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男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第528回「次世代PlayStationに望むこと」
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印刷2019/04/25 11:00

連載

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第528回「次世代PlayStationに望むこと」

画像集 No.001のサムネイル画像 / 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第528回「次世代PlayStationに望むこと」

著者近影
画像集 No.002のサムネイル画像 / 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第528回「次世代PlayStationに望むこと」
 先週のゲイムニュースと言えば,次世代ハードの話でしょうな。そう。次世代のPlayStationに関する新情報。まだハッキリと公式発表されたってわけではないものの,より具体的にイメージできる情報が出てきたという状況かしらね(関連記事)。

 私,この手の専門的なハードウェアの話になるとスペック的な良し悪しがあまり理解できないんだけど,ただのゲイマーである立場からすると,行き着く先は「で,何ができるの?」ってことだと思うの。どういう遊びが提供されるのか,そこら辺の情報がまだ分からないからね。
 今のところの情報で言えば,注目すべきは「PS4では読み出しに15秒かかっていた場面が,0.8秒で読み出し終わる」って部分でしょうね。いよいよゲイム中の「NOW LOADING...」の時間がなくなりつつあるということ。プレイする側からすれば,ゲイムテンポって重要だからね。いくら内容が面白くても,ことあるごとにいちいち待たされるとストレスを感じちゃう。そういう意味で考えると,まだ情報が出きっていないながらも,読み込み時間の短縮は,期待が膨らむ要素だと言えるでしょうね。

 あと,今後焦点が当たる部分として考えられるのが,スペックの良し悪しが分からない私よりもさらに多いであろう,ライトゲイマー及びゲイマーではない層にどうやって訴えていくかじゃないかしら。例えば,PlayStation 2が発売された頃で言うと,「DVD再生機能がついている」といったような。
 ここからは私の個人的な意見なんだけど,近年のゲイムハードの価格って安いモノではないじゃない。5万円を超えるハードだってあるわけで。ぶっちゃけ,新ハードが仮に5万円だとしても,私は買うんですよ。ゲイマーだからね。すげーゲイム体験をすることが人生の楽しみにもはや組み込まれちゃっているし。だから,期待込みでそれ以上の価値があると言うんであれば,5万円だって喜んで払いますよ。
 ただ,一般層もそう考えるかと言われれば,そうではないかなと思うのよね。5万円の家電って,まあまあの買い物よ。そういう意味では,先述のPS2のときの「DVD再生機能がついている」っていうのは絶妙だったと思うのよね。「ゲイムしなくてもDVDプレイヤーとしても使えるし」っていう言い訳が自分自身に対してできた。買う動機ってやつね。こういう側面もあったからこそ,現在のところ“世界で一番売れたゲイム機”として記録を残してるんじゃないかしら。もちろんほかにもいろんな要因はあるだろうけど,ゲイマーに向けてだけではなく,一般層にインパクトを残したゲイム機であることは確かでしょうね。

 では,今度のはどうなのか? ゲイマーは買う。逆に言うと,ゲイマー以外をどう振り向かせるのか。考え方はいくつかあるわ。何か隠し玉があるのかもしれないし,一方ではそもそも一般層を振り向かせようと考えないのかもしれない。今出ている情報だと,主にゲイマーに向けてのモノがほとんどよね。それは至極当然で,やっぱり最初に食いつくのは我々のような新しいゲイム体験を味わいたいゲイマーだから。そこの期待値を上げていくのは理解できる。では,このハードが向き合っている層はどこなのか? 次の情報が楽しみでしょうがないわね。

 それと,私が新ハードについて気になっているのは,開発者が開発しやすいかどうかね。もちろん私は開発者じゃないから,直接は関係ない話ではあるんだけど。ただ,PS4は開発しやすいハードだという話を聞くのよね。それが我々ゲイマーに何をもたらすかというと,すなわちいろんなゲイムを選んでプレイできる環境だと思うのよ。インディーズゲイム含めて。そして私,PS4の良さは多様性だと思っているの。価格で選んでもいいし,珍しいジャンルのゲイムを遊んでもいい。オンラインで遊んでも,一人で遊んでもいい。そういう“プレイヤーに選ばせる環境を作り,定着させた”ってことがPS4の功績なんじゃないかなって,私は勝手に思っているわ。

 あと,私としては新ハードとスマホとの関連性はどうなっていくのかにも注目しているの。世の中,スマホで何でもできる時代になってきているわ。スマホはゲイムハードにとって敵なのか味方なのか。融合なのか敵対なのか住み分けるのか。新ハードが据え置き機であるならば,当然家にドッシリと据え置かれているわけで,持ち運べるスマホとは役割が違うのよ。それをどうとらえるか。PlayStation VitaではPS4のリモートプレイができたわ。でも携帯ゲイム機から事実上撤退してしまった今,その利便性を生かすのはスマホが最適なわけで……。
 まあ,私の勝手な妄想だから事実は公式で発表されるまで分からないけれど。少なくとも今回の新ハードの方向性によって,ゲイム機とスマホの住み分けが決定付けられるんでしょうね。絡むにしても絡まないにしても,おそらくタイミングは今なんだと思う。そういう意味でも,注目しているわ。

 とまあ,今週は新ハードの情報と共に一気にそれについて考えちゃう1週間を過ごしたわけだけども。シンプルに発売までは死ねないって思わせてくれるんだから,ゲイムには感謝しかないわ。だって,生きる楽しみを与えてくれるのよ? これからもさらにいろいろな情報が出てきて,近い将来,ひょっとしたら今回の私の記事が浅すぎてて恥ずかしくなるような結果になるかもしれないけど。それでも今ワクワクできているからいいんです。
 何かが楽しみっていうのは決して悪いことじゃない。そうやってゲイムと共にこれからも生きていければいいなあ,でもなるべく5万円を切ってほしいなあと思いつつ,今週はこの辺で。ではまた来週。

今週のハマりゲイム
PlayStation 4:「エースコンバット7 スカイズ・アンノウン
Nintendo Switch:「Winning Post 9
iOS:「ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト

■■男色ディーノ(プロレスラー)■■
ディーノ選手が所属するDDTプロレスは,今週末の4月28日に東京・後楽園ホール大会「総研ホールディングス presents MAX BUMP 2019」を,翌29日に東京・板橋グリーンホール大会「KING OF DDT 2019 1st ROUND」を開催します。後楽園大会では高梨将弘選手&ポコたん with 男色ディーノとして,大鷲 透選手&平田一喜選手と対戦予定。withの意味するところをたずねたところ,「ほら,プロデューサーとしての責任みたいな?」とおっしゃっておりました。
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