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印刷2008/12/22 19:59

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剣と魔法の博物館 モンスター編 / 第115回:ドゥナ・エー(Dooinney Oie)

剣と魔法の博物館 〜モンスター編〜
第115回:ドゥナ・エー(Dooinney Oie)
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 剣と魔法の世界では,多種多様な妖精が人間と共存している。妖精といえば一般的に,気ままでイタズラ好きといったイメージがあるかもしれないが,なかにはこれから起こる災害に対して警告を発してくれる,親切なものもいるようだ。ここで紹介するドゥナ・エー(Dooinney Oie)も,そうした妖精の仲間である。
 ドゥナ・エーはアイリッシュ海の中央に浮かぶマン島に伝わる妖精の一種で,嵐の来襲を人々に知らせることが大きな特徴。彼らの発する警告は,漁師や農夫にとっては大変喜ばれ,ドゥナ・エーの警告があったおかげで大きな被害を免れた人々も多いという。
 容姿については不明な点が多く,おぼろげな人影であるとか,巨人であるとか,いまいちはっきりしない。実のところ正体不明といってもいいだろう。
 ちなみに角笛を吹き鳴らすという特徴のためか,挿絵などではアルペンホルンを持ち,帽子をかぶった羊飼いのような姿で描かれることもあるようだ。
 ちなみにドゥナ・エーは,角笛を吹き鳴らすだけでなく,実は角笛に対して,こだわりを持っていることも知られている。よって,その角笛の音を馬鹿にしたり,角笛をこっそり隠したりすると,怒ったドゥナ・エーによってヒドイ目にあわされることがあるらしいのだ。もしもドゥナ・エーを怒らせてしまったら,教会など聖なる場所に逃げ込むのがいいだろう。多くの妖精がそうであるように,彼らもまた教会には近づけないのだ。
 ゲームや小説にドゥナ・エーが登場することは,ほとんどない。また,登場したとしても人間に敵対するわけではないので,戦う機会も少なそうだ。もしも遭遇することがあったら,その角笛を誉めてあげれば,より好意的に接してくれるかもしれない。

 

 ドゥナ・エーと同じく,マン島に伝わるハウラー(Howlaa)も嵐を警告してくれる妖精である。ただし,ドゥナ・エーとは異なり,決して姿を現したり,話したりすることはなく,泣き喚くことで嵐の来襲を知らせてくれるらしい。一説では,ハウラーはドゥナ・エーの警告のことを指す言葉とも言われている。
 またイングランド南西部,コーンウォールのセナン入り江にはフーパー(Hooper:叫ぶ者)と呼ばれる妖精が伝わっている。大きな嵐が来る前には,雲の幕のような姿となって入り江に横たわり,雲の中心から光と警告の声を発したという。
 伝承によれば,フーパーの警告を無視して出航した漁師がいたそうで,その漁師は嵐に巻き込まれて帰らぬ人となったという。それ以来,フーパーは二度と姿を現さなくなったそうだ。
 これは余談であるが,ドゥナ・エーがいるとされるマン島には,ドゥナ・マラ(Dooinney Marrey)やベン・ヴァーラ(Ben Varrey)などのマーマン達もおり,嵐などの危機が迫ると漁師達に警告を発してくれるという。これらの伝承を見ると,どうやらマン島には,人々を気遣う妖精や種族がたくさんいるようである。

 

ナックラヴィ

 

■■Murayama(ライター)■■
昨年はインフルエンザに苦しめられたため,今年は夫婦そろって,予防接種を受けてきたというMurayama。その後注射跡をもんでいたところ,「もんじゃだめですよ」と注意されたことをきっかけに,「昔はもめって言われましたよね?」などと,医者とすっかり話し込んでしまったという。ちなみに「もむ」「もまない」は,注射の種類によって異なるので,気になるときはお医者さんに確認しておこう。
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