OCZ，ユニークな形状のレーザーセンサー搭載ゲーマー向けマウスを発表

　OCZ Technology Group（以下，OCZ）は，米国時間2009年3月23日にゲーマー向けワイヤードマウス「OCZ Behemoth Laser Gaming Mouse」（以下，OCZ Behemoth）および「OCZ Eclipse Laser Gaming Mouse」（以下，OCZ Eclipse）を発表した。日本国内での展開は未定となっている。

OCZ Behemoth

OCZ Eclipse

OCZ Behemothは右サイドが奥（＝写真上）に向かって張り出した，ユニークなデザインを採用。OCZ Eclipseの外観は，ぱっと見たところ細身なイメージ

　両製品は，いずれもレーザーセンサーを搭載する製品で，両製品ともトラッキングスピードは60ips，最大加速度50G。トラッキング解像度は，OCZ Behemothが800〜3200dpiで，OCZ Eclipseが400〜2400dpiとなっている。前者は，「Turbo Mode」だと最高4000dpiをサポートするとあるので，ソフトウェア補間モードも備えている可能性がありそうだ。
　本体サイズはOCZ Behemothが71（W）×118（D）×44（H）mm ，OCZ Eclipseが70.64（W）×122.43（D）×43.79（H）mm で，OCZ Behemothは相当大きい。右手の親指と薬指，小指でがっちりとホールドするのが想定されている印象である。一方のOCZ Eclipseは，どちらかというと，オーソドックスでクセの少ない右手用マウス，といったところか。

OCZ Eclipseは，マウスの天板を外すと，ウェイトを調整できるようになる。一方のOCZ Behemothは，CeBIT 2009のレポート記事でお伝えしているとおり，底面から行う仕様だ

　フラッシュメモリを内蔵し，キーバインドやマクロの設定をマウス側に保持する機能や，ウェイトによって重量を調節できるといった，ゲーマー向けマウスでよくサポートされる機能は，両製品ともサポートしている。

　形状的に使い勝手が気になるのは，OCZ Behemothのほうだろうか。正式に国内流通するかどうかも現時点では分からないが，なんだかんだでOCZのゲーマー向けマウス第1弾「OCZ Equalizer」は国内でも購入できたりするので，今後の動向に注目していきたい。


●OCZ Behemoth Laser Gaming Mouseの主なスペック

• 基本仕様：レーザーセンサー搭載ワイヤードタイプ
• ボタン：左右メイン，左サイド×1，センタークリックボタン機能付きスクロールホイール，解像度設定変更専用ボタン×1，プロファイル切り替えボタン×1
• トラッキング解像度：800〜3200dpi（4段階切り替え）
• フレームレート：未公開
• トラッキングスピード：60ips
• 最大加速度：50G
• リフトオフディスタンス：未公開
• USB接続インタフェース：USB 1.1 FullSpeed
• マクロ登録機能：対応
• 内蔵フラッシュメモリ：対応（容量不明）
• ケーブル長：未公開
• 本体サイズ：71（W）×118（D）×44（H）mm
• 重量：136〜159g （付属のウェイト使用時）
• マウスソール：未公開
• 対応OS：Windows XP/Vista
• 価格：未定
• 発売予定時期：未定

●OCZ Eclipse Laser Gaming Mouseの主なスペック

• 基本仕様：レーザーセンサー搭載ワイヤードタイプ
• ボタン：左右メイン，左サイド×1，センタークリックボタン機能付きスクロールホイール，解像度設定変更専用ボタン×2，プロファイル切り替えボタン×1
• トラッキング解像度：400〜2400dpi（4段階切り替え）
• フレームレート：未公開
• トラッキングスピード：60ips
• 最大加速度：50G
• リフトオフディスタンス：未公開
• USB接続インタフェース：USB 1.1 FullSpeed
• マクロ登録機能：対応
• 内蔵フラッシュメモリ：対応（容量不明）
• ケーブル長：未公開
• 本体サイズ：70.64（W）×122.43（D）×43.79（H）mm
• 重量：119〜137g （付属のウェイト使用時）
• マウスソール：未公開
• 対応OS：Windows XP/Vista
• 価格：未定
• 発売予定時期：未定