「Razer DeathAdder」，新型の“3.5G光学センサー”搭載でリニューアル

　2007年に3G（第3世代）の光学センサーを搭載したゲーマー向けワイヤードマウスとして登場した「Razer DeathAdder」（以下，DeathAdder）。本機が，センサーのリニューアルを経て再発売された。


　Razer USAのWebサイトでは，従来製品と同じ59.99ドルで販売が始まっているが，同社によると，今回のリニューアルでは，搭載する光学センサーが3.5G（第3.5世代）の「Razer Precision 3.5G infrared sensor」に切り替わり，トラッキング解像度が従来の最大1800DPIから3500DPIへ引き上げられているという。なお，今回が初搭載となる3.5G光学センサーについてはこのほか，トラッキング速度が60〜120IPS，最大加速度が15Gであることが明らかになっている。

　気になる形状は，上で引用した画像にもあるとおり，「New Sensor, Familiar Form Factor」（新型センサー，慣れ親しんだ形状）とされているので，素材も含め，デザインは従来製品とまったく同じである可能性が高そうだ。
　国内で，在庫が自然に切り替わっていくのか，それとも新製品として仕切り直しの発売があるのかは，現時点では分からないが，新型センサーの実力も含め，楽しみなリニューアルだとはいえるだろう。

●新型Razer DeathAdderの主なスペック

• 基本仕様：赤外線センサー搭載ワイヤードタイプ
• ボタン数：5
• イメージ処理能力：未公開
• トラッキング速度：60〜120IPS
• フレームレート：未公開
• 最大加速度：15G
• トラッキング解像度：3500dpi
• レポートレート（ポーリングレート）：最大1000Hz
• リフトオフディスタンス：未公開
• スリープモード：無効（※Always-On）
• マクロ登録機能：あり
• オンボードフラッシュメモリ：未公開
• 本体サイズ：70（W）×128（D）×42.5（H）mm
• 重量：未公開
• マウスソール：テフロン
• ケーブル長：7フィート（約2.13m）
• 接続インタフェース：USB（16bitデータフォーマット）
• 対応OS：Windows XP/Vista/Mac OS X（v10.4以降），インターネット接続必須
• 直販価格：59.99ドル