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チュンソフトとスパイクが,PCオンラインゲーム本格参入
ドワンゴは2005年4月,チュンソフトが行った第三者割当増資の引き受けと,チュンソフトの中村光一代表取締役からの株式譲受により,発行株式総数および議決権総数の59.0%を取得し,子会社化。
また,2005年11月にはスパイクの所有株式数のうち80%を取得することで,こちらも子会社化している。
そして2005年12月,チュンソフトとスパイクの株式移転により中間持株会社であるゲームズアリーナが設立されたという流れだ。
そして今回の発表は,このゲームズアリーナとチュンソフト,スパイクが共同でLLPを設立し,PC向けのオンラインゲーム市場に参入するというもの。
現在は,ゲームズアリーナLLP1号(仮称)としてチュンソフト監修の「モノライク」(仮称),同LLP2号(仮称)としてスパイク監修の「侍道オンライン」(仮称)の開発が進められている。
両タイトルともに詳細は明らかにされていないものの,そう遠くない将来,詳しい発表が行われる模様だ。
モノライクに関しては,一点のスクリーンショットが公開されているが,そこに表示されている情報から察するに,MMOタイプのRPGになるのではないかと思われる。
チュンソフトでは,2005年4月にニンテンドーゲームキューブ用オンライン対応RPG「ホームランド」をリリースしているが,これはいわゆるオンラインRPGとは異なり,中央にサーバーを置くのではなく,希望したプレイヤーのゲームキューブをサーバーとして遊べるというもの。
となると,「不思議のダンジョン 風来のシレン インターネット版」などを除けば,モノライクが,チュンソフトにとって初めての本格的なオンライン対応タイトルになりそうだ。
また,侍道オンラインは,タイトルから推測することしかできないが,プレイステーション2用時代劇アクションゲームとして人気を博した「侍〜SAMURAI〜」「侍道2」の流れを汲んだものになりそうだ。
なおスパイクは,プレイステーション3向けに「侍道3」のリリースも予定している。そういう意味でも,侍道オンラインは注目タイトルとなりそうだ。
何はともあれ,続報を楽しみに待ちたいニュースだ。(TeT)
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