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ユーザー主導のLANパーティ「Night LAN」イベントレポート
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Night LANは,Counter-Strike: SourceのクランBSDのメンバーを中心に企画された,ユーザー主導のオフラインイベント。いわゆるオフ会をベースにしたイベントではあるのだが,「24時間夜通しゲームを遊ぶ!」をコンセプトに,オープン志向のイベントとして,広く参加者を募っていた。
募集当初はなかなか参加メンバーが集まらず,開催自体も危ぶまれた本イベントだが,結果的には,40名強のBYOC参加者(PC持ち込み)に加え,多数のビジターが集まる内容へと発展。Counter-Strike: Sourceに限らず,Xbox 360やニンテンドーDS,果てはドリームキャストまで,参加者が思い思いのゲームを楽しむ,和気あいあいとしたイベントとなった。
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会場をざっと見渡した限りだと,遊ばれているゲームは,「Counter-Strike: Source」「Counter-Strike: 1.6」「WARSOW」といったFPSをはじめとして,「Warcraft III」や「Test Drive Unlimited」など,PCゲームだけでも多岐にわたる雰囲気。加えて,ニンテンドーDSの「マリオカートDS」やXbox 360の「Gears of War」をプレイする人も見受けられるなど,LANパーティながらもPCゲームにこだわった様子がなかったのは印象的であった。まさに,ゲーマーによるゲーマーのためのイベントといった感触だ。
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もちろん川田氏としては,このイベントを通じてLANパーティそのもの認知度や,その面白さを広めようという思惑はあるだろうが,それも遊び半分,仕事半分という様子(少なくとも今回に関しては)であった。少なくともNight LANには,良くも悪くも“企業らしい雰囲気”はなく,知り合い同士が集まるアットホームな雰囲気で終始していた。運営スタッフも参加者の中の数名が兼務する形で,仲間内のイベントという以上のものではない。
川田氏が言うには,「みんなで集まる面白さ,LANパーティの楽しさをもっと知ってもらいたい。でも今回のイベントの情報を見て,LANパーティって面白そう! と思ったとしても,知らない人同士の集まりには参加しにくいじゃないですか。かといって,自分達で開催するにはどうしていいか分からない」とのことで,今回のイベントを通じて得たノウハウを,SteelSeriesの公式Blog「FragYou!」などに掲載していきたいという。そういったLANパーティについての情報を公開していくことで,ユーザーが独自に小規模なイベントを行えるようにしていきたいとの話であった。
確かにこれまで,LANパーティをどうやれば自分で出来るか? という話は,少なくともオープンな場で情報がまとめられたことはなく,そういった下地があれば,クランや仲間内でのオフラインイベントがやりやすくなっていく可能性はある。
LANパーティという文化自体が根付いていない日本では,企業ベースの大規模なイベントを開催するのは,何かと難しい面が多い。気の長い話ではあるが,各種情報を整備するなど,まずはしっかりと土台作りを行い,ユーザーからのボトムアップで何かが生まれてくるのを待つのが,LANパーティやそれにまつわるe-Sportsといった文化を日本で根付かせる,一番の近道なのかもしれない。(TAITAI)
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