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OCZ,ゲーマー向けマウス市場にも参入 第1弾はデュアルレーザー採用
その場で明らかになったのは,OCZによるゲーマー向けマウス市場参入だ。1日めのレポートで,OCZのロゴ入りマウスを簡単に紹介したのを覚えている人もいるだろうが,参入第1弾は“あの”マウスとなる。
まず決定的に異なるのが,EquyalizerではOCZが「Dual Laser」と呼ぶセンサーを搭載している点。アオ氏によると,接地面に対して斜めにレーザー照射するセンサーユニットを2個内蔵し,二つのレーザーがクロスするよう,センサーを配置しているという。データの読み取りを2か所で行い,両方の読み取り結果をもとに動きを検知することで,より正確なトラッキングが可能になるそうだ。
2系統のレーザーセンサーを搭載するというと,Logitech(ロジクール)の「V400 Laser Cordless Mouse for Notebooks」などが思い出されるが,A4Techのハードウェア技術を採用している以上,X-750Fが搭載するのと同等か,同じ製品ファミリーのセンサーを用いているのではかろうか。
また,ドライバおよびユーティリティは,OCZが用意する予定だ。もちろん,X-750Fで利用可能だった“3連射ボタン”「3XFire Button」はそのまま使える形で,より使いやすいソフトウェアを提供するという。Dual Laserとオリジナルドライバによって,レーザーセンサーの解像度は,X-750Fの最高2500dpi,6段階切り替えから,Equalizerでは800/1600/2400dpiの3段階切り替え式となる。ずいぶん趣が変わりそうだ。
アオ氏によれば,Equalizerは2007年1月上旬に開催される「2007 International CES」で正式発表され,その後1月中に発売される見込み。会場では,Dual Laserやドライバの詳細のほか,参入第2弾製品についても明らかになるとのことで,引き続き注目しておきたい。
なおDemo Showcaseに先立って行われたセッションでは,“本業”の新製品についても追加の説明がなされた。水冷&空冷両用の“PC2-9200”モジュール「OCZ DDR2 PC2-9200 FlexXLC Edition」の冷却構造や,世界最小を謳う小型サイズの1000W電源ユニット「OCZ ProXStream 1000W PowerSupply」,銀の棒入り水枕「Silver Array」(開発コードネーム),そして新製品となるメモリ冷却用ファン「OCZ XTC Memory Cooler」,オーバークロック専用冷却ユニット「OCZ Cryo-Z Phase Change Cooler」の概要が,以下のとおりスライドベースで語られている。
このほか,Demo Showcaseでは,ゲーマーと直接の関係はないものの,なかなかユニークな製品の展示も見られた。以下にまとめて紹介しよう。(佐々山薫郁)
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