が用意されているのも,上位モデルにない特徴といえる。
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ちなみに,キーの同時押しは7個まで対応しているとのことだ。
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キーの話が出たので続けると,キーボードの配列は英語のみ。キーの配列はやや変則的な109キーだ。Mad Catzの公式Webサイトから専用ユーティリティソフト「A.P.P.」をダウンロードして導入すると,カーソルキーを囲むように置かれた[C1]〜[C5]キーと,本体左上に並んだ[M1]〜[M7]ボタンの計12個にキーマクロなどを登録し,さらに[M1]の左にある[MODE]ボタンを使って,3プロファイルを切り替えながら5キー&7ボタンを使っていけるようになっている。約1600万色に対応したキーボードバックライトは色のカスタマイズが可能で,切り替えたプロファイルに応じて色を変えるといった設定も可能だという。
なお,[MODE]および[M1]〜[M7]ボタンの右隣にあるのは,[Windows]キーの有効/無効を切り替えるためのスライドスイッチである。
S.T.R.I.K.E. 7 Gaming KeyboardやS.T.R.I.K.E. 5 Gaming Keyboardの下位モデルとして見ると少々物足りないが,速度性能重視の多機能キーボードとしては,なかなか面白い選択肢になるのではなかろうか。
●S.T.R.I.K.E.3 Gaming Keyboardの主なスペック
- 接続インタフェース:USB
- 基本キー数:英語110+マクロボタン計8個
- キーピッチ:19mm
- キーストローク:3.6mm
- 押下特性:60g±10g
- ロールオーバー数:未公開
- 複数キー同時押し対応:最大7キー
- キー耐久性:未公開
- ポーリングレート(レポートレート):未公開
- マクロ機能:あり
- バックライト:搭載(約1600万色から任意の色を設定可能)
- サイズ:490(W)×255(D)×50(H)mm
- 重量:1.130kg
- ケーブル長:190cm
- 対応OS:Windows 8/7/Vista/XP
- 発売日:2013年8月9日
- 価格:9980円(税込)
F.R.E.Q. M Wired Stereo Headset
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機能面には変更がなく,4極と3極,2種類の3.5mmミニピンケーブルを用意して,PCおよびスマートフォンやタブレットでも使えるほか,インラインコントローラにマイクを内蔵するので,マイクが邪魔にならないといった特徴も備える。価格はブラックモデルと同じく1万4800円(税込)だ。
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| 同じく新色のレッド(左)とホワイト(右) | |
S.T.R.I.K.E.3 Gaming Keyboardのプレスリリース(PDFファイル)
F.R.E.Q. M Wired Stereo Headset 製品情報ページ
Mad Catz 日本語公式サイト
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