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印刷2010/06/10 00:00

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[COMPUTEX]これは日本向けかも。拡張性重視のミドルタワーPCケースをCorsairが公開

 Corsairは,COMPUTEX TAIPEI 2010の会場近くにあるホテル,Grand Hyatt Taipeiのスイートルームに特設プライベートブースを開設。そこで,拡張性重視のミドルタワーPCケース「Graphite Series 600T」のプロトタイプなど,日本市場への展開も見据えた新製品各種を展示していた。

Graphite Series 600T。拡張スロットは8本分を確保している。シンプルな“顔”は日本向けかも
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 Graphite 600Tは,第1弾製品「Obsidian Series 800D」で培った,ケーブル配線のしやすさやメンテナンス性の確保に関するノウハウを投入しつつ,「ミドルタワーの外観とフルタワーの拡張性の両立」を目指して開発されたという製品だ。
 拡張ドライブベイは5インチ×4と3.5/2.5インチ×6。3.5/2.5インチベイの一部を取り外し,通気性の向上を図ることも可能。同社マーケティング担当者の話では,3.5/2.5インチドライブベイを外した場合,15インチ(約381mm)長のグラフィックスカードを搭載できるだけのクリアランスを確保できるという。

マザーボードのベースマウント部には,多くのスルーホールが設けられ,ケーブルをすっきりと配線できる。3.5/2.5インチドライブベイは着脱可能
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 冷却ファンは,前面と天板に200mm角を1基ずつ,背面に120mm角を1基備えている。天板部は,200mm角ファン用を取り外すと,120mm角ファン×2を取り付け可能な液冷用ラジエターの内蔵スペースとして用いることもできる。

天板部の200mm角ファンは,液冷用ラジエターに換装も可能
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 サイドパネルは,ツールフリーで簡単に開閉可能。外装にABS樹脂を多用したこともあって,スチール製ケースながら比較的軽量に仕上がっているのも特徴だと,Corsairは紹介している。
 なお,今回公開されたエンジニアリングサンプルでは,前面にUSB×4,IEEE 1394×1,eSATA×1,サウンド入出力を引き出せるようになっていたが,製品版ではeSATAがUSB 3.0へ変更される予定とのこと。実際,PCケース上にはSuperSpeed USBのロゴが印刷されていた。

本体前面部の上端にファン回転数制御用の大きなボリュームスイッチが搭載され,外観上のアクセントになっている。eSATAポート部に「SS」の文字が躍る点にも注目。ケース前面の吸気スロット部に設けられたフィルタは,取り外して掃除可能だ
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 Graphite Series 600Tは,2010年第3四半期に市場投入される予定。ただし,価格などの詳細は未定となっている。


80 PLUS GOLD認証取得済みの電源ユニットや

サイドフロー型CPUクーラーも


 このほかCorsairは,80 PLUS Gold認証取得済み電源ユニットとして訴求される「AX Series」,8mm径ヒートパイプを採用したサイドフロー型CPUクーラー「Air Series」なども展示していたので,簡単に紹介しておきたい。

750Wモデル「AX Series AX750」。ATXメイン電源ケーブルも含め,すべてのケーブルがモジュラー化されている
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 87%以上の電源変換効率を実現すると謳われるAX Seriesは,シングル12V出力仕様の電源ユニット製品だ。電源回路にLLC共振コンバータを採用することで電圧変換の高効率化を実現しつつ,140mm角相当のデュアルボールベアリングファンの採用で静音性も向上させたという。
 搭載するコンデンサは日本メーカー製の105℃品。ケーブルはすべてモジュラー化されたフラットケーブルを採用するというのも特徴だ。

LLC共振コンバータを採用するAX Series AX1200の内部
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 ラインナップは,1200W,850W,750Wの3モデルで,フラグシップの「AX Series AX1200」は,本体の長さが200mmと,かなり大型の製品となる(※下位2モデルは160mm長)。12Vの最大出力は1200Wモデルが100.4A,850&750Wモデルが順に70A,62Aで,3.3Vと5Vは1200Wモデルが各30A(合計180Wまで),850&750Wモデルは共通して各25A(合計125Wまで)となっている。
 CorsairはAX Seriesを7月末に米国市場に投入する計画で,同市場では7年間の長期保証を提供する予定とのことだ。

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Air Series A70
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Direct Contact方式を採用するCPU接触部。Corsair製のオーバークロックメモリ「Dominator GT」と干渉しないよう,ファンやヒートシンク部分の位置が,CPU接触部から離されている
 続いてAir Seriesは,Corsairが「Direct Contact」方式と呼ぶ,ヒートパイプがCPUパッケージと接触する仕様のCPUクーラー製品となる。
 上位モデルの「Air Series A70」は,4本の8mm径ヒートパイプを備え,120mm角ファン2基を搭載したハイエンドモデル。本体サイズは124.6(W)×129.0(D)×159.5(H)mmで,自動制御されるファン回転数は,最大値を1600/2000rpmで切り替えられるようになっている。

 その下位モデルとして訴求される「Air Series A50」は,3本の8mm径ヒートパイプを搭載したクーラーで,こちらだと搭載するファンは120mm角モデル1基だ。両製品とも,LGA1366/1156/775およびAM3/AM2+/AM2プラットフォームをサポートする。
 Corsairによれば,両製品の販売は,6月下旬にも北米市場で始まる予定という。

Air Series A50。本製品もヒートパイプ径は8mmだ
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これは,メインメモリの利用状況や温度をLEDインジケータから確認できるメモリモジュール用クーラー「Airflow Pro」。最大6本のモジュールについて,利用状況をモニタリングできるという。日本市場への投入は未定
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