お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名

LINEで4Gamerアカウントを登録
Mad Catz,反応の速いメンブレン構造の採用を謳うゲーマー向けキーボード「S.T.R.I.K.E.3」を発表。PC&スマホ対応ヘッドセット「F.R.E.Q. M」の新色も
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2013/07/11 18:20

ニュース

Mad Catz,反応の速いメンブレン構造の採用を謳うゲーマー向けキーボード「S.T.R.I.K.E.3」を発表。PC&スマホ対応ヘッドセット「F.R.E.Q. M」の新色も

 2013年7月11日,米Mad Catzの日本法人であるマッドキャッツは,「Cyborg」ブランドのゲーマー向けキーボード「S.T.R.I.K.E.3 Gaming Keyboard」(以下,S.T.R.I.K.E.3)と,PC&スマートフォン両対応のゲーマー向けワイヤードヘッドセット「F.R.E.Q. M」シリーズのカラーバリエーションモデルを発表した。いずれの製品も発売日は8月9日の予定だ。


S.T.R.I.K.E.3 Gaming Keyboard


S.T.R.I.K.E.3 Gaming Keyboard(ブラック)
画像ギャラリー No.002のサムネイル画像 / Mad Catz,反応の速いメンブレン構造の採用を謳うゲーマー向けキーボード「S.T.R.I.K.E.3」を発表。PC&スマホ対応ヘッドセット「F.R.E.Q. M」の新色も

 2012年11月に国内発売された同ブランドのゲーマー向けキーボード「S.T.R.I.K.E. 7 Gaming Keyboard」と,「S.T.R.I.K.E. 5 Gaming Keyboard」は,本体が複数のモジュールで構成されており,使いやすい位置に配置したり,不要な部分は取り外したりできるという,合体・分離機構を特徴とする製品だった(関連記事)。しかし凝ったギミックが災いしてか,発売直後の価格はS.T.R.I.K.E. 5が約2万円,S.T.R.I.K.E. 7は約3万円と,数あるゲーマー向けキーボードの中でも屈指の高額商品となってしまっていた。
 それに対して,下位モデルに当たるS.T.R.I.K.E.3は,デザインイメージこそ上位モデルと似ているものの,合体・分離機構やディスプレイモジュールといったコストのかかる部分を省略することで,9980円(税込)と,1万円を切る価格を実現してきたのが大きな特徴だ。本体のカラーバリエーションは,ブラックとレッド,ホワイトの3色が用意されているのも,上位モデルにない特徴といえる。

プレスリリースより,P.U.L.S.E.の説明図
画像ギャラリー No.005のサムネイル画像 / Mad Catz,反応の速いメンブレン構造の採用を謳うゲーマー向けキーボード「S.T.R.I.K.E.3」を発表。PC&スマホ対応ヘッドセット「F.R.E.Q. M」の新色も
 合体・分離機構が最大のウリとなるキーボードから最大のウリを省略したことになるわけだが,S.T.R.I.K.E.3ではその代わりに,キーストロークが3.5mmあるところ,2.2mm押し込んだところでスイッチが反応するメンブレン構造を採用してきた。これにわざわざ「P.U.L.S.E.」(パルス)という名を与えているMad Catzによれば,新しい構造により素速いキー入力と,「従来比5倍の高耐久性」(※リリースより原文ママ)を実現しているとのことだ。何と比較して5倍なのかは明らかになっていないが,このあたりのスペックを読む限り,アクション性の高いゲーム寄りのチューニングがなされているとは述べてよさそうに思われる。
 ちなみに,キーの同時押しは7個まで対応しているとのことだ。

レッドモデルとホワイトモデル。公開されている写真のキー配列はブラックモデルと異なるが,「出荷される製品だと,いずれも配列はブラックモデルと同じ」(マッドキャッツ)
画像ギャラリー No.003のサムネイル画像 / Mad Catz,反応の速いメンブレン構造の採用を謳うゲーマー向けキーボード「S.T.R.I.K.E.3」を発表。PC&スマホ対応ヘッドセット「F.R.E.Q. M」の新色も 画像ギャラリー No.004のサムネイル画像 / Mad Catz,反応の速いメンブレン構造の採用を謳うゲーマー向けキーボード「S.T.R.I.K.E.3」を発表。PC&スマホ対応ヘッドセット「F.R.E.Q. M」の新色も

 キーの話が出たので続けると,キーボードの配列は英語のみ。キーの配列はやや変則的な109キーだ。Mad Catzの公式Webサイトから専用ユーティリティソフト「A.P.P.」をダウンロードして導入すると,カーソルキーを囲むように置かれた[C1]〜[C5]キーと,本体左上に並んだ[M1]〜[M7]ボタンの計12個にキーマクロなどを登録し,さらに[M1]の左にある[MODE]ボタンを使って,3プロファイルを切り替えながら5キー&7ボタンを使っていけるようになっている。約1600万色に対応したキーボードバックライトは色のカスタマイズが可能で,切り替えたプロファイルに応じて色を変えるといった設定も可能だという。
 なお,[MODE]および[M1]〜[M7]ボタンの右隣にあるのは,[Windows]キーの有効/無効を切り替えるためのスライドスイッチである。

 S.T.R.I.K.E. 7 Gaming KeyboardやS.T.R.I.K.E. 5 Gaming Keyboardの下位モデルとして見ると少々物足りないが,速度性能重視の多機能キーボードとしては,なかなか面白い選択肢になるのではなかろうか。

●S.T.R.I.K.E.3 Gaming Keyboardの主なスペック
  • 接続インタフェース:USB
  • 基本キー数:英語110+マクロボタン計8個
  • キーピッチ:19mm
  • キーストローク:3.6mm
  • 押下特性:60g±10g
  • ロールオーバー数:未公開
  • 複数キー同時押し対応:最大7キー
  • キー耐久性:未公開
  • ポーリングレート(レポートレート):未公開
  • マクロ機能:あり
  • バックライト:搭載(約1600万色から任意の色を設定可能)
  • サイズ:490(W)×255(D)×50(H)mm
  • 重量:1.130kg
  • ケーブル長:190cm
  • 対応OS:Windows 8/7/Vista/XP
  • 発売日:2013年8月9日
  • 価格:9980円(税込)


F.R.E.Q. M Wired Stereo Headset


F.R.E.Q. Mの新色,マットブラック
画像ギャラリー No.006のサムネイル画像 / Mad Catz,反応の速いメンブレン構造の採用を謳うゲーマー向けキーボード「S.T.R.I.K.E.3」を発表。PC&スマホ対応ヘッドセット「F.R.E.Q. M」の新色も
 同日に発表された「F.R.E.Q. M Wired Stereo Headset」の新製品は,2013年3月に国内発売された製品(関連記事)の,カラーバリエーションモデルで,従来のブラックに加えて,今回,マットブラック,レッド,ホワイトの3色が追加される。
 機能面には変更がなく,4極と3極,2種類の3.5mmミニピンケーブルを用意して,PCおよびスマートフォンやタブレットでも使えるほか,インラインコントローラにマイクを内蔵するので,マイクが邪魔にならないといった特徴も備える。価格はブラックモデルと同じく1万4800円(税込)だ。

画像ギャラリー No.007のサムネイル画像 / Mad Catz,反応の速いメンブレン構造の採用を謳うゲーマー向けキーボード「S.T.R.I.K.E.3」を発表。PC&スマホ対応ヘッドセット「F.R.E.Q. M」の新色も 画像ギャラリー No.008のサムネイル画像 / Mad Catz,反応の速いメンブレン構造の採用を謳うゲーマー向けキーボード「S.T.R.I.K.E.3」を発表。PC&スマホ対応ヘッドセット「F.R.E.Q. M」の新色も
同じく新色のレッド(左)とホワイト(右)

S.T.R.I.K.E.3 Gaming Keyboardのプレスリリース(PDFファイル)

F.R.E.Q. M Wired Stereo Headset 製品情報ページ

Mad Catz 日本語公式サイト

  • 関連タイトル:

    Mad Catz

  • この記事のURL:
4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:12月08日〜12月09日