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GIGABYTE,グラフィックス&マザー事業を新会社「Gigabyte United」に移管すると発表
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印刷2006/11/08 16:51

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GIGABYTE,グラフィックス&マザー事業を新会社「Gigabyte United」に移管すると発表

 2006年11月7日,GIGABYTE TECHNOLOGY(以下,GIGABYTE)は,自社のマザーボード&グラフィックスカード部門を「Gigabyte United」という新会社に移行すると発表した。このGigabyte Unitedは,2006年8月9日の記事でお伝えした,GIGABYTEとASUSTeK Computer(以下,ASUSTeK)が設立した合弁会社で,2007年1月から事業が開始される見込みだ。

 新会社の発足は,その名称が10月末に提案され,11月7日にGIGABYTEの株主が承認したことを受けて正式に決定した。新会社の社長は,GIGABYTE社長のDandy Yeh(ダンディ・ヤー)氏が兼任することになり,資本金やASUSTeKとの持ち株比率に関して,8月9日の記事から変更はない。GIGABYTEからGigabyte Unitedに移行される事業は,既存資産やクライアント,OEM/ODMの受注,負債などを考慮すると40億8000万NTドル(約143億円)ほどの資産価値になると見られ,これはGIGABYTEの総資産の14.03%にあたる。
 Gigabyte Unitedの誕生により,GIGABYTE本体がどうなるかだが,マザーボード&グラフィックスカード以外,つまりサーバーやネットワークデバイスなどの製品は,これまでと同じくGIGABYTEが開発&製造を行うとのこと。これらのOEMやODMなどに関しても,従来どおりGIGABYTEが扱う予定になっている。

 なおGigabyte Unitedは,「GIGABYTE」というブランド名を使用するため,最初の3年間は営業利益の50%を,続く2年間は営業利益の33%をGIGABYTEに支払うことになる。6年め以降Gigabyte Unitedが「GIGABYTE」ブランドを継続利用するのか,またその利用料をいくら払うのかについては,現在のところまだ決まっていないようだ。
 この決定により,マザーボードやグラフィックスカードの開発&製造はGigabyte Unitedが行うものの,製品は従来どおり「GIGABYTE」ブランドの製品として発売される。そして日本ギガ・バイトによれば,日本国内では同社がGIGABYTE,およびGigabyte Unitedの製品を扱うことになる。これらを総合的に判断する限り,日本のエンドユーザーにとって,とりあえず向こう5年間はこれまでと何も変わることはないと見ていいだろう。(宮崎真一)
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