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洗足学園音楽大学が遊びながら音感を磨ける“聴音RPG”「失われた音問村」を公開。同学園のホームページ上で無料プレイが可能
失われた音問村は“遊びながらにして音感の教育を施すことを目的”として作られたロールプレイングゲーム風の教育ソフトウェアだ。本作は,プレイすることによって,さまざまな音楽教育効果が得られるようにデザインされている。
作品を最後までプレイするには,ある程度の音感が必要になるという。プレイを通じてプレイヤー自身が音感を向上させていけば,クリアできるようになるとのことだ。なお本作は,実行中に“日本語入力がON”になっているとうまくキー入力ができないようなので,プレイする際には気をつけよう。
この作品が設置されているサイト“洗足オンラインスクール・オブ・ミュージック”は,同学園が“インターネットでの音楽学習における可能性を追求”することを目的として設置したもので,さまざまな音楽を学ぶためのコンテンツが用意されており,それらが無料で利用できるようになっている。
「失われた音問村」サイト
〜 音感教育のためのRPG開発について 〜
この度、洗足学園音楽大学では音楽教育のためのソフトウェア(無料)を発表することとなりました。ロールプレイングゲーム(RPG)仕立ての本ソフトウェアは、遊びながらにして音感の教育を施すことを目的としたもので、下記のような音楽教育効果が見込まれます。
1.絶対的な音の高さを感じる能力の向上 (絶対音感)
2.相対的に音を感じる能力の向上 (音程感、和声感)
3.幅広い音域を聴き取る能力の向上
4.音色に対する感覚の向上
5.さまざまな時代の様式感(芸術音楽)の体得
平成22年5月7日に一般公開しました。画期的な教育ソフトウェアと自負しておりますので、ご紹介させていただければと思います。
本ソフトウェアを最後まで実施する(クリアする)には、ある程度の音感が必要です。 現在そのような能力に優れている方、またはゲームを実施しながら音感を向上させることができる方のみ最後まで到達することが出来るでしょう。
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