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「Forza Horizon 5」に最適化した「Radeon Software Adrenalin 21.11.1」がリリース
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印刷2021/11/05 20:08

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「Forza Horizon 5」に最適化した「Radeon Software Adrenalin 21.11.1」がリリース

 北米時間2021年11月3日,AMDは,Radeon GPUおよびAPU向けのドライバソフト「Radeon Software Adrenalin 21.11.1」(以下,Adrenalin 21.11.1)をリリースした。
 本バージョンはWHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)未通過の「Optional」(随意選択)版で,11月9日発売予定であるMicrosoftの新作レースゲーム「Forza Horizon 5」への最適化や対応を行ったドライバだ。
 AMDによると,「Radeon RX 6800 XT」を搭載するPCで,Forza Horizon 5を4K解像度のグラフィックス品質「Extreme」設定でプレイした場合,2つ前のバージョンである「Adrenalin 21.10.2」と比較して最大23%も描画性能が向上するそうだ。同作をプレイする予定のRadeonユーザーはインストールしたほうがいいだろう。

 そのほかにもAdrenalin 21.11.1では,新作FPS「Call of Duty: Vanguard」に対応しているという。ただ,本作に対してはとくに性能向上などは謳われていない。

 AMDは,ゲーマーに対してOptional版ドライバの導入を推奨しているので,対象のGPUやAPUを使っているのであれば,Adrenalin 21.11.1を導入してみるといいだろう。

→AMDのドライバダウンロードページ
https://www.amd.com/ja/support
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
https://www.4gamer.net/games/999/G999902/FC20110422001/

 英文のリリースノートから,新機能を含めたポイントをまとめておこう。

### 以下,英文リリースノートまとめ ###

●Adrenalin 21.11.1の対応GPU
  • Radeon RX 6000シリーズ
  • Radeon RX 5000シリーズ
  • Radeon VII
  • Radeon RX Vegaシリーズ
  • Radeon RX 600・500・400シリーズ
  • Radeon Pro Duo
  • Radeon RX 6000Mシリーズ
  • Radeon RX 5000Mシリーズ
  • Radeon 600シリーズ(OEM向け)

●Adrenalin 21.11.1の対応APU
  • Ryzen 5000Gシリーズ,Ryzen PRO 5000シリーズ
  • Ryzen 4000Gシリーズ,Ryzen PRO 4000シリーズ
  • Ryzen 3000シリーズ,Ryzen PRO 3000シリーズ
  • Ryzen 2000シリーズ,Ryzen PRO 2000シリーズ
  • Athlon PRO 200GEシリーズ
  • Ryzen Mobile Processors with Radeon Vega Graphics
  • Athlon Mobile Processors with Radeon Vega Graphics
  • Ryzen PRO Mobile Processors with Radeon Vega Graphics
  • Athlon PRO Mobile Processors with Radeon Vega Graphics

●Adrenalin 21.11.1が統合するコンポーネント(※比較対象はAdrenalin 21.10.3)
  • Display Driver Version:21.30.33.01-211028a-373142E-RadeonSoftware(←21.30.31.01-211021a-372855E-RadeonSoftware)
  • Radeon Settings:2021.1028.0248.5041(←2021.1021.1449.26678)
  • 2D Driver:8.1.1.1634
  • Direct3D:9.14.10.01510
  • OpenGL:29.20.11000.14761
  • OpenCL:記載なし
  • Audio Driver:10.0.1.21
  • Vulkan Driver:2.0.198
  • Vulkan API:1.2.188

●Adrenalin 21.11.1おける最適化
  • 「Forza Horizon 5」への最適化

●Adrenalin 21.11.3における新要素
  • 「Call of Duty: Vanguard」に対応

●Adrenalin 21.11.1で解決した問題
  • Samsung Electronics製ディスプレイ「Odyssey G9 C49G95」を接続して解像度5120×1440ドット,リフレッシュレート240Hzに設定すると,異常な表示になることのあった問題
  • 「Call of Duty: Warzone」をプレイ中,ゲーム内のメニューでマウスポインタを動かすと視覚的なゴミ(アーティファクト)が表示されることのあった問題

●Adrenalin 21.10.3における既知の問題
  • 「Radeon RX 5500 XT」など一部のAMD製グラフィックス製品で「Marvel’s Guardians of the Galaxy」をプレイしたときに,ドライバのタイムアウトが発生することがある
  • 一部のRadeonユーザーで「Multimedia Athena Dumps」フォルダ(※詳細不明)によりディスクスペースが消費されることがある
  • 「Radeon RX 6800M」などAMD製のグラフィックス製品で「Call of Duty: Black Ops Cold War」をプレイすると,視覚的なゴミ(アーティファクト)が表示されることがある
  • 複数のディスプレイを拡張モードで接続して,「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」のロビー内にいるときにメニューを介してセカンダリディスプレイでRadeon Softwareを開こうとすると,Radeon Softwareの応答がなくなることがある。この問題は[Alt]+[R]キーを押すことで一時的に回避できる(※[Alt]+[R]はRadeon Overlayを呼び出すショートカットキーだ。つまり,ショートカットキーで開けばRadeon Softwareの応答が戻るということだと思われる)
  • 一部のゲームやPCで「Enhanced Sync」を有効にすると,画面が黒くなることがある。Enhanced Syncを無効にすれば,この問題を一時的に回避できる
  • Radeon Softwareの「Performance Metric」やログ機能が,異常に高いメモリクロックを断続的に報告することがある
  • 「AMD Link」のストリーミングにおいて,インターネットを介して接続したときにHEVCコーデックを使用すると,断続的に映像フレームが壊れることがある。この問題はAVCコーデックを用いることで回避できる
  • 関連タイトル:

    AMD Software

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